グラウンドカバーについて
プロン
【近畿】
2008/11/25(火) 13:49:30
はじめまして。
玄関脇の北向きの前庭や南向きの裏庭に真砂土が敷いてあるのですが、強い雨の日には泥跳ねや部分的に水溜りができ困っています。
それそれの場所に合うグラウンドカバー(芝以外)について教えてください。
地域は和歌山県北部で、植物の条件としては
・短期間で全体をカバーできるもの
・背丈は低く(10cm以内)できれば花の咲くもの
・処分が簡単なもの(根が浅め)
・通路として使用している部分があるので踏みつけに強いもの
・日当たり
北側:夏季は昼過ぎから、冬季はまったく当たりません。
南側:夏季は朝早くから、冬季は昼前から部分的に日が当たります。
ご助言よろしくお願いします。
あいあい
【九州】
2008/11/25(火) 21:42:20
ローマンカモマイルなんてどうでしょうか。
ヒメツルソバなんかは?
どちらも南側向きでしょうが、北向きでもいいかも。
って、実は私が植えたいだけなんです。
場所がないので、うらやましいです。
このみ
【東北】
2008/11/25(火) 22:18:09
こんにちは。
我が家では、日当たり部分には、クリーピングタイム(這うタイム)を植えています。
増えて増えて仕方が無いほどで、4月下旬に濃いピンクの花がきれいです。
日陰部分には、ヤブコウジが増えています。でも、踏みつけてもいいとは思いませんが…。
プロン
2008/11/26(水) 09:41:09
こんにちは。
あいあいさん、このみさん、アドバイスありがとうございます。
お勧めいただいた植物を早速調べてみました。
どの植物も素敵ですね。
ローマンカモマイルは初めて聞く名前なのですが、白いお花がかわいいです。りんごに似た香り以外にも様々な効能があるみたいですし種でも簡単に増やせそうなのですが、アブラムシがつきやすいみたいですので、南側の家庭菜園の近くに植えるといいかもしれないですね。
ヒメツルソバはネットで下調べをしたときに見かけたのですが、繁殖力がとても強いようなのでこぼれ種でご近所のお庭がヒメツルソバで占領されてしまわないかちょっと気になっていました。金平糖みたいな花や葉っぱの形もかわいいんですが、植える場所を区切って植えれば大丈夫でしょうか?
以前コモンタイムは育てたことがあるのですが、タイムにもいろんな種類があるんですね。グランドカバー用の改良品種あるみたいですし、花色の違うものをパッチワークみたいに植えるのも楽しそうですね。日当たりのよい所が好きみたいですので、植えるとしたら南側ですね。
ヤブコウジは見たことはない(気づいてないだけかしら?)のですが、赤い実がかわいいですね。日陰には強いみたいですが、踏むのはまずいみたいなので北側の軒下にならべて植えるといいかもしれないです。軒下は屋根から垂れる水滴で泥跳ねがすごいので、常緑というのもありがたいです。
お二方のおかげでだいぶ候補が絞られてきたのですが、他にもお勧めの植物がありましたら教えてください。
ばんざいうさぎ
2008/11/26(水) 19:51:30
まず、グラウンドカバーに向く植物でも土質によっては良く育たないものがありますのでご注意くださいね
特にタイムは乾燥気味の環境が好きなので、雨が降ると水が溜まるような場所だと植えても年々弱ってまだらに枯れてくる恐れもあります
まず、グラウンドカバーを植える前に土壌の改良が必要と思います
水が溜まるとのことから敷いてある土の下は粘土層である可能性が高いです。この場合粘土層のあちこちに穴や溝を掘って水の逃げ道を作り穴や溝を水はけのよい土で埋め戻してから土を敷き直せば雨が降っても水が溜まる事はなくなり、大抵の植物なら育てられる場所にできます
土壌を改良しないでいるうちは湿地に強い植物など粘土地でも育つ植物でなければ、植えても弱ったり枯れたりする事になるかと思います
場所がら、土を高く盛って水はけを改善するのは無理かと思いますので、まず粘土層であるかを確認してもし粘土地だったら粘土層を突き破るよう穴や溝を切って土壌改良をしてから植物を植えて下さいね
たちつ
【近畿】
2008/11/26(水) 20:11:50
・
ヒメイワダレソウと
その中に、タンポポの種を蒔くとか、
ムスカリやリコリス彼岸花(赤白黄花)やクロッカス(春咲き)サフラン(秋咲き)やオキザリス(赤白黄花)やゼフランサス(モモ白黄花・夏前後開花)とかを適当なランダム式に節分蒔きすればよい。
いずれも、丈夫で手間隙いらず。
ヒメイワダレソウは、匍匐性で、挿し木でも、ほっておいても良く増える。種で増えないので、雑草化すれば、除草剤で一掃する。
そこそこ大きくなれば、蔓茎を切り刻んで、ドロと混ぜて、その辺に投げつければよい。・・・通称 天ぷらの掻き揚げ繁殖法という。
掻き揚げ繁殖法 の語源経緯は、成り行きで、この掲示板で、決まった繁殖方法の名称。
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/iwadaresou0.htm
花色は、もう少し白っぽい。
・
プロン
2008/11/27(木) 12:49:44
こんにちは。
ばんざいうさぎさん、たちつさん、アドバイスありがとうございます。
粘土層であれば土壌改良が必要とのことですが、当地は山を削った造成地ですので真砂土の下は岩盤で岩がごろごろしています。
南側に当初より家庭菜園用の場所として確保していた場所は重機で少し掘り下げてもらって、真砂土に腐葉土や堆肥を混ぜました。
今回グラウンドカバーしようとしている場所は特に掘り下げてもらっていませんので10cm〜20cm掘ればすぐ岩盤です。その場合にはどのような改良が可能でしょうか?
