やまぼうしの木の花が咲きません

[園芸相談センター]の過去ログです

ぽんた 【近畿】 2008/12/25(木) 16:28:35
6年前に植えたやまぼうしの木なのですが、いまだに花が咲きません。
2メートル程の木が今は倍ほどに育っているのですが、なぜ咲かないのでしょうか?
葉も今ひとつ、青々としませんし、早く散るようです。
粘土質の土地なので、それが原因なのでしょうか?

cactus 2008/12/25(木) 18:34:48
やはり土壌不良の可能性は高いと思いますね。葉が茂るが花が咲かない
のであれば窒素過多と考えられますが、開花も葉も茂らないでは土壌が
悪いと考えて間違いないと思います。

6年前に植えたのは、造園屋などではなく御自身ですよね。違っていた
らすみません。ヤマボウシは水はけが良く日当たりが良い場所を選び、
植付ける時には高植えにします。土壌が粘土質であれば水はけは悪いの
で、腐葉土や堆肥を多めに入れて堀上げた土と良く混ぜ合わせます。
掘り穴に株を入れて埋め戻したのでは、土壌改良をした事にはなりませ
んから、どうしても根張りが悪くなって樹勢が悪くなります。

植付けてから6年が経過しているので、今更堀上げる事は出来ません。
幹から50p程度離して腐葉土や堆肥を施し、表面の土と軽く耕す感じ
ですき込んで下さい。
樹勢を強くするには養分も不可欠で、2月に寒肥として油粕と骨粉を同
量混ぜた物を施して下さい。また花芽の分化が終わった8月下旬にも、
寒肥の時と同じ物を施して下さい。幹から50pから1m離れた場所に
深さ30センチ程度の穴を掘り、その中に先ほどに書いた肥料を堆肥と
混ぜて埋め込む方法もあります。その時には1ヶ所ではなく三角形になるように3ヶ所に施します。

リオ 【四国】 2008/12/25(木) 18:59:09
ヤマボウシは、枝はしなやかに広がり、葉も葉脈が綺麗だし、何といっても葉の上に広がるように一面に咲く白い花が魅力的ですよね。私の家の木は頂上部を摘心して5m程ですが、今年の初夏、およそ1万個の花を見ました。壮観でした。日差しを浴びて輝いているのもいいし、雨に打たれて枝が枝垂れているのもいい。すてきな木ですよね。

さて、私の意見としては、来年の蕾は、前の年の7〜8月にはもうすでに出来ているので、この時期に水不足と肥料不足が起こると、来年のための蕾が出来ないということです。これらの事について心当たりはありませんか?もちろん、粘土質の土が、水不足や肥料不足を招いている可能性は十分あります。もしそうならば、問題は、どうやってそれを補うかです。

ヤマボウシは、西日を避けられる肥沃な土が良いとされ、日当たりと水はけが良く、植え穴には堆肥や腐葉土を多くすき込みます。そして、寒肥(12・1月にする)を冬に根回りにすき込みます。剪定はほとんど不要で、自然樹形で整いますが、不自然な小枝を剪定します(9・10月に)。
葉が早く散るのは、粘土質で根が浅いために起こる水不足かもしれません。そういう場所では、8〜9月の水遣りは晴れていれば毎日やるのが基本です。また、肥料不足も考えられます。
また、ヤマボウシは酸性を嫌うので、1年に1回、石灰を一握り程度根元に散布するのも効果があります。
ご参考まで。

