バラを初めて育てます。
ルシファー
【東海】
2009/04/24(金) 13:00:04
去年新居を購入して、今年は家の庭でガーデニングを張り切ってます。
バラを育てたいのですが、全くの初心者で、購入までたどり着けません。
初心者のクセに希望がたくさんあり、
・オベリスクに誘引して綺麗なバラタワーを作りたい。
・初心者なので出来れば病気に強い種類で。
・あまり日当たりのよい庭ではないので半日陰でも元気な子。
・いろいろネットでバラを見て、好きな感じとしては、ロイヤルサンセット、
ロココ、後、すごく気になったのが、ルシファーと言う紫色のバラです。
どんな種類がオベリスク誘引に向くのか??教えてください。
鉢植えでも地植えでもどちらでもOKです。
そらまめ
【関東】
2009/04/25(土) 12:35:20
バラ購入に関していろいろ迷っていらっしゃるようですが、
好きな3種があるようであればそれを購入するのも一つの手です。
気に入ったものはより愛情を持って育てられるからです。
オベリスク誘引をしたいのでしたらつるバラですが
ルシファーはつるではないですし、紫系のバラはまだまだ病気などに弱いと思われます。
野生に近いのは少々の日陰でも、病気にも強く、肥料も少なく、あまり手がかからないでしょう。
ロイヤルサンセット、ロココ、アンクルウォルター、アンジェラ、カクテル、アイスバーグ、グラハムトーマスなどは育てやすいです。
ただ今の時期、咲いている花をみて鉢を購入して植え替えをするより、冬に苗を買って植え付けたようが育てやすいでしょう。もちろん鉢のまま夏を過ごすのもいいですが、上記のバラは条件がそろえばすごい速さで大きくなります。そうすると冬の植え替えも大変になります。
花が咲いている時は妊婦さんのような時期だと思ってください。
その時に引っ越しに値する植え替えは大変です。
この夏にたくさんのバラ園に足を運んで本物を見て、そこの方に育てやすいかを聞いてみて、ゆっくり育ててみるのはいかがでしょう。植物に焦りは禁物です。
gardenfan
2009/04/25(土) 17:03:40
そらまめ様にはすいませんが、
>アンジェラ、カクテル、アイスバーグ
そんなに黒星病に強くありません。アンジェラ、アイスバーグはコルデスですが2つ星(最高は4星)かな。
コクテル(確かメイアン)もそんなに強くありません。
ラグナは4星で香りも素敵、シンデレラも病気に強いです。
朋
【東海】
2009/04/25(土) 21:00:58
コルデス社は自社の品種のアイスバーグやアンジェラを星2つの評価としているかもしれませんが、実際に栽培してアンジェラやアイスバーグの耐病性が特別低いとは私は思いません。
もちろん、病気に罹らないわけではありませんが、うどんこ病の被害も広がりにくい品種ですし、入手のし易さ、樹勢の強さ、花つきの良さ、アンジェラは四季咲き性で伸びすぎず冬に切り込んでも花が咲く、アイスバーグは棘が少なく柔軟で誘引しやすいなどの利点から考慮しても入門者向け品種として合格点だと思います。
ちなみにアイスバーグは四季咲きのブッシュタイプと一季咲きのクライミングがあるので注意。
カクテルは近年の温暖化で暖地ではやや難しくなってきている感じがしますが、寒冷地でも枯れこまずに冬まで咲き続ける点で評価されています。
ちなみにオベリスクだと特別伸びすぎない半つる性の品種の方が向くかと思います。2〜3m程度の品種が良いのではないでしょうか。
また、無理に曲げなくても良いので、ピエールドロンサールのように比較的枝の誘引しにくい品種でも大丈夫だと思います。
ルシファー
2009/04/27(月) 12:46:55
そらまめ様
やっぱり焦らない方がいいですよね(汗)いろんなHPを見ていても、すでに春の苗は販売終了しているところが多いし、本を読んでもちょっと遅いかな・・・と思ってました。品種のアドバイスありがとうございます!私の気に入ったロイヤルサンセットやロココもオベリスクで育てられるのなら挑戦しようかな☆
gardenfan様
ラグナ、シンデレラ、どんな雰囲気か分からなかったので早速ネットで調べてみました!すごく素敵ですね☆選択肢が増えて迷ってきました(笑)
今シーズンはバラ園に行ってみて実物チェック頑張ります!ありがとうございます!
