今年こそ厄介な雑草を何とかしたい

[園芸相談センター]の過去ログです

mio 【東北】 2009/01/04(日) 19:44:31
粘土質で野菜栽培には適さない10アールほどの土地があります。
昔は出荷していた柿の木20本を始め、記念樹などの果樹が20本ほど植えられています。
その果樹たちに、毎年オランダヤブガラシとイシミカワが絡みつき、手の施しようもないジャングルになり、お手上げ状態になっています。
ラウンドアップの直接塗布も何度かやってみましたが一向に効き目がありませんでした。根絶しにしようと引き抜いても、満遍なくはびこっているし、すぐに切れてしまうしで、却って年々ひどいことになっています。下草は、ヨモギ、ドクダミ、タデなどです。
粘土質でシャベルは刺さらないし、果樹があるので、機械で掘り起こすことが出来ないのも困りものです。
仕方なく、電動草刈り機で年三回くらい刈っていましたが、段々体力もなくなってきて、機械を扱うのも大変になってきました。
定年になって時間もあるので、今年こそはなんとかこの厄介な雑草を駆除したいと思っているところです。
幸いこの冬は暖冬で、雪もないので冬場の作業も見込めそうです。今の季節からできる雑草退治法をご存知の方、是非お知恵をお貸し下さい。

たちつ 【近畿】 2009/01/05(月) 00:14:42

雑草の始末は、畑を持つものの宿命ですねぇ〜。
命ある限り未明から、日の暮れまでコツコツとただひたすらに、勤めなければなりません。
過酷で、残酷なものです。
これが本来の姿ですよ。
世の中便利なり、裕福になったがゆえ多くの人が、弱音を吐き、不平不満を言い、気を紛らわそうと考えるようになっています。
一年遊べば、少なくとも5年間は、相当の努力が必要です。
それでも、山林原野の開墾からはじめるよりかは、はるかに楽です。
先祖から引き継いだ田畑ですから、孫・ひ孫のへと引き継がれるよう、
頑張ってください。
多分、ひ孫の代になれば、今の努力が生きてくることでしょう。

都会の利点は、病院と学校が近いこれ以外には何もない。
その病院も、あてにならないし、学校も実践に役に立たなくなってきました。水道が止まれば、ガスが止まれば、電気が止まれば、まず生活ができない。かってのイワシや数の子が、肥料であったのが、今や高価な嗜好品になってから可也の年月が経ちます。近い将来には、豆腐・味噌・醤油すら、手に入らなくなるかも知れないと危惧しています。
大阪オリンピックが実現していれば、30年は、先延ばしにできたかもと、回想したものの、後の祭りですねぇ〜。

と余談は、別にして、
まず、効果がなかった原因を考えて見ましょう。
原因は、mioさんの錯覚と取説を熟読できなかった事にあったと考えられます。
防除すべき対象物が、
1)種が多く、又は宿根地下茎繁殖する。・・・親を枯らしても、その数万倍の子供や孫が次々と生まれてくる。雑草の中には、30年後になってから生えてくるものもあり、それでなくとも、風や鳥獣や人の足裏により運ばれてくるものも多々見受けられます。
2)成長が早く、大型雑草である・・・・希釈液性除草剤の効果の限界を超えている。
3)初心と実行が仁和寺の法師であった。

対策
1)足元の明るい、今の時節に、できるだけ地表際で、雑草を刈り取り、
一箇所に山積みし、綺麗に掃く。・・・清掃。
2)積雪のないことを確認して、ラウンドアップを濃い目(50倍)にして、隈なく霧散布する。当然風や散布当日前後の雨雪にも注意する。
3)雑草の新芽が10cm以下のときに、一度散布する。
4)その後、2週間後にもう一度散布する。その後は毎月一回は、散布する。最低1年間は続けないと意味がない。状況を見たり、テデトールなどをすれば、省略可能。
ただし、残留農薬を考えるならば、毎週草刈しないと仕方がない。
残留農薬の薬害なら、男性不能程度の危険性がささやかれている程度です。商品なら残留農薬検査が必要かも。どちみちそのような状態なら、商品価値もないだろうし、自家消費ということで・・・
あるいは、収穫2ケ月前までで散布を中断するのなら、検査にも引っかからないと思う。
防毒マスク・ゴム手・長靴と白装束すればよいのでは。
これが一番横着ができる方法と思う。
翌年には、30cm程度、ウッドチップを敷き詰めればよいかも。
籾殻でも良いような感じがしますが、籾殻って、結構雑草の種が混ざっています。
ラウンドアップは、高価なので、安物のグリホサートで十分です。
あくまでも、希釈タイプがよく、残留性の固形タイプは、遠慮したほうが望ましい。

