助けたいレモンの木
ケン
【関東】
2009/02/16(月) 12:23:11
父が丹精して大きくしたレモンの木、鉢植えから路地に移して30年位経つと思います。毎年沢山の実を付け楽しみにしていたのですが、一昨年、葉や枝にカイガラムシが付き、すすの様に真っ黒になってしまいました。よく父が消毒をしていたことを思い出し、昨年の2月、石灰硫黄合剤で消毒をしましたところ、きれいになり実をつけたのですが、昨年の夏また葉が黒くなってきたので、8月に同様の消毒をしましたが、効果があまり無く、2週間後同様の消毒をにしました。
この消毒は冬にするもので夏にすると木が枯れてしまうかもしれないと後で聞きました。案の定、葉もほとんど落ち、枯れてしまったかと思うような状態です。こんな状態ですが、何とかなるものでしょうか。
ちなみに、千葉県外房の中部。木は高さ約4m、幹の太さ直径約11cm、北側は建物があり日当たり良好。剪定はしたことがありません。現在も30程個実がなっておりますが、自然に落ちてしまいます。
伊波ガーデン
2009/02/16(月) 12:32:22
沖縄でレモンを栽培しているものです。
上の文章だけで私には原因が分からないのですが、
根元や、幹に「木くず」が」ありませんか?
もしかすると、カミキリムシが入って樹が枯れそうに
なっているかもしれません。
それと、剪定も行って樹の負担も減らしたほうがいいと思います。
レモンの剪定は柑橘類の本を参考にしてはいかがでしょうか?
お父さんのレモンの樹が回復するのを願っております。
☆
pinetree
【九州】
2009/02/16(月) 18:10:19
石灰硫黄合剤は有機農業にも使用できる農薬として有機JAS規格にも位置づけられますが,お書きのような薬害が,特に高温時に激しくなる傾向があります。
http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E6%9C%89%E6%A9%9F%E8%BE%B2%E6%A5%AD/?from=websearch
現時点での対応策としては,こもや稲ワラなどで軽くまき,寒風に当てないようにして乾燥を防ぎます。樹が大きいようですので,寒冷紗や防風ネットでも結構です。ただし、ビニールなどでは温度が上がりすぎてしまいますので不可です。
せん定は,いまの段階ではやめておいた方が無難でしょう。枯れ込みの境界がはっきりしないため,健全部まで切り込んで乾燥を進めかねません。
私なら,発芽,展葉後に枯れた部分のみを切り取り,木工ボンドで切り口をふさぎます。
樹皮に緑が残り,枝を軽く曲げたときに少しでも柔軟に動くようなら枝は生きています。
いままで着いていた葉や果実が落ちるようなら,枝が生きている可能性がある証拠です。葉や果実が着いたまま枯れるのは急速な乾燥による物で,そんな状態よりはるかに望ましい事です。
と言う事で,防寒しながら,とりあえずは発芽を待たれたらいかがですか。
発芽後に花芽ばかりであれば早めに蕾を摘まれた方がよろしいでしょう。早く回復させたいのなら,発芽後に葉面散布剤(メリット青,尿素などともに500倍程度)を4〜5日おきに5〜6回くらい行ってください。
http://www.ja-shizuoka.or.jp/nj3/gijutsu/hiryo/sehi1/pdf/hiryo1-8.pdf
Sekizuka
2009/02/21(土) 18:18:41
とりあえず最優先は実を全て落とすことだな。
(まだ残っているのであれば)
ケン
2009/02/28(土) 22:56:44
伊波ガーデンさん、pinetree さん、Sekizukaさん、色々ご教示頂きありがとうございます。返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
出来ることから少しずつやっております。
カミキリムシの可能性はなさそうです。枝を曲げても折れることなく柔軟な部分もありますので、防寒をし、実は全てとりました。ようやく暖かさを感じる日も来るようになったきましたので、この状態で、発芽してくれるのを待つことにします。
スマイル
【関東】
2009/03/02(月) 17:37:49
私は趣味でみかんとデコポンを栽培している素人です。
私もpinetree様や Sekizuka様のご意見に賛成です。
「すすの様に真っ黒になってしまいました」とのことですが、これはアブラムシ、カイガラムシ、コナジラミなどの排泄物を栄養源とする菌の仕業よる「スス病」というものであろうと推察致します。虫がいる限り年中(特に4月〜10月)みられるとのことです。多分4月頃には新葉が出てくると思いますが、特に展葉期は害虫が発生しやすいので注意が必要です。
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