朋様
2〜3メートルくらい・・・。いろいろ読んでいると、『つる性は大きくなるのでアーチ向け、シュラブ系がいい』みたいな書き方をしてありましたが、半つる性=シュラブ系なのですか??
n'Guin
2009/04/28(火) 04:26:37
ルシファーさま
はじめまして。
とりあえず、ネットではなく、地元の専門店にご相談なされることをおすすめします。
その土地の気候条件によって、大きくなり具合や咲き具合が
異なったり、かかりやすい病気が異なったりします。
加えて、ご希望の条件がさまざまなので、やってみてわかることも
多いように思います。 地植えも鉢植えもどっちも大丈夫
とのことで、うまくいかなかったら移植して、他の場所に
使うことも可能でしょう。
オベリスク誘引にしても、やろうと思えば、それなりに仕立て上げる
ことは可能ですが、オベリスクをどの程度の大きさまで考えて
いらっしゃるかでも、答えが違ってくると思います。
2m超のオベリスクともなれば、固定するのも、一仕事です。
セメントでしっかり固定しないと、台風の時にバラごと
へし折られるかもしれません。
我が家は東北なので、そこまでする必要がない(台風が来ても
南国ほどではない)といった情報は、地元のお店なら知っています。
折衷案としては、とりあえず、好きな品種を、鉢植えで購入して、どこに植えるか考えるのも楽しいと思います。
gardenfan
【近畿】
2009/04/28(火) 21:49:52
ルシファー様
シンデレラは去年から京成さん(コルデス日本代理店)が発売開始されました。丸い照り葉が可愛いです。
ラグナは何故かまだ発売されませんが、照り葉で強香なので私はお勧めバラとしています。知人にはまとめてコルデスに発注して配布しています。
バラの耐病性については色々と議論があると思います。しかしコルデスの星表示で、アイスバーグは黒星1うどんこ2と評価は低いです。しかし自社の作出品種で世界に認められたバラをこれだけ低評価していることからもコルデスの星評価には信頼しています。
毎週薬剤散布出来ればどんなバラも問題ありません。でもそんなことはコンテストに参加するとかの目標がなければ無理ですよね。私は出来れば2週間欲張れば4週間に1回の散布で乗り越えられるバラがあれば、その品種を紹介するようにしています。
その意味からはコクテルやアイスバーグは候補外となります。
これからもどんどん病気に強いバラが出てきます。今年購入した中ではデルバールのエモーションブルー(バガテル金賞)やラ・ローズ・ド・モリナールなんかも照り葉が凄くて病気に強いと思います。そういったバラやラグナやシンデレラは今年はまだ消毒していません。
日陰とのことですが、ツルならボビージェームス(黒星4うどんこ3)は1季咲きですが香りは良いですし、ニュードーン(黒星3うどんこ2)も大きくなりますが放任しておいてOKです。
繰り返しますがバラの耐病性についての認知はその人の薬剤散布技術と頻度に大きく依存します。それを前提としての耐病性を書いてしまうとそれが出来ない人にとっては全く使えない情報になります。
そういう意味ではコルデスの星情報は貴重かなと思っています。
またバラのコンクールの実績も参考になります。病気に弱いバラはコンクール参加の2-3年の生育状態で病気にかかれば引っこ抜かれてアウトですのでそういう意味では、EU圏のバラコンクール入賞品種を選ぶことも良いと思います。
RED
[URL:http://members.jcom.home.ne.jp/takanuma/index.htm]
2009/04/28(火) 22:48:06
えーと、参考になるかわかりませんが。
わたしもオベリスクにバラをと考え、昨年色々調べたのですが、比較的長く伸びないらしいスーパーエクセルサを選んでみました。