何事も、早期発見早期対処に、勝るものは無し。Y(゜∀゜)Y
先に、苦労すれば、あとは楽。最初に楽すれば、後がしんどく、気がつけば、体力がない と言うことです。
止めるときは、いつでもやめられる。

とこのように考えます。


cactus 2009/01/05(月) 17:31:10
雑草は田畑や果樹園を持たれている方の戦いでもありますが、面積が広
いと除草も一苦労だと思います。
電動草刈り機を使用されているようですが、エンジン付き草刈りと比べ
ると力が弱く、電源コードが邪魔になって作業が早く終わりません。
出来ればエンジン付き草刈り機の方が強いのですが、面積が広いと疲労
が大きく作業が捗らなくなります。

僕がお勧めなのはハンドモアと言う自走式草刈り機で、エンジンを始動
させてレバーを入れればモアが回転し、草がミンチ状になる物です。
値段はエンジン付き草刈り機の5倍以上はしますが、能率は大幅にアッ
プし体力の消耗も軽減され、刈った草を片付ける作業が省けます。
平地専用と斜面と平地兼用の2種類があり、用途によって選べます。
タイヤも耕運機タイプやゴムクローラがあります。

体力的に弱くなっていると言われますから、農機具店で相談をされるの
も方法と思います。ちなみに天気予報を提供している会社なら、大丈夫
です。

農民屋 2009/01/05(月) 18:13:22
10aでしたら。モミガラを出来る限り厚く敷く方式が最も簡単です。
モミガラを厚く撒くと粘土質の土もどんどん軟らかくなり、雑草も簡単に引き抜けるようになります。

雑草は引き抜くのが一番です。雑草が生え揃ったときにはラウンドアップを散布することも大変効果的です。

pinetree 【九州】 2009/01/05(月) 18:56:05
 果樹栽培をされておられたようですので,お解りかも知れませんが,除草剤は使い方のポイントがあります。

 まず,特定の除草剤を連用すると,それに強い草種の雑草がはびこってきます。ヨモギやタデなどの多年生植物が多いのは,その可能性が高いのではないでしょうか。
 具体的にどの除草剤が効くかは詳しくありませんが,ラウンドアップだけをお使いのようでしたら,バスタ液剤などの他の除草剤も検討されてみてください。ラウンドアップアハイロードやラウンドアップマックスロードなどの選択肢もあります。
 下記などを参考にしながら,販売店や農協,普及センターなどでお聞きください。
http://www.jppn.ne.jp/oita/shishin/kajyu_jyosou.pdf
http://www.s-boujo.jp/kihon/12jyoso/1206.pdf
http://www.jppn.ne.jp/oita/shishin/kajyu_jyosou.pdf

 なお,上記のPDFの一部にカソロン粒剤が記載されております。多年生雑草にも良く効く除草剤ですが,土質や温度によっては落葉などを生じることが有りますので,もし使用される場合は販売店で良くお聞きください。使用法についてあやふやな返事をされるようなら,その店での購入は控えた方がよろしいかも知れません。

 また,使用時期をよく考えて,春草と梅雨明け後の夏草,夏の終わりの繁茂期の三回くらいに抑え,後は草刈り機で頑張った方が,土も硬くならないようです。
 堆肥を入れ,浅く中耕する(たがやす)事で土が軟らかくなり雑草の発生も抑えますので,草は抜く,切る,枯らすなどの対策だけではなく,管理機などをお持ちなら活用によっては草刈りの労力も減り,くだものの品質も上がりますよ。

