ゼラニウムの冬の簡易温室での育て方

[園芸相談センター]の過去ログです

さくら 2009/01/12(月) 19:40:01
過去記事も検索しましたが、見つからないので質問させてください。

昨年春に購入したゼラニウムを4鉢、簡易温室に入れていますが、
水やりをどうすればよいものか、わかりかねています。

置いている場所は階段下の一日中日が当たらない場所なので
週に1度くらい、時間のあるときに温室から出して日の当たる場所へ
鉢だけ移動させたりはしているのですが、普段はたまに温室を開けて
空気の入れ替えをするくらいです。

居住地は海外なのですが、晴れた日の日中は太陽が照り8度くらい、
夜中・朝方はマイナス2度くらいになるため、もう2ヶ月以上
水遣りも肥料やりもしていないのですが、葉も元気でいまだに時々花を咲かせます。

2週間ほど前までは、起床後に見に行くと温室の中がびっしりと
水滴で一杯になっていて、日中開けて乾かしていたのですが、
今はその水滴がつくこともなくなりました。土が乾いたのだと
思うのですが、朝方氷点下になるため、ここ2ヶ月ほどは
一切水も肥料もあげていません。

夏に水をやりすぎて弱らせてしまったことがあるので…。

そこで相談なのですが、水をやったあと、日の当たるところに
しばらく置いておけば、氷点下になっても温室に入れて平気でしょうか?

もしくは、たとえ日の当たるところにおいておいても、数日間は
室内に入れて管理をしたほうがよいでしょうか?家の中は無理なので
その場合ガレージになります(非常に暖かく、洗濯物も一晩で乾きます)。


それとも、このまましばらく水をやらずにいても良いでしょうか?
みなさんのアドバイスをいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

やよい 【北陸】 2009/01/13(火) 13:53:01
温室内(加温無しですか?)に水滴が付かないと言うことは土中に殆ど水分がないのではと思われます。
ゼラは水分過多ではいけませんがかといってやはり最低限の水分は必要です。我が家では購入以来ベランダで育てていますが(6〜7年。1年目のみビニールで覆い。水やりしにくかったのと面倒くさいのでその後はずっと覆いなし)
北陸で今朝の気温ベランダで3℃(最近いつも5℃以下です。現在積雪有り)最低は今年は暖かくて0℃前後ですがかなり寒い年で−5℃と言う日が続いたことがあります。さすがにその年は冬は花が咲きませんでしたがそれ以外の年は一年中花が咲いています。
現在でも春や秋のような見事さはないものの花が咲いていますし蕾も上がって来ています。
ゼラで注意しなければならないのは寒さよりむしろ夏の暑さ(この場合日本特有の高温多湿を指しています。外国であれば夏の暑さといっても状況は違うと思いますが。ゼラにはヨーロッパの乾燥した夏が適しているとか)です。
我が家では今の状況下ではたぶん一週間に1回ぐらいは水やりしていると思います。(適当にやっているのではっきりわからない。他の植物が3日に1回だとすると1回は飛ばして水やりしているという感じ)

>温室から出して日の当たる場所へ鉢だけ移動させたりはしているので
>すが

この場所は室内ですか?それとも戸外?
ゼラはある程度温度も必要かもしれませんが(とはいえ5℃以下でも花が咲きます。−5℃でも生きています)一番必要なのは日光です。
日光を最優先します。
水やりをして一日中温室の入り口を開けておき徐々に寒さに慣らしていき最終的には戸外に置きます。
氷点下で水分が凍ったら心配だと思われるなら水やりは午前中に行うようにします。
私の今までの経験ではかなり寒い年でもゼラの根が傷んだことはありません。
 
>居住地は海外なのですが
これからまだまだ寒くなるのですか?
私も−5℃までは経験が有りますが−10℃にもなるようであればはたしてゼラが耐えられるのかわからないのでお進めは出来ませんが。

Toris 【関東】 2009/01/13(火) 22:04:40
やはり日光浴が1週間に1度程度では、そのうちに弱っていくものとおもいます。

寒さになれていないものを、突然外にずっとだしたりはNGです。やよいさんの言っているとおり、
徐々に寒さにならしていけば、その気温なら外の日当りのあるところで管理できます。

今回はむずかしかったら、言葉はわるいですがガレージでだましだまし育てて、次の越冬は、
春からずっと戸外で栽培。

秋から冬にかけて自然の温度の低下に伴って、徐々に耐寒性をつけていきますので、その過程を経
ていれば、おっしゃっている気温ではゼラニュームは問題ありません。

うちにも沢山鉢がありますが、みんな戸外です、垣根に一杯つるしてあるので、コノテガシ
ワが軒下のかわりをしているかもしれませんので、半戸外とでもいいましょうか。
きのうが最高9℃、最低-3で全部元気にしてます。 水も表土が真っ白にかわいたらやっ
てます。やはり週1から2くらいです。

余談ですが、日本ではゼラニュームは、雨があたらない乾燥気味の北向き以外のベランダがベストな
栽培場所かなと経験からおもいました。

さくら 2009/01/15(木) 05:15:33
[[解決]]
ありがとうございます。少しずつ耐寒性をつけていくと教えていただいて
安心しました。建物の都合上、冬は日の当たる場所と時間が
限られてしまいますが、できるだけ日に当てて水遣りも工夫したいと思います。


≫≫やよいさん、

>(加温無しですか?)

