クリスマスローズの葉がだらんとしてます。
いちご
2009/04/20(月) 17:18:19
鉢植えのクリスマスローズの大きな新葉が一枚、だらんと下に垂れてしまっています。2鉢がこの状態です。
実は、去年購入した別の鉢のニゲルの葉がしおれて、結局すべての葉が根元から腐ったようになって枯れてしまったのです。
根ぐされかと思ってそのままにしていたんですが、あわてて調べてみたら、立ち枯れ病、軟腐病どちらかのような気がします。
2つの鉢も同じ運命になってしまうのなら早めに対処したいので、今後どうすればよいかぜひ教えてください。
リトっぷ
【九州】
2009/04/20(月) 18:09:54
こんばんは,
鉢の土の表面に開花跡のオシベや花弁が散らばっていませんか?
少し注意して見ていただけますか?
よろしくお願いします。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2009/04/20(月) 22:25:50
もしかしたら、夏熱くなる地域にお住まいになっていて置き場所(又はマンションなどの建物の構造)に問題があることはないでしょうか?
特にマンションのベランダ(バルコニー)などだと今時期だとかなり高温になった床に直接置くことで鉢や土が熱を持ち、クリスマスローズでは、それがきっかけで萎れたり徐々に体調を崩す様な事もありますが・・・
クリスマスローズは北方系の植物ですので暑さが苦手で自生地では春の開花時には日が当たり、その後は徐々に日陰になる広葉樹の森林の様な環境で生えています。そのため直射日光に長い時間晒されたり気温が高くなる地域や場所は苦手で、蒸れたり土が煮えたりすると根が傷んで簡単に弱ってしまいます
もし、原因になる環境にあるのなら花後は日陰に置いたり、ベランダに置くときには物理的に鉢を床から浮かす(鉢を棚に載せたり花台にのせ熱が直接鉢に伝わらないようにする、日陰がなければ遮光シートで日差しを遮るなど対策なさってみて下さいね
いちご
2009/04/21(火) 01:50:49
・リトっぷ さん ばんざいうさぎさん 返信ありがとうございます。
2鉢とも、ミズゴケ、ココファイバー?でマルチングしており、落ちためしべの掃除はしていない状態です・・
住まいは奈良の4階のベランダです。
風通しはよく、2鉢とも、ワイヤーの鉢置きで空中で管理しています。
去年の夏枯らした一鉢は、おっしゃるとおり夏の蒸れが原因っぽかったので、以後は、東の朝よく陽が当たる場所で管理しています。
先日枯れたニゲルも同じように空中で管理していたのに枯れてしまったので、まだそんなに気温は上がっていないのに変だなと思っていたのですが・・
リトっぷ
【九州】
2009/04/21(火) 02:28:45
こんばんは,もうそろそろ気温が高くなるので蒸れも考えられますが気難しい品種以外のオリエンタルハイブリッドなどは真夏でも成長する強健種なので…
おそらく落ちた花弁やシベなどに灰色かび病が繁殖したのかもしれません。
最近のログにありますので全てが一致するとは限りませんがご覧下さい。
立ち枯れ病は肥料過多や過湿などで抵抗力が弱った時に出易いです。幼苗などがかかると苗立ち枯れ病などと呼びますが抵抗力が無いので種蒔きは専用の土などを使います。
また軟腐病は傷口などが乾かずに長時間曝されるとなりやすいです。例えば、花茎を切った後に雨が降り込んだとかです。
http://mobile.engeisoudan.com/lngmc.cgi?print+200904/09040006.txt
リトっぷ
【九州】
2009/04/21(火) 02:34:50
追記です
せっかく風通しの良い環境で栽培されているのに有機物でマルチングをされると鉢内から蒸発しようとするのを抑制しますので余計に蒸れてしまうか
雑菌の温床にならないでしょうか?
#私はマルチは経験がありませんので私見ですが…経験者のレスもお待ち下さい。
せん
2009/04/21(火) 10:37:48
まず、葉が垂れ下がる場合は、健康な株でも起こります。
去年の夏に腐ってしまったものとは、分けて考えてみてください。
現状は、垂れ下がっただけで、腐ってはいないですよね?