 最後に,塗布で使用量を減らすのは結構な事ですが,ラウンドアップなどの移行性除草剤は,植物体に一定濃度以上に吸収されないと効果を発揮しにくいと思います。一時は勢いが弱まりますが,時間がたてば復活します。
 濃度や使用量などが適正か,もう一度チェックしてみてくださいね。

mio 【東北】 2009/01/05(月) 21:45:37
ご回答くださった皆様
いろいろ貴重な情報をありがとうございます。
あと、土地の広さは10ヘクタールの間違いでした。
つまり、どうしようもなく広いのです。
親から譲り受けましたが、勤めがあったので、休日に草刈り機を動かすぐらいがやっとで、果樹もほったらかされたまま、たくましく生き延びてきたといったところで、食べられれば儲け物といった程度です。

定年になって、農作業のことを一からやっていこうと思っているところです。皆さんの情報を参考に、一つずつ試して行こうと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

除草剤は、近所の農家から盛んに進められましたが、所々に果樹が植えられているので、薬害が怖くて、ラウンドアップの原液を筆で、ヤブカラシの葉に塗るくらいしかやっていませんでした。
でも、この広さをきちんと管理しようとしたら、やはり薬剤に頼るしかないようですね。
今は冬で、下草は全部枯れていて、一番ホッとできる季節です。
草刈り機は、春になる前に、腱鞘炎にならないような身体に負担のかからないものを買わねばと思いました。
あと、雑草退治と実益を兼ねて、山羊か羊を飼うというのはいかがでしょうか?土地は広いので、うるさいとご近所から苦情が来る可能性は低いと思います。

薔薇と鳥 2009/01/05(月) 23:03:43
以前ニュースで、「高齢化の進んだ地域で、休耕田の雑草対策に行政が山羊のレンタルを始めた。」という内容の放送を見たことがあります。試してみる価値はあるかも?

pinetree 【九州】 2009/01/06(火) 00:47:35
 間違いを責めるわけではないのですが

 10アールと10ヘクタールはとんでも無い違いです。
>柿の木20本を始め、記念樹などの果樹が20本ほど

>所々に果樹が植えられている
なら,おおむね25アールに1本,つまり2500平米,757坪に1本と言う,想像しがたいようなとんでも無い話しになります。もしかしたら,1ヘクタールの間違いではないですか?東北の状況は解りかねますが,南九州で10ヘクタールの果樹農家なら,数える事が出来るくらいしか居ません。

 1ヘクタールだろうが10ヘクタールだろうが,これは,電動草刈機のレベルではありません。草が樹木に這い上るようなら,1ヘクタールまでなら背負式草刈機。それを超えたらモアまたはハンマーナイフ。本当に10ヘクタールなら重機を使って整地するしかないのではと思います。

 加えて,広い面積に除草剤をまともに使えば,使用時期と排水をよく考えておかないと,梅雨時や集中豪雨時に土地の崩壊の可能性も生じます。

 定年帰農とのことですが,多くの都道府県でIターンやUターン就農者のための学習会等を開催しています。市町村や都道府県の出先機関などに問い合わせて,適当な会があれば,基本的な部分を学ばれたらいかがでしょうか?

 また,新たに果樹を植えたり,空いたスペースに何も作らず,広い面積に果樹がまばらに残っているような状態では,畑全体を均一に管理するのは困難です。必要な部分のみを,ご自分に合った方法で適正に管理する方法を見つけないと,苦労ばかりが増しますよ。管理できない部分は,植林したり,貸したり,売却するなど,何らかの方法を考えるべきではないでしょうか。

 なお,肩より上のツルなどを着る機会が多い場合は,草刈機は背負式をおすすめしますが,背負式は自分の足を切りやすいうえ,人によっては肩掛け式の方が使いやすいと言われる方もおいでです。
 ただし,1ヘクタールを超える面積で,それなりにハードに使うのであれば,ホームセンターなどの特売品ではなく,金額が張ってもKYORI●Uなどのしっかりしたメーカーで,排気量の大きなものをおすすめします。小型のものを高回転でブン回すより,排気量の大きい安定した機械の方が低速で使用でき,疲れません。
 腱鞘炎とお書きですが,安定した機械の方が振動病になる可能性は低いのではないでしょうか。

