丈夫な落葉高木をさがしています

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

ショコラ 【関東】 2008/11/29(土) 14:43:37
1.南西角で2階の窓まで日除けになる
2.植え場所は外壁から30cm位
3.丈夫
上記条件をクリアできる花木はありますか。
花や葉を楽しめたらさらに良いのですが
ご存知の方教えてください、宜しくお願いいたします。

ばんざいうさぎ 2008/11/29(土) 17:35:44
外壁というのは建物の壁ですよね?
でしたら木を植えることは無理でしょう・・・
樹木は大きくなるにつれて根が伸び太くなります。根が建物の基礎の下に潜って、根が育ち太くなるにつれ徐々に基礎を持ち上げるので将来基礎にヒビが入り建物が歪んで傷む恐れが高いですよ
また枝が伸びると風で外壁に当たり引っ掻き壁表面が傷みますし、外壁側の枝葉は日が当たらないとか照り返しの熱のせいで痛み枝が平均して伸びず樹形が乱れる可能性も高いです
樹木は将来の事を考え最低でも外壁からは3メートル離して植えるのが良いです。壁からもっと離れていれば木を大きな樽などに植えこむ方法はありますが、30センチくらいでは枝が伸びてくればすぐ壁や窓に届くので置くことすらできません

単純に考えても、壁から30センチの至近距離では数年で枝が窓に当たり窓を開けると枝が室内に入り込むので年中窓が開けられず、開けられたとしても木に住みついた虫などが簡単に家の中に入り込んでしまいますよ・・・

日よけの目的なら地上から2階まで丈夫なネットを張り、それに蔓性の植物を植えて這いあがらせるのが良いかと思います。常緑性のものを植えてしまうと冬は反対に日がほとんど当たらず部屋が暗くなるので、一年草のゴーヤやヘチマ、朝顔など冬場は枯れてしまうものを選んで植えれば枯れた後にネットを外せば冬の日当たりも見た目も良くなりますよ
せめて、木を植えずにフェンスかトレリスを設置してそのもので目隠しするか(その方が冬場の日照を少しは確保できる)前述のネットで一年草でのグリーンのカーテンを作るのが良いでしょうね

ショコラ 2008/11/29(土) 22:35:09
ばんざいうさぎ様お返事ありがとうございます。
やはりダメなのですね。
勿論蔓性のものでも良いのですが、下へ下へと根を張る種類の樹木があると何かに書いてあり…窓側の部分は刈り込めば良いかと。それに実際に家の外壁すれすれのところに植えている住宅も見かけます。どのような木でも家の土台を持ち上げてしまうとは限らず、種類によっては大丈夫なものもあるかと思い伺ってみた次第です。

ばんざいうさぎ 2008/11/30(日) 13:24:55
ちょっと掘り下げて御説明させていただきますが、最近多い実情をお知らせしたいがためで、個人的には何の意図もありませんのでお気を悪くなさらないで下さいね

