桜の花が咲きません

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

【近畿】 2009/03/29(日) 15:28:24
さくらんぼを食べた後の種を植え、さくらの苗木ができました。
バケツくらいの大きさの植木鉢に50センチくらいの木まで生長し、
小さい木ですが、春には花が咲くようになりました。
しかし、この木を庭に植えたところ、全く花が咲かなくなり、3年が過ぎました。
木はすでに2メートルを超え、幹の太さも20センチくらいあります。
今年は、もうすでに葉っぱがでてきています。(公園の桜は五部咲きという感じです)
虫もいないようですし、どうして庭に植え換えたあと花が咲かなくなったか
わかりません。
何卒、ご教授の程、よろしくお願いいたします。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2009/03/29(日) 22:16:39
サクランボは桜の一種ではありません。元々別種です
ですので、サクランボの種から生えた木はサクランボの木
屋外でのサクランボの開花期は桜よりも遅くて、地域にもよりますが八重桜と同じくらいかもう少し遅い時期くらいです
ですので、まだ咲かないのが当たり前です・・・

なお、サクランボの実を収穫目的で植えたのでしたら、もう一本受粉樹が必要になりますがどうでしょうか?
サクランボは自家受粉では実の数はあまり成りません。ですので普通は相性の良い同士の品種でペアで植えるのが当たり前です
市販されているサクランボの実はそうやって成ったものなので種は雑種化していて、その種で生えた木からは親と同じ性質の実はなりません
食べたサクランボの品種名がわかっていれば、その樹に相性の合う受粉樹の品種の苗木を近くに植えれば実が多くなるかもしれませんが、雑種なので必ず相性が良いとは言い切れません・・・

花を鑑賞する目的だけなら1本だけ植えていても良いです。実も成りますが数は多くなく、また味の保証は何もないので美味しくない可能性があります
また、桜とサクランボは樹形が違ってくる可能性もあります。高木にしない為に背丈ほどでてっぺんを一度切りますので、横に枝が張りだす樹形に成りやすく、案外大きくなると枝が広がり邪魔になります
また根も広く張りますので、建物の近くや地下に埋まった配管の近くは必ず避けてください。建物の基礎の下に潜って太く育ち基礎にヒビを入れるので建物が歪んだり、配管の下を這ったものが育つにつれて配管を持ち上げ、接ぎ目から外したりする事があります・・・

ばんざいうさぎ 【北海道】 2009/03/29(日) 22:29:04
追記
地域は近畿だったのですね。見おとしていました。
3年間花が咲かないというのは、一番に地域的なものがある可能性があります
近畿ではサクランボの生育には本来適しません。屋外の環境と花芽ができる分化時期の条件が合わないのかと思います。お住まいの地域でサクランボを育てるなら、暖地サクランボの木を植えるのが一番向きます

ここ数年の温暖化の影響で、一番の産地の山形では気候が暖かくなりすぎ、実の収穫量が落ちてきていて将来は北海道が主要産地になるだろうと言われているぐらい、涼しい環境を好む木ですので木が育つだけでやっとの状態なのでしょう
温暖化が顕著になるまでは花が咲いていた(おそらく置き場所もまだ花芽分化に向いた環境だったのでしょう)のが数年で年間の気温が高くなって花が咲くのが無理になったのかもしれません
果樹の中でサクランボとリンゴは地域の年間温度が涼しい所が向いているのです。環境が合えばお住まいの地域にその果物の果樹園が必ずあるでしょう。反対に探してもなければ、その果物はその地域の気候では栽培が難しいということなんです

かに 【九州】 2009/03/29(日) 22:49:51
こんばんは♪
うちにあるのはソメイヨシノより花期の早い、暖地桜桃ですが、
はるか昔、母が立派に咲いていた鉢植えを買って地植えにしたところ、
数年咲かなかったそうです。
思うに、鉢植えだと十分に根が伸ばせないので、枝葉も伸ばせず、
木が早く成熟して、地植えより早く花を咲かすようになるものの、
それを地植えに切り替えると、今まで伸ばせなかった根を伸ばし、
枝葉を伸ばすようになって、花を咲かせなくなる、ということが
あるのではと思っています。
枝葉は順調に生育しているようですし、気長に生長を待っていれば、
そのうち咲くようになると思います。
専門家に相談すればカンフル剤的な方法もあるかもしれませんが、
すいません…私にはわかりません…あしからずご了承下さい。

