みかんについて

[園芸相談センター]の過去ログです

仙台夢子 2008/10/10(金) 23:37:14
滋賀の実家のみかんの木についてですが
昨年は1本で50キロも収穫出来ました。今年はスズランを根元近くに
植えたせいか???実がすべてポロポロと落ちてしまいました。
収穫は望めません。やはり スズランの影響でしょうか?
教えてください。宜しく

花梨 【関東】 2008/10/11(土) 00:54:57
ミカンの隔年結果(結実)によるものではないでしょうか。
果樹は豊作と不作の年が交互にやってくる隔年結果の性質を持っていて
ミカンは特にその傾向が強いと聞いたことがあります。

下記の「愛媛県農林水産研究所 果樹研究センター」のニュースでも
ミカンの隔年結果についての報告があります。
http://www.pref.ehime.jp/kashi/index.html
http://www.pref.ehime.jp/kashi/news/news022/news022.htm#ondankishou

ばんざいうさぎ 【北海道】 2008/10/11(土) 13:02:18
花梨さんの仰るようにスズランが直接の原因とは思えないのですが、スズランの性質上、果樹をはじめとする樹木や野菜の近くにはスズランは植えない方が良いかと思います

スズランは環境が合えば繁殖率がものすごく地下茎がどこまでも広く深く這っていきます。その分果樹の根が吸収するはずだった栄養分はスズランに盗られてしまい減ってしまいます
また葉が茂ってしまうと木の株元自体には日光も当たらず過湿になりやすいですね。ときとしてこの過湿な場所が果樹の害虫や病気の誘因となることもあります

さらにスズランは毒性が強いです。他の植物に毒が移行するというような危険性はないものの、食用にする木との混植えはあまりしない方がよいかと・・・
(スズランには美味しそうな赤い実がなるため、野で毒性を知らない人や幼児が口にして中毒になる事例が、特に外国で多いそうです)

また、北海道では春の葉の展開時に山菜の行者ニンニクとよく似ていて、間違えて食べてしまう事もあります。果樹の根元に生えているとスズランを植えてあると思わずに、栽培ものの行者ニンニクと勘違いしてしまって口にする人が、現れないとは言いきれませんので・・・。人間の頭は自分の都合の良い考えが優先されるので、スズランの存在を知らない人は「果樹の根元に植えているのだからこれも食べられるものに違いない」と考えがちです
特に無断で失敬する輩にはこの考えが強く以前他所で、掘りあげたばかりのゴボウと思い納屋から盗んできて家で食べたら、それがたまたまゴボウの根とよく似た毒草の根で一家で中毒を起こして救急車で運ばれたたという事件があったとか・・・
行者ニンニクは最近よく本州でも栽培用に流通しており、肥えた土に植えると匂いが弱くなり葉が軟らかくて、平気で生でも食べられるものもありますので誰かがその場で食べてみるという可能性も捨てきれません
食べるものの植え場所と、特に食用植物とよく似た毒性のある植物の植え場所は離れた所にするのが、不慮の事故もなく安心と思います

うちでは以前ニラと水仙(有毒)の株が混ざって生えてきてしまい、当時同居していた認知症の義母が時々知らぬ間に畑の野菜を採ってきては料理を作り、家族に食べるよう強要することが度々だったので水仙の葉の混入による誤食中毒を避けるためにと、一本一本ぬいては水仙の球根の有無を確かめてより分け、それぞれを別の場所に植え替えた経験があります。思わぬ誤食事故を防ぐためにも、是非とも食用の植物と毒草の混植えは避けて下さいね

仙台夢子 2008/10/12(日) 20:52:42
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花梨さん ばんざいうさぎさん 有難う御座いました。


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