一つ目は、太陽が多くあたると、葉が地面際まで落ちて(株が開くという表現が近いかも)来ることがあります。主に、去年の秋頃から出た堅い葉が起こりやすいです。原因は良く分かりませんが、自分的には、来年の蕾を育てるために、株が開いて光が中心に当たりやすくしているのではないか、と思っています(想像です!)。このような、堅く健康な葉が太陽に当り開くことは普通だとお考えください。
ただし、クリスマスローズは本来、落葉樹の下など、真夏は日が当たらない場所で育っています。なので、栽培方法もそれに近づけますので、東向きだからといって安心せずに、必ず遮光をしてあげてください。我が家なんかは6月から9月はほぼ日陰に置いちゃってます。
次に、出たばかりの新芽(まだ柔らかい)が垂れることがあります。これはまだ水分を多く含んでいてフニャフニャのため、前日が曇りで今日快晴になったなど天候の変化でもクタッとなることがあります。実際には水分は足りている場合でも起こります。日差しと温度に関係しそうです。6月頃までは土が湿っているようならば、多少の新芽のうなだれはほっておいても午後から日陰になる場所であれば、元に戻ります。
最後に水遣りですが、今の時期はクリスマスローズはもう来年の準備をしている頃で普段より水を欲しがる傾向があります。ただし、ミズゴケなどで表面が湿っているのに鉢の中心部が水切れになっているなど不健全な鉢環境になることがありますので、土が乾いたらタップリの水をやるよう心がけてあげてください。水切れで葉がクッタリしてしまうことがあるので、特にこの時期のクリスマスローズの水遣りは難しいな、と私も思うことが多々あります。また、水が足りないからといって、ビシャビシャというのもダメですので注意して下さい。鉢が小さすぎるよりは、ある程度余裕のある大きさの鉢の方が管理しやすい植物です。
東京でも普通に育てることが可能な植物ですが、周りでは失敗する人が多いです。ほんの少しの気遣いが必要な植物だとは思いますが、慣れれば簡単ですのでがんばってください。
ミイコ
【近畿】
2009/04/21(火) 18:13:04
今日は、私も以前は姉に何度株を分けてもらったことか…
実は、夏に向けて余り日の当たらない所へ置いていたのですが、他の植木(鉢物)と一緒に水をやっていました。
気温の暑いところ水で蒸れたのだと思います。
株は、だんだん小さくなり、消えてしまいました。
姉のところは、毎年綺麗な花が咲き、花が終わると種が出来下に落ちて新しい株がたくさん出来ます。
世話は、ほとんどしていない。とのこと???
詳しく聞くと、花が終わると、しばらくそのままにして置くそうです。
暑くなってきたら、北の余り日の当たらないところに置いておくそうです。鉢の土の表面が乾いてきたら水をやるそうです。
冬は、そのまま何もせず置いておく。といってます。
ちなみに私は、近畿です。
今年はこのやり方で、綺麗な花がたくさん咲きました。素人で余り参考にならないかもしれませんが、一度試してみてください。
レグルス
2009/04/21(火) 18:43:46
クリローを鉢で50以上、地植えで30以上育てています。
まずは、リトっぷさんが仰るように株元を見て下さい。
マルチングは今の季節には不要です、全部取り除いて見て下さい。
もし、黒く痛んだようになってそこから倒れているようなら、灰色カビ病でしょう。
逆に何でもないとすると根腐れかも知れません。
灰色カビ病の場合は、かなりの気合いが必要です。
まず、株元が腐ってる茎を全て取り払います。
表土は可能な限り(1cm以上)捨てて下さい。
そして、そのまま殺菌剤を株全体にたっぷと、鉢底から流れ出るまでかけます。
その後は、水やり、雨を避け風通しの良い所でひたすら乾燥。
といっても乾涸らびて枯らしても意味がありませんので、完全に乾きそうでしたら、鉢を桶やバケツに浸けてやって下さい。
但し!表土まで水が上がって来ないように。
私は最初の3日間は、毎朝殺菌剤を流し、その後はひたすら乾燥させて治しています。