2009/03/30(月) 14:19:57
早々のたくさんのお返事ありがとうございます。
さくらんぼは桜ではないのですね。初めて知りました。
食べたものの種を何となく植えていただけで、何のさくらんぼかも
わかりません。鉢植えのときは、結構立派な花が咲いたので、
庭に植えたら、どんなに立派な花が咲くだろうと思ったのですが
植え替えなかったほうが良かったのですね。
根が広く張ると伺い、隣家のほうに近づけて植えてしまったので
今度は別の不安が頭をもたげてきました。。。
もう、植え替えることも出来ないくらい大きくなってしまいましたし、
これ以上、大きくなったら切ってしまったほうがいいのでしょうか?
もし、お判りになるようであれば教えてください。
竹林のように地震のときに根が倒壊の助けになるなんてことは
ないのですよね。
毎年、花が咲かないのが心配だったのですが、これからは隣家の土台を壊してしまわないか、心配になりそうです。
お返事いただきました、ばんざいうさぎ様、かに様、本当にありがとございました。

かに 【九州】 2009/03/30(月) 19:13:42
ここでは家に大木があるというとすぐに「コンクリートを破壊する」
というような回答がありますが、コンクリートもいろいろでしょうが、
ちゃんとした施工のされたブロック塀やベタ基礎まで破壊することは
考えられるのでしょうか?
私はそんな心配はないのでは?と思います。現にうちの樹木たちは
40年前にしっかりと施工されたブロック塀を全く壊していませんし、
そのブロック塀に阻まれてか、お隣のアスファルトにさえキズひとつ
つけていません。
旺盛な生育で古い駄温鉢が割れたことはありますが、その駄温鉢を
コンクリートの犬走りに落とすと、コンクリートにはキズひとつなく、
駄温鉢はコッパ微塵に割れてしまいます。
サクランボをはじめ果樹は、根域制限をして栽培されることが多いと
聞きますし、その制限をしているものは、どれも堅牢なコンクリート
よりは、ずっと弱そうなものばかりです。
アスファルトやモルタルならいざ知らず、コンクリート基礎を破壊する
というようなことは、あまり考えられないと思うのです。
「大木切ります」の業者さんはよく「危ない」と言ってくるのですが、
現に何も壊していないし、いつも追い返しています。母が昔だまされて
ヒマラヤスギか何かの大木があったのですが、数十万取られて切らせた
ことがありました。
まぁあれは根がどうこうではなく、樹木の性質上、台風などでの倒伏の
危険が多少はあったかもしれませんが…
さらに、うちの四方をコンクリートに囲まれたところにある樹木は
ある程度で生長が止まっていますし、先に言いました暖地桜桃も
塀のすぐ脇に植えてあるので、高さ約3メートルでずーっと生長が
止まってる感じです。
てことで私は自分の経験上、そんなに心配しなくていいと思います。
せっかくのお庭なんだし、取り越し苦労で好きなものを植えられない
のはかわいそうです…

ばんざいうさぎ 【北海道】 2009/03/30(月) 20:46:27
かに様
私のレスへの反響のようですので、誤解のないように説明させていただきますね
建物の基礎や配管が破壊されるという点ですが、私はコンクリートを破壊するとは書いておりませんが・・・。ヒビが入ると家が歪む事があるというだけでこの状態だとまだ破壊とまではいきません。また大木とも書いておらず、大木でなくとも根の成長の早い木なら若いうちから徐々に根が育ってコンクリートに圧力をかけながら徐々に持ち上げていくのです。この徐々に力が入るというのが恐ろしいのです。小さなヒビさえ入れば雨水や湿気がヒビが入っていく助けになりますから・・・。またブロック塀と基礎では設置する工法やブロック使用で構造自体が全く違いますから根が潜ったとしても比較はできませんよ・・・。こちらで質問される方の家がいつ建てられたか、どんな工法で建てられたかは情報がない限り回答者にはわかりません。実際過去に基礎にヒビが入ったが木への対処はどうしたら?という質問や配管が壊れて中に根がびっしり詰まっていたがどうしたら?という質問がありました。質問者を脅かしているわけではなく、今回は隣家への影響の可能性もあるかもしれないですし(間に塀があれば大丈夫かもしれませんが)、知らないよりは知っていた方がもしなってしまった時の原因が特定でき対処できるという事です。もちろん最初から予防できるなら絶対起こらずに済むのです

