ネムノキの落葉について
あさこ
【近畿】
2008/10/04(土) 07:28:32
一ヶ月くらい前に鉢植えでネムノキをいただきましたが、2〜3日前から手が当たっただけで葉がポロポロと落ちるようになりました。なぜでしょうか?日のよく当たる窓際に置き、土が乾いたら水をやるようにしています。
たちつ
【近畿】
2008/10/04(土) 14:32:26
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診てみないと、一概にはいえませんが、水のやりすぎと考えられます。
次に考えられるのは、肥料のやりすぎ。
次に、土及び大気の極端な乾燥・寒暖の極端な変動。
いずれにしても、根が弱っていることに、原因がある。
先週あたりから、夜間温度・地温が下がったり、寒暖の差が大きかったり、日照時間が短くなったりとかによる、落葉越冬準備に入ったのかも知れません。
ねむの木の管理は、本来は、丈夫なものですが、簡単といえば簡単ですし、難しいといえば難しいものです。
管理場所・環境に敏感な植物の一つです。
概ね、根が神経質。(保湿・排水とか地温に敏感)。
本来は、地下水脈の循環する、湿潤な環境向きの花木です。(水が淀まない清潔な水・下草ぼうぼうの斜面・礫砂の谷川沿い・土の固い中洲とか。環境依存型ですから、点在して生えなく、群生している。)
鉢植えなら、春の彼岸前後に、植え替えるのも一つの方法です。
良く勘違いするのに、小型の紅花の緋ネムと大型の桃花のねむの木があります。緋ネムの方が管理が楽。
いずれにしても、皐月と一緒で、根が弱りだしたら、ほとんど回復し難いものです。
ヒネム系
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/zoku/calliandra2.htm
ネムノキ
http://homepage3.nifty.com/OPNACC/information/kansatu-point/nemunoki.htm
夏のネムノキにしても、秋の彼岸花にしても、日本向きというか、つれないものです。
明る時には美しく咲き,暗くなれば、好きな人に抱かれるように眠るのですから、ネムノキとは、羨ましいものです。・・・・・
あなたから頂いた、思い出のネムノキには、花は咲くけれども、実は成ならないかも・・・・
花の時間と葉の時間が行き違うという侘びしいものです。
ということで、そのまま様子を見ながら、運を天に任して、来年に期待しましょう。
それと、蜘蛛ダニというか、綿カイガラムシというか、葉に粘り気の有る害虫に注意・・・・木を弱らせ、駆除が難しい・木に薬害も出やすい。と云って、民家密集地には、天敵も居ない。
隔離地たる島国日本産ネムノキの欠陥。外来ヒネム系は、過酷な生存競争に打ち勝ってきただけあって、比較的丈夫なものです。
このようなイメージです。
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