融雪剤の使用ってどうですか?
けみか
2009/01/13(火) 23:42:32
昔のメッセージを検索してみたら、プロペラント49という融雪剤が
ありましたが、今は売ってないみたいです。
ナンラという商品を紹介されました。成分は、塩化カルシウム+
塩化ナトリウム+酢酸だそうです。さびにくいとのことですが、
植物への影響はどうなんでしょうか? インターネット検索し
ても、詳しい説明が見つかりません。植物が枯れてしまってから
ではアウトなので、実際にお使いに成っている方がいましたら、
是非教えていただきたいです。
久
【北陸】
2009/01/14(水) 00:42:18
こんにちは。
「花壇に融雪剤(NaClなど)をお使いになっている方」は
ほとんど(全く!)いないと思います。
雪を溶かすほど大量に撒けば、下水を通って海に流れ込むので
はない花壇にはダメージになります。雪のある地方では、雪の
季節の農耕はあきらめたり、雪と戦いながらハウスにしたり、
土を撒いたり、粉炭を撒いたりしていると思います。
融雪剤は無理矢理溶かすので、溶けた「水」は氷点下の「厳し
い」水です。撒いてないところはがちがちに凍るでしょうし。
狭い花壇かなんかでどうしても早く溶かしたいとかいうのでし
たら、(虫を退治してくれたりするので雪も大切といわれてい
ますが?)腐葉土や、堆肥を雪の上から撒かれる方が現実的で
は?
ばんざいうさぎ
2009/01/14(水) 14:38:25
やはり融雪剤と呼ばれるもののほとんどは薬剤が多く、植物の植える場所への使用は無理ですね
植物性で融雪剤の代用になるものはいろいろあります
粉炭の他に籾殻薫炭など使っている方もおりますし、農家専用の天然素材(煤などが原料)で作られた融雪目的の資材が農協で売られています
とりあえず、黒い色が光を吸収して雪を溶かすのですから土などでも充分代用できますし、私は自家製の完熟堆肥を薄く撒いていてこれで充分です
ただ、融雪剤の使用は使う場所を選ぶので安易に使うべきでなく何かが既に植えてある場合は早くに雪を解かしてしまうと、気温がまだ低すぎ寒風に晒されて土が乾燥したり霜柱で土が浮くなどで芽が枯れたり最悪植物自体が枯れてしまいます
ですので、うちでは冬の間に徐雪機で雪を沢山積み上げすぎてしまった何も植えていない場所でしか使いません
融雪資材の使用は基本的に農家などのまだ何も植えていない畑に使うものと思った方がよろしいです。資材の原料によっては水が浸みこみにくいものもあります
一般の個人の家で、もし植物の植えない場所だけに融雪剤を撒いたとしてもその場所にあるものや敷いてある素材などが化学反応で早く劣化しやすい事もありますし溶けた水の流れる方向などで他の場所の植物に影響が出てきます
また個人の家の畑や花壇以外の場所に融雪資材を撒いてしまうと雪解け後に分解されずに残ってしまい、風で飛んだり素材や家の壁に染みついてしまったりで周囲が汚くなったりや飛んだ粉塵が健康にも良くありません。昔の北海道は冬の間雪に混ざっていた粉塵が春に出てきて風で舞い、空気が悪くて粉塵の成分で病気になったり、咳き込む人が多かったんですよ
融雪剤は植物の事を考えるなら使用はしない方が良いですし、融雪資材だとしてもちゃんと地面に落ちていれば土の中で自然に分解される性質のものですが、ほとんどが農作業対象で売っている一袋の量が多いので一般の家では到底使いきれるものではなく、素材によっては水と馴染まないので撒いた日の天気によっては雪が解ける前に舞い散ってしまうこともあります。風向きによってはご近所にも飛び散ってしまいます
融雪資材を買ってきて撒くくらいなら、土を春の雪解け時の天気の良い雪が解けてきている日の日中に、雪の上に薄く撒けば水分を吸いやすい土はすぐ湿って重く飛び散らないので雪が早く溶け、それで充分用は足ります
融雪剤や融雪資材は、個人のお宅ではわざわざ買ってきてまで撒くのにあまりメリットはないかと思いますが・・・
ばんざいうさぎ
2009/01/14(水) 14:42:09
すみません訂正です
誤 >ただ、融雪剤の使用は使う場所を選ぶので安易に使うべきでなく
正 >ただ、融雪目的のものは使う場所を選ぶので安易に使うべきでなく
です
せん
2009/01/14(水) 16:57:53
この融雪剤というのははじめて聞きましたが、これって塩ですよね?
塩化ナトリウムって。
昔から雪を溶かすとか凍った道路を溶かすのに塩とはよく聞きました。
暇だったので検索してみました。
↓なぜ、塩が雪を溶かすのかについてはこちら。
「塩が融氷雪剤に利用される理由は?!」
http://www.geocities.jp/t_hashimotoodawara/salt6/salt6-97-12.html
バラに限って言えば、よく牛糞堆肥は塩分が含まれているため不向き云々…と言われていますので、植物にとっても浸透圧の関係から塩分が含まれてしまうのは良くないと考えられます。
その他成分の塩化カリウム
http://www.takasugi-seiyaku.co.jp/prdt/04_kcl.html
食品添加物などにも使われます。
調べた限りでは、道路などの下がコンクリートのところ以外では撒きたくないですね。
けみか
2009/01/14(水) 17:00:51
[[解決]]
貴重なコメントありがとうございます。
説明が足りませんでした。使う場所は、マンションの通路です。
そして、その通路の両側に、植物が植えてあります。ツバキ
とチゴザサです。
でも、確かに危険ですね。使わないという方針でいくことに
決めました。スコップだけで頑張ります。ありがとうございま
した。
せん
2009/01/14(水) 17:05:06
あ、間違えました。
塩化カリウムではなく、塩化カルシウムですね。
塩化ナトリウムと同じく、氷点を下げる効果で雪を凍りにくくするようです。
いずれにしても、海水を撒いているというような見解がネットで多数ヒットしますので見てみてください。
けみか
2009/01/14(水) 22:25:17
[[解決]]
ありがとうございます。
メーカーの説明だと、クエン酸を混ぜることにより、NaClが分解
しないので、錆ができにくいとのことでした。特許だそうです。
それじゃ植物にもいいのかなと思ったのです。でも、とても試す
気になれないです。鉢植え一個買ってきてやってみるという手も
あるかな、と今ふと思いました。でも、たまたま、その鉢の植物
だけが、強かったという可能性もあるし、やっぱり試せませんね。
おっしゃられるとおり、枯れたという報告が続いています。でも、
枯れなかった人は、報告もしないかもしれないという気もします
けれど。
考えているときりがないので、とりあえず、融雪剤なしで、今年の
冬は乗り切ることにしました。
ありがとうございました。
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