 山羊は,樹種によっては枝葉や樹皮をかじる場合がありますので,樹のそばには綱がない事です。

 以上,思いつくままで申し訳ないですが

【北陸】 2009/01/06(火) 07:46:09
横からすみません。
1アールというと10m×10m、その10倍が1反で、300坪
その10倍、100m×100mが、1haだと思います。
1ha以上の農地を譲り受けたのでしたら、耕耘機というか、トラ
クター、除草剤も田んぼなどでは機械でまいていますよね?そんな
技術・機械の相続もなければ、手に負えないと思います。お近くの
農協や、お隣さんなど、困ったときにすぐ相談に乗っていただける
方にご協力をお願いなさるのがいいと思います。
思い切ってプロに任せてしまうか、プロになるか、素人(兼業)で
もできる?(農協などで応援があり、機械化してあるとしてですが)
稲作でもするとか、少なくても先住していた方のやり方をまずは確
認されて、地元の「農業」の専門家を頼られるべきかと思いますが。

mio 2009/01/06(火) 09:18:55
ご回答くださった皆様
いろいろ大変参考になりました。
土地の広さを書き間違ってすみません。
詳しく説明しますと、10ヘクタールの土地の中に、住宅と蔵が2棟、車庫、農作業小屋が建ち、2箇所の庭園、樹齢100年くらいのケヤキを始め、松や梓や胡桃などさまざまな巨木があり、日当たりのいいところに花畑、野菜畑、果樹が分散しています。
田んぼは、先代で委託、畑として使えるところはほとんどハウスに貸してあって、残ったところが、ご相談の土地です。
そこから収益を上げようとかではなく、見苦しくなくきれいにしておきたい、ジャングルの元凶になっているオランダヤブカラシとイシミカワの2種類の雑草をまず何とかしようと思ったわけです。
皆さんのご意見から、土地があるゆえの大変さ、定年後就農の困難さも、さらによくわかりました。
pinetreeさんのおっしゃるように、『必要な部分のみを、自分にあった方法で、適正に管理する方法』を、貴重なご意見を参考に、できるところから実行していきたいと思います。

pinetree 【九州】 2009/01/06(火) 20:40:04
 そうですか。だいたい想像できる状況ですね

 お気づきとは思いますが,周囲の農家が除草剤で早い対策を求める理由の一つには,放置された農地が周辺の作物に悪影響を及ぼす事が有るからです。特に10クタールもあるような広大な面積なら,とにかく何とかしたいとのお考えは,正しいと思いますし,また,そうすべきと思います。

 放置され,クズなどの多年生植物が繁茂しだした畑の処理は大変ですよ。基本的には,もっとも問題の大きい雑草(多分ヤブガラシ)の対応を真っ先に取るべきでしょうね。人手と機械力が不足するなら,手段はやはり除草剤を核にすべきでしょう。

 まず,以下などを,散布時期と基本的な除草方法の参考としてください。ポイントは,まず,散布のタイミング。次に薬剤の種類,使用量です。
http://www.roundupjp.com/usage/weed/yabugarashi/index.html
 ヨモギなどの防除は,下の草種ごとの使用法を参照してください。

 先にも書きましたが,移行性除草剤は,雑草に吸収されて一定以上の濃度を維持する事が必要です。雑草が繁茂しすぎると薬量の不足から植物体内の濃度が上がりません。また,植物体が小さいかったり刈り取り後の散布では吸収量が少なくなるため,地下茎や塊茎をもつ雑草では濃度が上がりません。
 ラウンドアップでもヤブガラシなどにはある程度の効果は出ると思います。それが効かないのは,想像では,多分,使用量が少ないのではないでしょうか。その意味で,使用方法のチェックをおすすめした次第です。
 大きな雑草の場合,効果の発現までに時間がかかりますから,その前に我慢できずに切ってしまう場合なども有り,薬剤の特性を理解する事が必要です。

 おやりになった筆による塗布では,吸収量に限界があります。どうせなら,小型の蓄圧式噴霧器などで,ヤブガラシなどをスポット的に高濃度散布される事をおすすめします。例えば,果樹園で多年生雑草を対象にしたラウンドアップなら,濃度は25倍で10アールに25リットル(薬量1リットル)を散布します。きちんと量を使えば,安価なグリホサート系の除草剤でも効果は出るように思えるのですが。