ランブラーなので自在に巻けます。一輪を愛でるよなうな花ではありませんので、好みに合うかどうかわかりませんが。
頑丈で、耐病性は極めつきです。黒星もうどん粉も寄せ付けませんでした(ご近所の家に植わっている黒星重症患者が比較的近くにあったにもかかわらず)。
欠点は、強すぎること、かも。いや樹勢が。昨年小さな新苗を買ったのに、今年はもう手に負えないほど茂りまくりです。太いシュートが六本も伸びてきて、細めのものを切ったのですが、それでも恐ろしいほどに。
これについては、どうしたものかと。
アイスバーグはピンクを持っていますが、うちで黒星が制圧できなかったのはこれだけです。とにかく黒星に弱い、シャレになりません。
地植えはムリと判断して、冬に掘り上げ、鉢植えにして石灰硫黄合剤を塗っておきました。
雨の当たりにくい場所に置いたので、今年は問題無さそうですが。
伸びは良いのですけどね。
R・ひろき
【関東】
2009/04/29(水) 08:57:14
こんにちは。
オベリスクに合うのは、普通のつるばら(クライマー)やシュラブより、ランブラーと書いたタイプだと思います。
ただこのランブラー、くねくねと10メートル、常に巻く作業に追われるということもあります。
ランブラーですと、なにも気にしないでぐるぐる巻いてもすべてに花がつくことが多いです。
エアシャースプレンデンス、ルガなどを鉢植えにしていますが、枝をあげようが下げようが、ぐるぐるにしようが、全部花がつきます。ふつうのつるバラですと、一度あげた枝を下げると一番高いところにしかつかないので神経を使いますが、ランブラーのなかのいくつかは便利です。
うちにもブッシュタイプのアイスバーグがありました。
庭のなかでは弱い方でした。
ただどうにもならないというほどでもなかったのですが、一点我慢できない点がありました。
灰色かび病がひどく、アイスバーグのおかげで農薬散布回数が増えるのです。灰色かび病はうどんこ病なみに耐性がつきやすいですから、できれば農薬は撒きたくなかったのですが、これがあると赤い水玉の花の山になり、巣になってしまって困っていました。白い花でも強いものはあるのですが、こればかりはだめでした。
ところで、アイスバーグ個体差説というのがあります。
香が強いアイスバーグがあるとのことです。うちのは無香でした。
個体によっては非常に香るとのことです。
1958年生まれのアイスバーグに何が起きているかというのを考えると興味深いと思います。
静岡大学のバラの先生の本に、バラは放っておいてもしばしば枝変わりが起きるとのこと、枝変わりは花色や花形で起きるだけでなく、木の勢いなど他の部分にも起きるものであるから、常に優良な群れを選抜しなければならないという主旨のことが書いてありました。(バラの生産技術と流通 大川清 1999年 養賢堂 9ページ)
切り花のほうでは気をつけているかもしれませんが、園芸用の苗木生産、とくに新苗でそれほど厳密に選抜しているとは思えません。1〜4月のたった三か月で、花ならともかく耐病性の枝変わりを選抜しろというのはもともと無理な話ですし。
交配されて50年、香らないアイスバーグ、逆にコルデスの手元にあるより強くて日本の風土にあったアイスバーグ、灰色かび病に弱いアイスバーグ、黒点病にとくに弱いアイスバーグなどが生まれているのかもしれません。、
人によってアイスバーグは強い、弱いという論争が出てくるのはこんなことが原因かもしれません。
香って強く、枝がしなやかで(これはもともと)オベリスクに合うアイスバーグの個体が見つかれば一番だと思います。
私もまたアイスバーグを植えてみようかなという気になっております。(とりあえずバーガンディを)
ルシファー
2009/04/30(木) 09:46:21
n'Guin様