コンクリートに駄温鉢を落としてもコンクリートが傷つかないというのは、駄温鉢の方が強度をわざと弱められているせいですよ。駄温鉢を作る時の焼成温度は低いので(粘土によっては高温で焼いてしまうと焼成中に液状に変化し形が崩れるものもあり器目的以外で低く焼く事がある)粘土が完全なガラス質までには変化していないため、空気がたくさん含まれている事もあってコンクリートとの硬さはまったく比較にならないほどもろいです。器などの陶器の焼きもの(磁器以外のもの)で言えば粘土で作って素焼きした状態よりも少し強度があるくらい。ちょっとのショックでパリンと割れる鉢は、高温で焼くと通気性がなくなるのでわざと甘く焼いてあります。駄温鉢を高温でガラス質が完全に変性するまで焼けば強度は出ますが通気性は全く失われます(形が崩れる可能性も)。私のいる地域は高温で焼けない粘土の産地で昔土管産業が盛んで少し前まで畑の暗渠に甘く焼かれた土管が使われていました。私の陶芸仲間に元土管工場職員がいて、粘土の性質と焼成温度についてはこの人からかなり詳しく教わりました

最近の工法の家は以前よりは丈夫に作られているでしょう。でも古い家ほど根の問題は大きくて、特に果樹は根の問題で昔から家の近くには植えるなと言われてきています。サクランボの木は年々大きくなっていきかなりの大木になりうる木です。うちの父の実家にあるサクランボの木は家のそばにはとても植えていられないほどの見上げるくらいのかなりの大木で幹がかなり太くてキツツキが幹に巣を作っているのに毎年沢山の実がなるほどのものです。父の実家のはそれだけ年数を経た木ではありますが、サクランボは寿命のかなり長い木でありますので何十年も経てば根が太く広く伸びるのは目に見えています。根域制限をするのはプロだけで素人が行うことはほとんどないでしょう。またコンクリート強度は横からの力よりも下から持ち上げられる力には弱い面がある様に感じます。また根っこが下から持ち上げる力は侮ってはいられません。時間はかかりますが根が徐々にコンクリートを持ち上げようとする力(圧力)は強く、コンクリートの強度が弱かったり劣化で弱くなっている可能性もあるかもしれません。お隣に極近い場所に植えている場合はお隣の家の基礎に潜る可能性があり、もしなってしまった時のことを考えたら・・・。もし被害があってから、知らなかったからと謝るだけで済む話ではありませんし・・・
知らないよりは知って用心しなくては。誰もが新しい家に住めるわけではなく、広い土地に住めるわけでもないのですし・・・。現代の土地や住まいの状況では「そこまで用心しなくとも・・・」とは言えないのが、なんとも困ったことなのです

それと、暖地サクランボは本当のサクランボとは別種と言っても良いくらいの樹種です。暖地サクランボはサクランボの近縁種か、大陸の近縁種との交配種である可能性があるそうで、それで暖地でも実が付いてくれる性質があります

桜さん、とりあえず家から5メートル離れていればしばらくはお隣には迷惑はかからないと思います。あとの問題はサクランボの木を何時まで植えておくか、が問題になるでしょう。木を切って地上部を制限するのは地下の根の成長は止まりません。切り倒しても、切り株を放置すると根元から新しい芽が出てきて育つと根も育ちますから切り株を掘り上げるのが確実です。あと、植えっぱなしでのしばらくの対処ならお隣の土地に伸びている根を途中でまっすぐに伸びさせないという方法もありますが、遮断物を設置するか、数年毎に根の様子を見ながら切るという面倒なことになります・・・。木は根を傷付けられると弱る事がありますので、根を切るのはあまりお勧めできません・・・
長い目で見ると、今のうちに業者さんに頼んで移植してもらうか切るかでしょう。今のうちに移植すれば根が回復するまで数年花は咲かないでしょうが、その後木の寿命が尽きるまで(暖地での寿命は短いかもしれません)長く根の心配はなく花を楽しめる方法です


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