 その際は,専用ノズルを使われるか,圧力をやや低めにして粗い霧で噴霧すれば,カキなどへの飛散も防げます。
 なお,ラウンドアップなどのグリホサート系除草剤は,土壌では分解され根から吸収される事はありませんので,直接葉や緑枝にかからない限りは大きな薬害はないはずです。

 余談ですが,果樹や野菜など食用作物の無い非農耕地(林地,空き地など)では,農薬登録のない除草剤の使用も可能です。ホームセンターなどで売られる(グリホサート系)除草剤の中にはこのような物も有りますので,価格と効果を勘案しながら選んでみてください。面積が広いようですので,私なら,ラウンドアップマックスロードなどと,使い分けをしてコスト減を図ります。
 ただし,登録のない非農耕地用除草剤などを果樹園などで使用した場合は,農薬取締法に触れるか,一年間食べないかの選択になりますのでご注意ください。

 除草剤を使わないのなら,条件的には牧場でしょうかね。柵囲いをして牛や羊を飼うのも方法かも知れません。自分でやるのが無理なら,放牧用や牧草用地として貸しても良いのではないでしょうか。
 ただ,ヤブガラシを食べてくれるかは?ですが。

 重ねて余談ですが,荒廃地(失礼!)対策なども地方の市町村では大きな問題です。すでにお済みかも知れませんが,一度,農業委員会などを訪ね,話をしてみたらいかがですか。場合によっては,貸してあるハウス地などを含めた売買や賃貸の仲介にも入ってくれますよ。

 手に余る農地は大変かも知れませんが,考え方によっては,住宅に作業小屋まである夢のような環境ではないですか?希望を描きながらも,普通にIターンした人には,望んでも手に入らない条件だと思います。
 10ヘクタールもあれば,完璧な管理など無理な話です。どうぞ,工夫しながら,出来る範囲で,そして楽しんで,雑草退治に取り組んでください。

植木屋 園主 [URL:http://diary.jp.aol.com/upzgun/] 2009/01/06(火) 22:35:19
こんちは〜♪
>オランダヤブカラシとイシミカワの2種類の雑草をまず何とかしようと
ハイ♪やればできると思いますよ
先ずはこの樹に登る草を確実に始末すれば何とかなりますよ
グリホサート系のラウンドアップで処理できますが今までの塗布では先ず追いつけないです
他の皆さんも仰せのように農薬散布機(除草剤なら低圧散布用で構いません)肩掛け蓄圧式でも良しを先ず購入されて適期に適量の散布をされればキット退治できます!
飛散防止には専用のノズルもありますしカバーもあります

※今は上部の葉は枯れているかと思いますが根元(蔓)は活きていますので
1)樹に巻き上がっている根元を先ず切りましょう!
樹の周りだけでも草刈機でも釜でも今なら切るのもそう難しくはないかと思います!
2)その後春先に他の雑草なども芽吹いて新たに樹に巻き上がる前の地面を這い進んで蔓延る寸前(ある程度は茂らないと除草剤の効果は出ません)にラウンドアップ200倍を全面散布
※量的には反(10a)当り100リットルが目安です!!
高濃度の部分散布より低濃度?の茎葉柄への全面散布が効果は高いです!

3)その後梅雨前後には再繁茂してきますのでその時にも全面散布!
この時の散布は念入りに!!
でないと今後の散布は真夏の仕事になり身体的にも耐えられなくなります

4)その後は雑草の繁茂状態を見ながらの散布で
最低年間で3〜5回の散布を考えておかれれば何とか維持できるかと思います♪

※野菜などの種蒔きをされる予定が無い土地ならば発芽抑制剤(種殺し)の薬剤もありますので除草剤とともにラウンドアップなどと同時混合(500倍)して散布されると尚楽です
新たな種からの発芽は食い止められます!
なお枯れた雑草はそのまま敷き藁としての効果もありますので取り除かない事
(土の表面をなるべく露出しない事!)