強風で倒れる・・・それは確かにそうですよね。我が家は東海地方(三重)なので確かに台風も年に1回くらいは直撃したりもします。それも考えないとダメですね。サイズとしては、私の身長も考えて180センチくらいのオベリスクにしようと思っています。アドバイス参考にして、このGWに近くのバラ園を見に行きます!ありがとうございました。
gardenfan様
初心者の私にはとっても分かりやすい説明、ありがとうございます。
本を読んでいても、『薬剤散布』のごっつい噴霧器とかが書いてありますが、毎週散布などはやはり難しいと思います。頑張って月に一度くらいになってしまうと思うので、とても分かりやすい説明でした。本当にありがとうございます。今回紹介していただいた品種もチェックします。ありがとうございます☆
RED様
オベリスクでバラを育ててみえるんですね!スーパーエクセルサもどんなバラか分からないのでさっそくチェックしてみます。
『超』強いですね。初心者の私には向いてるかも・・・。
ひろき様
ランブラーと言うのは初めて聞きました。でもひろき様の解説を聞いてると、初心者の私にはとってもいいタイプだと思います☆さっそく紹介していただいた品種もチェックします。
アイスバーグ、とっても綺麗で候補1にしようと思っていましたが、皆さんの話を聞いていると個体差が激しいようで、香りのないものもあると言うことで今回は見送りにしようかな・・・と思っています。いくつか育てて自信がついてから挑戦にします。
皆様
このGWにバラ園をいろいろ見て、育てる品種が決定したらココでご報告します。本当にいろいろとご親切にアドバイスありがとうございます!
「バラを育てるにあたってこんなことも気をつけたほうがいいよー」と言うワンポイントアドバイスがあればぜひカキコお願いします☆
gardenfan
【近畿】
2009/05/02(土) 21:10:42
RED様
スーパー・エクセルサのご紹介ありがとうございました。
ランブラーでは一押しかなと思います。
因みにコルデスでは黒星4うどんこ3 香0トホホ
病気では最強ですが、香りが無いのが...
でも1株だけでも庭にあると凄いでしょうね。
ルシファー様
ROSANNAロザンナなんかも良いですよ星4/4/1で大きな花が咲いてくれます。照り葉が凄いので観葉にもなります。
ジャスナもロンサールのピンク版みたいで星3/3/2です。
アロハも星4/3/2で大きな花になります。
こういう病気に強い品種がどんどん出ていますのでそういう品種の選択をお勧めします。
デルバールのナエマも大きくなりますが、強剪定で鉢植えでも大きな強香の綺麗な花を咲かせてくれます。
何故このように耐病性に拘るのかというと、私自身がタグに「強健」と書かれていたバラを購入したのですが、うどんこ病に苦しめられて自分の下手さに呆れてバラ栽培を辞めようと思ったことがあったのです。その時に近くでバラをされている人に教えられました。「強健」と書かれていたバラが実は病気に弱いのだと。そういう業者のバラはそれ以来購入していませんが、同じ体験をして欲しくないのです。
そういう意味では月1回の薬剤散布でなんとか乗り切れるようなバラをお勧めするのが私の信条です。
ルシファー
【東海】
2009/05/07(木) 12:39:08
[[解決]]
アドバイスを下さった皆様。
GWに近隣のバラ園をめぐり、悩みまくった末2品種購入してきました。
gardenfan様のご紹介くださったナエマと、最初からほしかったロイヤルサンセットにしました。バラ園の方いわく、ロイヤルサンセットも初心者向けで強いから大丈夫です、と励まされたので・・・。
とにかく、初めてのバラたちを病気にしないように、一生懸命育てます。
庭に植えたのですが、植えた翌日と今日、2日続けて大雨です。
過湿はNGとどの本にも書いてあるのに・・・(涙)
また悩み事が出てきたらコチラで質問させて頂きます☆
たくさんのアドバイスありがとうございました!
園芸相談掲示板@園芸相談センター