水溜りに関しては激しい雨が降った直後に周囲と比べて低い部分(畝溝など)にたまる程度で、全面が水溜りになるわけではないのですが、やはり水はけの悪い土地になるのでしょうか?
ヒメイワダレソウも素敵ですね。
掻き揚げ繁殖法ってすごいネーミングですが、それほど繁殖力がすごいってことなんですね。
いくつかヒメイワダレソウについての説明を読んだのですが、日陰に弱いのでしょうか?踏み付けや害虫にも強いみたいなのでよさそうなのですが、特に北側は日当たりがよくないので気になります。
除草剤で除去できるとのことですが、小さい子がいるのでできれば避けたいのですが、その場合にはこまめに抜いたら大丈夫でしょうか?
ばんざいうさぎ
2008/11/27(木) 18:31:40
下が岩盤の場合の水はけ改良はちょっと難しいですね・・・
一番良いのは枠やレンガなどで囲って、その上に新しい土を枠の高さまで入れることで水はけが良くなるのですが、そのような方法が可能な場所でしょうか?
もしそのような方法が出来れば何を植えてもおそらく大丈夫でしょうし、お金がかけられるならその上にレンガを並べたり敷石と小石など敷いて小道にし、その小道の縁に刈りこんだ立ち性のタイム(斑入りレモンタイムなど)や刈りこんだヒソップで小さな垣根(アクセント程度のもの)が作れ、敷くレンガや敷石の隙間には這い性のタイムを植えてあげると花が咲く時期には可愛いですよ
タイムには枝が立ちあがって育つ立ち性のタイムと、横に這って育つ這い性のタイムがあります。グラウンドカバーに使われるのはクリーピングタイムなどの這い性です。立ち性のはグラウンドカバーには向きませんが並べて植えて盆栽の様に刈りこんで育てると花壇の縁取りや境にちょうどいいアクセントになってくれますよ。また立ち性のタイムは食用に向くものが多いのでレモンタイムを植えると剪定枝を乾燥か冷凍しておき料理の匂い消し(ブーケガルニ)に使えます。普通ハーブとして使うコモンタイムは薬臭いので、私はレモンタイムの方をよくシチューなどの肉のにおい消しに使いますよ
ヒソップも刈りこむと30センチくらいの高さで垣根になります
花が紫・白・ピンクとあり花が咲くと綺麗ですし、ハーブとしても使えますよ
除草の問題ですが、一番良いのはお湯です。子供がいない時を見計らってヤカンなどで熱湯をかけ、丈夫な植物なら数日毎に同じ所にお湯をかければ地上部と根は茹って枯れます。その後土を掘り返して生き残っている根を取り除けば良いのです
他の植物が植わっている場合と、タイムが茂っている場合はこの方法では無理ですが(タイムは草じゃなく低木なので簡単には取り除けない)一番安全ですぐに他のものが植えられる方法ですよ
よっち
【関東】
2008/11/28(金) 10:21:03
花は地味ですが「タツナミソウ」はいかがでしょうか?