加温はありません。ビニールで覆われているだけです。

>この場所は室内ですか?それとも戸外?

戸外です。

>氷点下で水分が凍ったら心配だと思われるなら水やりは午前中に行うようにします

そうですね、ただ、午前中に水をやっても、夜までには
絶対に乾かないため、その後温室内とはいえ戸外に置きっぱなしにすると
凍ってしまうのではないかということを心配しています。

>これからまだまだ寒くなるのですか?

今年はヨーロッパ全土で例年より非常に寒く、今年の冬の天候は
予想できない状況です。そのためどうしたものか困っています。



≫≫Torisさん、

>そのうちに弱っていくものとおもいます。

そうですか。それも可哀想ですよね。

>その気温なら外の日当りのあるところで管理できます

夏はすべての場所で一日中直射日光が当たるのですが、
冬は11時半から3時前くらいの一部分しか日光が当たらないので
日当たりのある場所を探して一日に何度も移動するようになってしまいます。
ひとつの鉢は1人では持ち上がらないほど大きいものなので
それも大変で、これまであまり日には当てずにいましたが、
これからは何か工夫してみたいと思います。


お2人とも本当にありがとうございました。
また何かありましたらどうぞよろしくお願いいたします。

Toris 2009/01/15(木) 07:16:11
先にかいたウチの条件では、夏は葉がしろっぽくなるなど、高温障害がでます。
むずかしいところですが、1日中直射日光でもきついのかも。(気温など、そちらの夏の
ようすがわかりませんが)

ゼラニュームに、毎日、冬の11時半から3時前まで日光があたるなら、週1で太陽をあてるより、その環境の方が結果的にはよいとおもいます。

ただ、1日の中で太陽の陽をおいながら、何度も鉢の位置を移動するということであれば、
それはちょっと無理ですね。

さくら 2009/01/15(木) 22:19:17
[[解決]]
Torisさん、

夏は最初の年こそ蒸らして可哀想なことをしましたが、
その後コツを掴み、まったく問題なく元気に育ってくれますので大丈夫です。
ありがとうございます。

冬、11時半から3時前まで太陽が当たる場所を敷地内にみつけることができますが、
ゼラニウムのある温室ははじめに書いたように一日中日が当たらない場所です。
そのためゼラニウムに太陽を当てるには鉢の移動が必要になりますので
毎日当てるのは難しい状況で、それもあって水遣りを悩んでいたところでした。

いろいろありがとうございました。

京華 【近畿】 2009/01/17(土) 12:35:51
解決済みなのに、しつこおすけど、追加レスかんにんえ。
サボテン・多肉植物、ゼラニウム、ペルゴラニウムは、他の草花と違い確かに過湿は禁物どす。Toris様のおっしゃるように、日本国内では、多湿の夏場は、雨ざらしより軒下で、メリハリをつけて乾いたらタップリ水遣りをしはるがベターと思います。
冬越しでは乾燥気味の方が安全でしょうが、断水に近いような2ヶ月水遣りなしで葉も元気で開花してはるのは、現地種で合っているのでしょうか、素人園芸レベルでは、ようわからしまへん。月2回、月1回いずれが良いのどっしゃろか、水遣り頻度は、地域・気候・置き場所によってケースバイケースでしょうか、表土ではなく、用土の中が、指で触って乾ききったら水遣りのサイン(目安)どすえ。
乾ききりはったら、暖かい日に、やよい様のおっしゃるように「午前中」に底からタップリ水遣りして、夜間に凍結しないように、日なたに置きできるだけ用土を乾かしておくのが、ベターかと思いますえ。夕方に乾ききっていないようどすけど、日が蔭ったらガレージに取り込み凍結防止はいいかが。

日本の北国でも、積雪に包まれかえって温度が下がらず、昼間はガラス張りテラスや縁側で燦々と陽光を浴び、夜間は地下室やガレージなど暖かい場所に取り込むイメージが出てきますけど。
私のようにしもやけや凍傷をこわがって、厚着させるばかりではかえって風邪引くかもしれまへん。子供は元気な風の子のように屋外で耐寒力をつけるのが理想どすけど。
貧しい想像力でかんにんえ、さくら様のお国の寒さ、お住まいのイメージがわからしまへんので、置き場所の的確な助言が難しおす。
昼間8度なら、寒風を遮る簡易温室を日当たりの良い場所に移しはるか、鉢を移動しはって陽光を浴びさせ、夜間−2度あるいはそれ以下に気温が下がるのどしたら、面倒でしょうけど夜間だけ大事に暖かいガレージに取り込む方法をお勧めしますけど。
持ち運びが大変な重い大きい鉢には、キャスター付きの台車に載せるのはいかが。
冗長になる余計なレスにならなけばよいのどすが。

くう 2009/01/18(日) 11:12:53
ヨーロッパではゼラニウムは人気のある植物ですが、扱いは一年草と同じことがおおいです。
室内ですごすことは難しいのですか?。
大きさの問題で室内が難しいなら、(今後の話ですが)秋までに挿し木をして、小さな苗を作っておき、春に植え込んで大きく育てる、という手があります。
で、これらは保険にして、戸外のものの越冬はこれはこれでやってみる、というのがいいとおもわれまふ


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