灰色カビ病の原因は、カビですから、鉢の表面に落ちた雄しべや花弁は速やかに取り除く事、風通しの良い場所で管理すると共に、過湿にしないことが防ぐ方法です。
また、クリローにはマルチングは不要だと思います。
根腐れであれば、これはもう植え替えるしかありません。
そっと鉢から抜いてみて、根が黒くなっているようであれば、植え替える際に黒い部分を全て取り払います。
いちご
【九州】
2009/04/22(水) 14:33:52
皆さん、返信ありがとうございます。
リトっぷさん、過去ログみさせていただきました。
「クリスマスローズ」で検索したんですが、いい記事が見つけらなかったのです。参考にさせていただきます。
枯れたニゲルは確かに何かの病気だったと思うのですが、他の方たちのご意見を読んで、今回のものは葉の付け根は痛んでいないので、単なる水不足かとも思いました。
それより、赤玉や鹿沼というのシンプルな土の配合が気になりました。
実は2鉢とも2,3年植替えをしていません。
1つは2株を1つの鉢に植えており、土はカチカチです。水をやるとやけに早く鉢穴からでてきてしまいます。開花は今年3年目で、毎年少しずつ多く咲くようになりました。
もう1つはお恥ずかしいんですが、当初大鉢にユーカリなどと寄せ植えをしていて、現在はクリスマスローズとアイビーだけが生き残っている状態です。
水をやると、水がめちゃくちゃ鉢穴からでるのが遅いんです。
土はクンタンなどもいれていますが黒くてべチャットした感じ。
このクリスマスローズは、2年間は葉っぱが一枚だけの状態で、死んでる・・?と思っていたんですが、去年ユーカリがお亡くなりになったからか、今年とつぜん大きな葉っぱが出てきて、はじめてりっぱな花が咲いたのです。
見たのバランスも悪く、狭いベランダで管理もしにくいので、秋までがんばってもらおうと思っていたのですが、赤玉土などを入れた水はけのよい土に、根をくずさずに植え替えをしようかと思っています。
少し弱っているけど大丈夫ですかね。
せんさん、確かに最近、水遣りをわざと少なめにしていた傾向がありました。ミズゴケがしめっているので安心していたかも。多めに水をやってみます。
ミイコさん、何もしないというのもいいのかもしれませんね。うちのお花も毎年増えています。来年もお互いたくさんお花を咲かせたいですね。
レグルスさん、葉の付け根は特に痛んではいないんです。葉の根元から腐ったように枯れたニゲルとは違い、ただダランとしています。
もしかしたら根ぐされなんでしょうか。上記のとおり土がかなり悪そうなので、この機会に植え替えてみようかと思います。
いちご
【近畿】
2009/04/22(水) 14:36:11
すみません、居住地は近畿です。
せん
2009/04/22(水) 18:10:21
あー、やっぱり環境が厳しかったのでしょうね。鉢の大きさが書いてないので、2〜3年植え替えていない状況が厳しかったかどうかの判断が出来ないのですが、概ね7〜8号に1株であれば、2年〜3年は植え替えなくても生きている状態は保てます(あまりオススメしませんが…)。
寄せ植えというのも、私もクリスマスローズでした事がありますが、最初の1年(開花予定株)を9月に寄せ植えしたとしても、できれば後にばらして管理した方が株がスクスク育ちます。10号ぐらいで1株の大鉢になれば、たった1株でも見事な鉢になりますので、しばらく慣れるまで単体での管理に切り替えた方がよいでしょう。
あと、邪道といわれればそれまでですが、私の母はここまでクリスマスローズがブームになる前から手探りで育てていますが、植替えは春と決めています。栽培本には必ず秋とされていますが(秋に植え替えるとしているには理由がありますので、ご興味があったら本などで確認してみてください)、私なら現状のかなり厳しい環境よりは今の時期に植え替得てしまう方法をとります。実際、寄せ植えにしてあったものを、春にばらして単体で植え付け、その年のシーズンもちゃんと開花させましたので、植え替えても問題はありません(栽培中にあまり想定外のことをしなければ…)。