最近はよく庭の建物に近い場所に植え木を植えているお宅も見かけますが、一戸建ての場合は住民の希望がなくても建物の外観のデザインの一部として建築家の好みの理由だけで将来の事を考えずに樹木を植えてある事も多いんですよ。やはりよほど樹木に詳しい人じゃない限り建築家も樹木については素人ですので木が将来どうなるかは考えていないのが実情です。近年は新築時に植えてあった木が大きくなりすぎて基礎にヒビが入った、建物に影響して困っているという住人からの相談もかなり多いのです
ですので、木を植える時には一番大切な事はまず植えたい樹木が将来どのくらいどんな風に育つものかを知るのが必要なのですね
最初から2〜3メートルで生長を止めるとわかっている木ならそんなに気にせず植えられますが、考慮せず植えられる木はその時点では若木でほっそりしていて見栄えが良くても将来は高木に育つものが多いのです。広葉樹は根の張りは地上部に比例して育ちますので(針葉樹は大木でも根が貧弱で倒れやすい)、根の張る形は枝が広がって育つように浅いとこにも深いとこにも広がっていきますし、地下に硬い地層や岩盤があればそれを避けて浅い所を主に伸びていきます。根というのは木の重さを支えるものですから、まず横に根を沢山這わせて地盤に踏んばる力を確保しなければならず、下だけに根を深く張る樹木というのはあまりありませんし、そういう樹木があっても強風や地盤が緩んだ時に横に根を張る樹木より比べても根が抜けて倒れやすいのです
また、邪魔になった枝はその時に切ればいいのでは?というのは人間の都合で樹木にとってはある程度育った大枝を切られることはかなりな負担で木全体が弱ってしまう原因になる場合もありますよ。壁の真際に植えられ窓の方側の枝というのは直接日光が当たりませんのでもともと軟弱になりやすく弱りやすいこともあり、そのような枝があると樹形も乱れやすいです。枝を時期や切る位置など考えずに人間の都合だけで切ると切り口から病気が入ったり害虫が入ったり木の体力を奪ったりで木の寿命を奪いかねません。目的があって植えるからにはその木がいつまでも目的の働きをはたして欲しいですよね?でも人間の都合だけで決めて植えても木が生きながらえてくれなければ意味はありませんよね
木と言うものは草と違い、寿命は種類によっては何十年から何百年。ある程度の高さを求めるならそれに比例して根も立派なのが普通です。何メートルもの高さを求めるなら根も何メートルも伸びますし、根が土台を持ち上げるというのは立派な太さでなくても年数をかけて少しづつ少しづつ太くなり徐々に徐々に年数をかけて基礎を持ち上げ、それに基礎が耐えきれなく成った時突然亀裂が入り、亀裂の場所によっては突然建物が歪んで、建物が歪みに耐えきれなくなったとき床が歪んだり柱や壁にも亀裂が入ります。ですから低木以外ならどんな樹木でも将来根が基礎を傷めるのは可能です。もし地上部の高さを切り詰めて低くしたとしても根まで掘り起こして切り詰めることはほぼ不可能ですから年々根だけは大きく太くなっていくのです
ですので、植えてしまい数年から数十年後に建物に影響が出てきた時にはすでに時遅く、何の対処もできないというケースもありうるわけで、よほど背の低い低木でなければ建物の近くには木が植えられないのですね。今回の場合二階までへの日よけを兼ねたいということですので木が高くないと意味がないので、外壁までの距離が近すぎる理由で木を植えるのは無理なわけです

木を植えるという事は例えるならペットを飼うようなもの
小さい時は可愛いだけでも育つにつれて問題がいろいろ出てくるもので、もし小さな古いアパートに住んでいる人がいて犬を飼いたいと思った時、将来は確実に巨大に育つ種類だとわかっていてセントバーナードの子犬を室内で飼ったりしませんよね?小さな体でおとなしくあまり吠えない室内犬を選ぶでしょう。自分の住んでいる環境に合わせ育てるのに無理のない種類を飼うのが普通ですね

木を植えるという事は将来を見越してどのくらい大きくなるものかを把握し、将来どんな問題が起こるかを想定して、なるべくそれが避けられるものを選び植えなければ、トラブルが起きた時には既に手遅れなのです。うちの近所では広い庭にある立派な100年くらいの見上げるほどの立派な高木が次々と切られています。植えられた100年前には周りに何もなかったのが、横に道路ができたり店ができたりで、枝が折れて落ちたら危ない、もし倒れたら他所の建物を直撃、隣の店の方に落ち葉が溜まるという理由で切られています
本当ならそのまま生えさせてあげたいけれど人に害があってはならないので切られてしまうのです
樹木も生きているのですからなるべく途中で人間の都合で掘られたり切られたりのないように、長く生きていてほしいですよね

ショコラ 2008/12/01(月) 08:27:09
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良く解りました。ご丁寧な説明感謝いたします。ありがとうございました。


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