バラが枯れそう

[園芸相談センター]の過去ログです

くりん 【関東】 2008/09/24(水) 08:33:56
バラ栽培初心者です。5月にバラ園で買った四季咲きの新苗を地植えにしました。順調に新枝を伸ばし、次々と花を咲かせてきました。
ところが4,5日前から新しい、まだ赤っぽい新葉が丸まったように萎れてきて枯れそうです。蕾も元気がありません。
丁度気温が急に下がり、雨が続いた頃からです。肥料は元肥をテキスト通りあたえ、追肥は殆どやっていません。虫に対する防除は充分しているつもりです。
原因と対策を教えて下さい。

しゃなまま 【東北】 2008/09/24(水) 09:01:32
新苗の頃なのに、花を咲かせ過ぎ、肥料も与えてないのなら、体力が無くなり、株自体が弱ります。気温が下がり、雨にも降られれば、病気にもなります。葉の裏など白くなっていませんか?うどんこ病だと思います。うどんこ病の殺菌剤で対応できるでしょう。園芸店などでスプレータイプなどがありますよ。肥料はうどんこが収まってから与えたほうが良いです。蕾があるなら、摘み取り今年はもう咲かせない方が株のためには良いと思います。
あと、初心者掲示板のほうがわかりやすく、回答を得られますよ。

R・ひろき 【関東】 2008/09/25(木) 17:36:02
 こんにちは。
 新苗は元肥だけですと育ちにくいです。
 追肥は必要です。
 ちょうど元肥が切れたころなのかもしれません。

 最近いろいろなバラの育て方があって、もしかしたら新苗の蕾をつまずに全部咲かせて良いとか、肥料は元肥だけで良いと書いた本などがあるのかもしれませんが……何百株か育てた経験からしますと、それでは育たない新苗が多いと思います。(品種や台木のもともとの太さによっては可能かもしれませんが、常時咲かせて肥料無ですべて出来るというわけではないです。大苗でも肥料無で一年目連続開花はきついです。)

 今お育ての新苗がどのような状態かは、接ぎ目を見るとわかることがあります。
 たとえば大苗の接ぎ目はしっかりくっついていて台と品種が融合しています。
 新苗もちゃんと育っていれば9月にはそうなっているはずです。もし、買ったときと同じように、台木と接ぎ穂がはっきり区別できるような状態でしたら、咲かせるほうに力を使いすぎ、苗として育っていないということです。こういう場合は、翌年の花数が減る場合が多かったです。

 根のほうがぐらぐらしていない状態でしたら、病気のほうがあれば手当して、しゃなままさんのおっしゃる通り、弱っているようでしたら蕾を摘んで来年に備えたほうが、来年と合計した場合の花数は多くなると思います。

くりん 2008/09/25(木) 19:03:00
しゃなままさん、ひろきさん、ご指導ありがとうございました。
うどんこ病ではというご指摘がありましたが、胡瓜やかぼちゃの様な白い粉な状の症状は見られません。
継ぎ目の部分は素人目にも完璧で、シュートは沢山伸び、背丈も50smを超える勢いでした。
でも本によると花をあまり咲かせてはいけないと書いてあるので、半分以上の蕾は摘み取りました。
肥料については本に元肥を充分に与えれば追肥は特に必要ないとありましたが、液肥や配合肥料を控えめには与えてきました。
云わば順風満帆だったのが、突然異常をきたすほど温度降下や雨が影響するのかが疑問だったのです。

ぽぽん 2008/09/25(木) 19:33:10
急に調子が悪くなった場合、考慮しなくてはならないのは、、
根っこの虫。 肥料切れで枯れるところまでは滅多にいか
ないと思いますが、虫は簡単に枯らしてくれます。

どれくらい元気がないのかによりますけど・・・

R・ひろき 【関東】 2008/09/25(木) 20:57:34
 こんにちは。
 ツギメがしっかりしていれば、そこそこに体力がついていると思います。
 何かで調子が落ちていても復活は早いと思います。
 できれば今ある蕾は取って、体力を温存させてみてください。

 以下、心当たりを書いてみます。
 地植えなのですぐには致命的にはならないと思いますが、コガネムシの幼虫などが根にいると弱ってきます。土がふかふかしたり、株がぐらぐらしていたら、少し掘って幼虫を捜してみたほうがよいかもしれません。

 元肥のやり方にもよりますが、新苗でない成長しきった成人の株に対しては、冬にやったあとは夏7月に半分ほどの量をやって、あとはやらないというのが普通の育て方です。
 今回は新苗とのことなので、できれば花を咲かせてしまったらお礼に置き肥をし、7月に少しまた元肥をあげるような感じです。
 元肥の内容もテキストどおりならたぶん大丈夫だと思うのですが、春に苗を植えるときは、冬に植えるときとは少し変えて、あまり生っぽいものを多めにはしないようにします。気温があがってからの植え付けなので、冬並みにやるとちょっと強すぎるかなと思います。
 もうひとつ地植えということで気になるのは、モグラです。これの穴が根付近に貫通すると調子が落ちることがあります。近くにモグラ穴がありましたら、モグラ避けを試してみるといいかもしれません。うちはこれでいくつかの株の原因不明の調子落ちが解決しました。



>云わば順風満帆だったのが、突然異常をきたすほど温度降下や雨が影響するのかが疑問だったのです。

 私は関東に住んでいるのですが、8月の終わりに一週間くらい暗い雨の日がありました。
 環境の変化に強い株と弱い株があるのか、それとも長い雨が嫌いな株があるのかわかりませんが、1%くらいの株が下のほうの葉が落葉して、新芽のほうもちょっと休止状態になりました。肥料をやめ、水を控え目にしてよく日に当てるようにしましたら二週間くらいで復活してきました。

 突然異常をきたすほどの変調というのは、たまにある……という感じでしょうか。
 そういう場合は、念のためコガネムシがいないかどうか見てみたり、モグラ穴を捜したり、ハダニを調べたり、肥料が多すぎていなかったかと反省してみたり、逆に肥え切れしていないか考えてみたり、葉がだいじょうぶそうなら葉面散布をして様子を見たり、復活するまでいろいろ気をもんでおります。


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