植替え方法は、寄せ植えになっているものはそれぞれ分けて鉢に植えつけます。古く腐った根があれば切ってもかまいません。簡単に落ちる土や表面の堅く黒くなったところをほぐし、培養土やクリスマスローズの土など手に入りやすい土に植えつけます。浅い丸い鉢は不向きです。少し高さのある鉢(菊鉢のようなもの)に植えつけます。鉢の大きさは株によります。植え付け後1週間は日陰に置いて、その後6月に入るまでは良く日に当てます(ここで調子が悪いと判断したら、迷わず半日陰に移してください)。6月に入り、日差しが強くなったら木陰や半日陰、日陰どこでも遮光できる場所へ移します。マルチングや肥料は今年は我慢してやらないでください。植えかえ後、新しい成長が見られてきた場合のみ、肥料を少しあげてもかまいません(6月〜9月は肥料は一切いりません)。
乾いたら水やりという管理を続ければ、今年の冬も開花が望めるかと思います。
レグルス
2009/04/22(水) 18:59:25
植物は、自分の置かれている環境に、多少は合わせる能力があります。
文章だけではなかなか状況が分かりませんが、購入して2−3年ということは、いちごさんの家に来て夏も2−3度経験してる事を考えれば、今の時期で暑さにやられているとは考えにくいです。
用土の状況は、あまり良くないようですね。
植え替えの適期ではありませんが、根腐れや用土の不適が原因で枯らす位なら植え替えた方が良いでしょう。
根腐れが無いようなら、根鉢を崩さず一回り大きな鉢に植え替えます。
寄せ植えされていた方は・・・難しいでしょうが、適当な大きさで掘り出すしかないでしょう。
さて、用土ですが、一般的な配合はHPや本にもあります。
問題は必ずしもそれがベストではないということ。
育てる地域によって、気温も降水量も違います。
育てる人によって、水やりの頻度、量も違います。
ベストはこうです!みたいな情報は色々ありますが、私などは数も多いし季節ごとに移動する場所もありません。
絶対にダメと言われている事からしないようにして、後は自分の育て方に合うように試行錯誤です。
ちなみに私の環境は、真南に向いたベランダが置き場です。
遮光はしてません。
多少の葉焼けはしますが、鑑賞に堪えないほどではありません。
梅雨までに肥料が切れる施肥を秋に施し、夏場はどんなに乾いて葉が垂れても夕方〜夜間にしか水は与えません(早朝も不可)
これで夏場、枯死も根腐れも1鉢もありません。
用土は、赤玉に小粒軽石を10〜20%、根腐れ防止剤ミリオンAを適量で植えています。
水やりすると、あっという間に余分な水が排水されますが、逆にいつまでも表土の表面に水が溜まっているのは、排水性が悪すぎると思います。
レグルス
2009/04/22(水) 19:02:29
書き忘れましたが、植え替え後は必ず風通しの良い日陰に置いてあげて下さいね。
いちご
2009/04/24(金) 00:59:18
[[解決]]
せんさん、レグルスさん、貴重な体験談をありがとうございます。
今はせんさんのお母様の時代と違って、こちらで親切に教えてもらえるように、いろんな情報が手に入ります。
でも、レグルスさんのおっしゃるとおり、私のベランダでのベストな方法は、自分で見つけるしかないんですよね。
植替えは難しそうと思って、今まで伸ばし伸ばしにしてきました。
でもこの冬に、もっと限界だった秋の葉っぱが一枚もでなかった鉢を思い切ってやったら、急に花茎がでてきて今年も花が咲きました(花色はくすんで悪かったのですが、肥料不足だったんでしょうかね)。
その時、はじめて生きている根を見て、根の状態や、土が大切なんだと感じた初心者です。
夏の留守に水漬けにしたり、肥料をサボったり、過酷な状態でいろんな植物たちが入れ替わっていく中4年がたちましたが、オリエンタリスだけはがんばって生き残ってくれています。
皆さんのご意見を参考にさせていただいて、問題の鉢たちも近日中にがんばって植え替えてみます。
色々丁寧に教えていただいて、ありがとうございました。
園芸相談掲示板@園芸相談センター