スイセンが咲き終わってから・・・

[園芸相談センター]の過去ログです

すかいらーく 2009/04/01(水) 15:25:01
教えてください。

プランターで育てているスイセンが咲き終わってから球根をどのようにしておけばよろしいでしょうか?
昨年、植えっぱなしでいいのかと、プランターにそのままにしておいたら根を詰めてしまいました。

宜しくお願いします。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2009/04/01(水) 21:09:02
葉が枯れるまでは葉を大事に残して、より光合成ができるようにしてあげ、カリ分多めの肥料を液肥などで与えてあげてください

葉が枯れたら掘り上げて植え付け時期まで日陰で保存するのが望ましいのですがプランターなら2年は植えっぱなしでも良いでしょう。秋にプランターに新しい培養土を足しておくくらいで肥料は別段要りません
掘り上げた時にはくっついている球根同士は離せるなら離して、離れないならそのまま保存し、秋の植え付け時期には株間を開けて植えてあげてください。球根が充分育っていないものだと花が咲かないものもあります
植えるプランターはなるべく深さのある大きなもので培養土をたっぷり入れ、隣とは球根二つ分くらいからそれ以上離して植えつけてあげてください

球根の数に対して小さいプランターだったり、植えっぱなしで2年以上置いてしまうと球根が分球すると球根が育つスペースがなくなり花が咲かなくなります。どうしても小さいプランターに植えるのなら数を減らすか、毎年掘り上げて次はプランター二つに分けるなど、球根が育つときに込み合わないよう気を付けてあげてくださいね

すかいらーく 2009/04/03(金) 17:40:46
ばんざいうさぎ さん
こんにちは。大変詳しくありがとうございます。よくイメージできました。
堀り上げた場合は、ネットか何かに入れてつるしておくなどすればいいでしょうか?
保存場所やよい方法がありましたら、併せて仇バイス頂けますとうれしいです(^^)

ばんざいうさぎ 【北海道】 2009/04/03(金) 19:02:57
少しでもお役にたてて嬉しいです

ただ、球根の保存法に関しては私はほとんど知りません
それというのも北海道の私の住む所では春咲き球根類は掘り上げて保存しなくても何も問題なく育つために、球根を掘ったらすぐに植えつけてしまうんです(春咲き球根類は北方系原産のものが多いため)。うちにあるほとんどが当地で昔から見かけるか、大昔導入されて野生化している従来種のスイセンで性質がとても丈夫なためにすぐに植えつけても枯れる事はほとんどありません。昔家の建っていた土地に残っていた球根が野生化して群生しているくらい、当地はスイセンにとっては快適な気候な様です。チューリップも球根の成長期が長いので(本州ではすぐ高温になってしまうので球根が太りづらい)昔からある様な丈夫な品種なら数年植えっぱなしでも花をつけてくれます
反対に、この辺では見かけない珍しいスイセン(日本水仙など)を植えつけてもほとんどが冬を越さずに枯れるものですからあきらめ、今では当地の従来種とそれに近い系統のスイセンしか植えておらず、数年に一度掘り上げたら別の場所にそのまま植えてしまうだけで問題ないのです
でも、これは夏が比較的涼しい北海道だから出来る事で、本州で同じ方法を行うと環境が違いすぎて枯れるおそれがあります・・・

栽培に適した地域での地面に植えての栽培なら結構な年数球根を掘らずとも沢山咲いてくれます。でも、こちらの地域でもプランター植えでは土が限られ年々土の養分が減っていくので土を入れ替える目的で2年毎、一番理想的なのは毎年球根を掘り上げて、植える時には購入した肥料入りの新しい土か、堆肥や土再生剤を入れて養分を充分入れ直した土に元肥を加えて植えると開花もその後の球根の太りも格段に違います

スイセンと言ってもいろんな系統があり、開花期も極早生からクチベニスイセンの様なかなり遅くに咲くもの、寒い地方の方が良く育つ系統があれば、暖かい気候を好む日本水仙の様な系統もあるものですから品種名が分からない限りはこちらの従来種と同じ扱いが本州でもできるとは限らないのです。ですから本州などでは枯らさないためにも念のため休眠時には掘り上げての保存する方が確実に生き残れます

球根の保存については「スイセン 球根 保存方法」と単語の間にスペースを入れて検索なさってみてください。詳しく説明されているサイトがいくつもヒットしますよ

たちつ 【近畿】 2009/04/03(金) 21:31:30

一度、咲き終わった水仙の球根を一つ引き抜いて、包丁で、切ってみればよい。それと葉が枯れたときにもう一度縦割りでも横割でもよいので、斬ってみればよい。

それと、根が無い休眠状態のときに、大抵は根は、年中生きているものですが、根が活動していないときに、土を湿らすと、球根の外皮(黒くうすい皮)が腐って、中の球根もずるけてくる。
球根の外皮は、免疫防衛の関所です。
人間で言えば、皮膚油のようなもの。(脂汗ではない。)

水仙の球根が充実していれば、まん丸なら、秋には、花芽が球根の中にできている。
したがって、球根を埋めなくても、土の上においておくだけでも、根は雨風や自力で、土の中へ生えていって、花が咲く。
カニ作りでは、球根を1/3縦割りしても、花は咲く。

水仙の花の性質
寒いときの蕾は、花が綺麗に咲く。今から咲く大杯系は、蕾が乾燥して、花として展開せずに、そのまま咲かずに終わる場合もある。

水仙の花後の管理は、一に日当たり、二に日当たりと少なくとも梅雨ごろまで、しっかり、日光浴させることです。それと晩秋から開花までの日当たり。と季節風の防除。

この辺がよりよく咲かせる秘訣かもね。


すかいらーく 2009/04/04(土) 11:33:19
ばんざいうさぎ さん

再度ありがとうございます。北海道とこちら埼玉ではスイセン一つとっても違うのですね。
ほりあげて保存する方法をとってみます。
お薦めいただいた頂きました場所に早速アクセスいたします。
どうもありがとうございました。

すかいらーく 2009/04/04(土) 11:36:51
[[解決]]
たちつ さん

球根が腐る理由がよくわかりました。また、掘り上げておくだけでも花が咲くとはビックリです。
やはりこの保存方法がいいのですね。
日当たりよく管理した後は日陰に置き、風に当てないようにするわけですね。
やってみます。

ご親切にありがとうございます。

ennrai 2009/04/14(火) 19:27:58
ナスタチュームを3月種蒔き、鉢ハンキング植えにして、室内で楽しんでます。
現在花が咲き始めましたが、下葉が黄色く変色し枯れ始めました。
そんな葉はカットしていますが、原因と対処方法をお知らせください。
よろしくお願いします。


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