買ったときのラベルには「スクテラリア」と書かれていましたが、それで検索するといかにも園芸種っぽいのばかりが出てきました。
もっと雑草というか、ハーブっぽい感じなので、タツナミソウだと思います。(エンゲイナビで検索してみてください)
ネットで調べたら増え方は地下茎と書いてあったのですが、地続きの所は増えていなくて、けっこう離れたところのレンガの間などあちこちに勝手に生えているので、こぼれ種で増えたんだと思います。
根は引っこ抜けば簡単に抜けたと思いますよ。
我が家の庭はあまり水はけがよくなく、逆に門の前のコンクリートに囲まれた深さ4センチ(!)ほどのミニ花壇は灼熱地獄で、クリーピングタイムなどのハーブ類や小さな多肉類もダメになってしまう中、このタツナミソウだけ夏も冬も元気なので不思議です。
また他の植物の葉に隠れて、日がまったく差さないところでも枯れません。
草丈は10センチほどで、色はウチにあるのは紫とピンクですが、白もあるそうです。
ただ、「短期間で全体をカバーできる」かどうかはわかりません。
種が入手できれば早いかも知れませんね。
よっち
【関東】
2008/11/28(金) 10:37:40
先ほど「タツナミソウ」について書いた者です。
あとでよく調べてみたら、我が家のは「コバノタツナミ」のようです。
家のは過酷な状況で育っているせいか(笑)草丈は10センチもありませんが、普通は花が咲くと20センチくらいにはなるようです。
ちょっと高かったですね、すみません。
プロン
2008/11/28(金) 12:20:37
こんにちは。
ばんざいうさぎさん、よっちさん、アドバイスありがとうございます。
枠などで囲って・・・というのは、部分的には可能ですが全面だとテラス部分が地面より低くなってしまいますし、35坪ほどあるのでちょっと難しそうです。
小道を作って・・・というのは素敵ですね。
最初はグラウンドカバーして泥はねを何とかしたいと漠然と思っていただけなのですが、いろいろデザイン?を考えるのってわくわくして楽しいですね。
早速図書館にって本を借りてきたいと思います。
這い性のタイムは使う予定でいます。小さい花も葉っぱもかわいいですね。
ハーブはあまり使ったことはないのですが、お風呂に入れられるハーブとか育ててみたいです。リラックスできそう・・・。
農薬を使わなくてもお湯でも除草できるんですね。勉強になりました。
実家では除草剤を使っているので、今度教えてあげたいと思います。ペットにも安心ですよね。
コバノタツナミ、花が特徴的でかわいいですね。
通路として使っている部分は草丈の低いものがいいのですが、それ以外は高くても大丈夫です。北側の庭は冬季にはまったく日が当たらないので、日陰に強いというのもいいですよね。
当地も岩盤に薄く真砂土を敷いてあるだけなので、環境的にはミニ花壇と変わらないかもしれないです^^;
でも深さ4センチって親指の長さもないってことですよね。暑さにほんと強いんですね。
ばんざいうさぎ
2008/11/28(金) 15:02:24
岩盤の上に土が盛られた環境は、もしやすると多肉植物に向いているかもしれません
マンネングサなど、岩の上のちょっと砂塵の溜まったところなどでも平気で殖えていたりしますよ
セダム類(マンネングサの仲間の学名)の耐寒性のあるものならいろんな姿のものがあり横に広がるのでグラウンドカバーに使えるものもありますよ(冬にも枯れないで越冬するものを選ぶのがコツ)
小さな葉のセダムを何種類か敷き詰めた感じにして、ポイントに大きめの耐寒性のある多肉植物(朧月など花の形に似た姿のもの)を植えるのも面白く、雨が降らなくても水やりの必要もなく簡単に殖えてあまり手入れもいらないのにちょっと趣がある姿になると思います
プロン
2008/11/28(金) 20:19:05
こんばんは。
多肉植物ですか・・・ まったく想定していませんでした。
5cmほどの植木鉢に植えられているのをよく見かけるのですが、地植えもできるんですね。
早速セダム属を調べてみたのですが、日本原産のものとか、お花が咲くものとかほんといろいろあるんですね。
多肉植物のイメージが変わりました。初めて知ったんですが、マツバギクも多肉植物なんですね・・・。
グラウンドカバーに向くものもあるみたいですが、さすがに葉の感じから通路にはまずそうな感じなので、小道の脇にでも植えてみたいです。
手入れもあまりいらないっていうのもいいですね。
プロン
2008/12/02(火) 20:30:39
[[解決]]
みなさん、いろいろ教えていただきありがとうございました。
週末にホームセンターに行ってみたのですが、あまり目当ての植物がなかったのでもう少し暖かくなってから庭のほうの手入れを始めたいと思います。
またいろいろ教えてください。
園芸相談掲示板@園芸相談センター