それと果樹などの落葉樹に付いてはグリホサート系は土に帰るとも言いますが
コレにはチョッとです!除草剤は根にかなり影響しますので
樹に根元から高さ1m程度までビニールなどで軽く被覆されて風で飛散した分でも
直接掛からないように対策を施してからの散布をお奨めします!

mio 2009/01/06(火) 22:46:02
[[解決]]
pinetree様

ご丁寧にありがとうございます。
土地全体に満遍なく地下茎が埋まっている状態を思えば、確かにラウンドアップの使用量は少なかったと思います。
今後は、使用量と回数にも気を配り、散布したいと思います。
あとは、性能のいい草刈り機械を購入することのします。
雑草が片付いたら、排水溝を掘り、籾殻と堆肥で土壌改良をし、自給自足できるくらいの畑作りに甘んじようと考え始めました。
相談してみて、少し先が見えてきた感じがします。
時代に合わせて、めげずに頑張っていこうと思います。
まずは、農作業の基本的なことをいろいろと勉強しないと駄目だということもよくわかりました。
いろいろと貴重なご意見や情報を下さった皆様、本当に感謝です。
ありがとうございました

兎の耳 【近畿】 2009/01/07(水) 20:47:49
10坪未満の庭でしたら砂利埋没防止シートで覆い玉砂利で敷き詰めることなどで雑草防止策は簡単ですが、10a以上もの畑地は、広すぎて低額費用での対処が難しすぎます。(後述では雑草畑地について10aとして算定しています。)

1.小型耕耘機(約10数万円)購入による自分で耕耘または耕耘機日雇(約2〜3万円×10aなら4〜5日)による耕耘作業依頼。耕耘機で歯が立たない場合、小型ブルドーザーは高価でしょうか自分で掘り起こしできないでしょうか、または土建・土木業者に表土掘り返しを頼めないでしょうか、知り合いで低額であれば幸いです。年3回草刈機で雑草を刈り取るより、まず表土を2・3年に1度掘り起こす事よって現在はびこっている雑草及び根茎を絶やすのはいかがでしょうか。

2.上記1.の掘り返しせずに3.シート、4.波板やコンパネ、5.客土、6.舗道用ブロックや廃材などで畑地を直接覆い、隙間から生えてくる雑草の根茎を刈取る方が容易ですが、先にはびこっている雑草をまず根絶するか否かです。

3.果樹間の裸地に黒色農業用ビニールシートで全面覆い、高さ10cmほど残土をかぶせるのはいかがでしょうか。雑草防止用シートとして不織布、砂利埋没防止用シート、防水シートなども候補が考えられますが、10aを覆うにはそれぞれ必要金額がいくらかかるか素人で無知ですが、1m幅1000m、2重にして2000m必要ですが雑草防止黒色農業用ビニールシートが一番安価なように思えます。野菜畑3a〜5aならばよく見かけますので安価かなと考えました。

4.不透明合成樹脂波板(@6〜8百円)、耐水コンパネ(@8百〜千円)で畑地を覆うのはいかがでしょうか。畑地全面覆うには10aにつき600枚(36万〜60万円)必要ですが、畑地半分を覆うのであっても雑草が生えてこず
雑草刈取の手間が半減されるのではないでしょうか。

5.客土で畑地を覆い、出てきた雑草根茎を抜き取る。客土を盛ることで下草を弱体化させ、しつこく残る雑草を根絶させるのは、雑草刈取の手間が軽減されるのではないでしょうか。

6.砂利や生コンで畑地を覆うのは畑地を耕作用に回復できず、回復可能な舗道用ブロックなどで覆うにしても10a以上もの広さでは多額の費用が必要になります。無償に近い金額で枕木、敷石、ブロックなど廃材が手に入れば、ラッキーですが。

休耕田の雑草対策の苦労について多少見聞きしておりますが、農家でない浅薄な素人考えですが、表土掘り起しによる雑草根絶、耐久性があり安価な材料で畑地の一部を覆えばという考えがヒントにならないかなと思い、JA、役所農業関連部署、農業委員、休耕田を持っている農家など、ご近所の専門家の方の実例を伺うのが一番近道で的確に違いないと存じますが、拙案を投稿させていただきました。

mio 2009/01/08(木) 18:51:09
兎の耳様

寄せられた情報を元に、経済と体力を照らし合わせ、出来そうなものを少しずつ試験的にやってみて、上手くいったら、それを大々的に実行してみようと思います。
成功して、皆様にご報告できる日が来るよう頑張ってみます。
ありがとうございました。


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