【北陸】 2008/12/26(金) 02:13:36
こんにちは。
私の家でもヤマボウシが植わっています。前のお二人の意見
が、ひょっとすると水まきなどについて、正反対なので困惑
しています。
1「粘土質で、障害がある」
2「夏の水不足、肥料不足」
 ということですよね。根腐れ気味で、(水が溜まりやすい)
状態なら、毎日水やりの必要があるのか
(我が家では夏の30度を超す時期に葉の様子などを見て、
他の草花のために水をまくことがある。程度です。9月には
ほとんどまきません。が花が咲いています。)
一方、6年前と比べて2倍になったのでしたら、「大きくなっ
ている」のなら、(土壌が粘土質のための)1の
「根腐れによる成長障害」ではないのでしょうか?
 それなら、
3「樹が若すぎる」
 のでしょうか?今の樹の太さ、高さなど(できれば樹齢の)
 情報が欲しいです。
4「肥料が多すぎる」
  ということで「花が咲かないのかも」と言われ、肥料を
  一年控えたらまた、花が咲き出したことがありました。
  ただ、これは花がつかなかった前年は花が咲いていまし
  た。
2’「肥料がたりない」
  3とは逆なのですが、リオさんのおっしゃるとおりなの
  でしたら。
  ですが、確かに花芽と葉芽は今でも違いがわかる気がす
  るのですが、ぽんたさんのおうちの樹は花芽がありませ
  んか?花芽ができているのに、「咲かない」のでしたら、
  「8,9月の花芽分化」とは直接関係がないのかもしれ
  ません。
  もし、1の「根腐れ気味」「粘土質の土壌」による成長
  障害(葉も青々としてこないのですよね?)なら、水の
  やり過ぎはむしろ危険だと感じるのです。
  同様に、肥料をやることは私の4の経験からは「?」な
  のですが。

 それで対策。
それぞれ矛盾しているようで困るのですが、ぽんたさんのおう
ちのヤマボウシは、「高植え」になっているでしょうか。
樹は「成長している」でしょうか。青々と成長しているのなら、
若すぎるとか、栄養過多かも知れません。
「しばらく様子を見る」でもいいかも。
高植えでなく、成長が止まり気味で、葉が弱々しい、粘土質な
ら、「根腐れ気味」ということで、「植え直し」または「土壌
改良」が必要かも。肥料は逆効果です。
特に深さ50cmほど掘って水をいっぱい注いだとき、半日も
水が溜まったままの時はまずいです。高植えに植え直した方が
いいかもしれません。この時期なら、樹のダメージが少なく植
え替えできるかも知れません。業者さんにご相談されてはいか
がでしょう。
水が徐々にでも引くのでしたら、少しずつ「土壌改良」もあり
かと思います。
私は、この葉の落ちた時期にヤマボウシの周りを50cmあけ
て、1/3ぐらいずつ掘り起こして腐葉土、堆肥などを鋤込ん
でいます。
10平米ほどの花壇です。冬の球根を入れながら、少しずつ土
壌改良をし続けているのです。今年も40リットルほど入れま
した。ヤマボウシは高植えしてありますので困らないと思いま
す。
粘土質の土地でしたら、入れた腐葉土、堆肥などの分だけ粘土
質の土を掘りとるのもいいかもしれません。(どこへ捨てるか
は問題ですが。)
掘った穴にバケツで水を注いだとき、さっと水が引くようなら、
(粘土質ではないと思いますが)リオさんのおっしゃるように
暑い時期、花芽分化の時期には水やりが必要かも知れませんが、
(私のうちはこちらタイプです。が、北陸のうちではあまり水
はまきません。)
秋以降、1/4ずつでもおこして腐葉土、堆肥を鋤込んで水持
ちのいいふかふかの花壇を目指します。
長文失礼しました。

リオ 【四国】 2008/12/26(金) 10:17:22
私の家では、岩盤の上の粘土質と言う特徴を持っており、一部土壌改良もしましたが、夏場の水不足にはかなり悩まされてきました。私の家での夏場の水遣りはかなり重要な仕事だということです。
ヤマボウシという植物の特徴を知って、そのうえでご自分の土地に合った栽培をするためにはどう工夫・努力するのかということが、最も大切なことと考えます。
ヤマボウシの特徴が分かれば、自分の植え付けたい土壌や気候に合わせてどう対応すればよいかは、自ずと分かってくるものだと考えます。

ぽんた 2008/12/26(金) 15:20:58
[[解決]]
カクタスさん、リオさん、久さん ありがとうございます。
やはり、みなさんの指摘のとおり土壌の問題かと思います。
自分の土地に合った栽培を工夫、努力していきます。
高植えしていませんでしたーアチャーです。
樹齢は10年ぐらいかと思いますので、なんとかあの白い花が咲くようにいまから、土壌改良も含めてこつこつやっていきます。


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター