寒肥の与えかたについて

[園芸相談センター]の過去ログです

さとる 2008/09/19(金) 21:11:24
 庭に高さ約3メートルのハナミズキ(紅花)が植えてあります。(植えて6年目)
 昨年は花芽がほとんど無く、数輪咲いた花もうすーいピンク色でした。
 今年はそこそこ咲きましたがやはりうすめの赤色でした。(3年前は赤い花が沢山咲きましたが・・)毎年(4年位続けて)12月に油粕をあげていますが、何か影響があるのでしょうか?与え過ぎでしょうか?ハナミズキは2年毎によく咲くと聞きますが、以前、同じく2メートル位のヤマボウシが葉っぱばかり育って花が咲かないという相談をしたところ、しばらく寒肥は与えないほうがいいとのアドバイスを頂きました。従って寒肥等、肥料はあまり与えない方がいいのでしょうか?
 どうも、全般的に寒肥等肥料の与える、もしくは必要性がイマイチ勉強不足で分かりません。
どうか教えてください。

2008/09/20(土) 02:15:15
樹木の寒肥は翌年の花芽のために、活動が活発でない寒い時期にゆっくりと効くような肥料で体力補給させるために行います。植物を擬人化した説明をすると、あまりたくさん(特に窒素分)与えると春になってから、体を大きくすることに一生懸命になってしまい葉ばかりが茂ります。また過ぎたるは・・・で花の事だけを言えば、一般的に樹木は肥料が乏しい場合や、根が制限されたり切られたときに生存の危機を感じるのか花芽をつけやすくなります。ですから考え方としては、(花を楽しむ樹木の施肥の場合)花芽の成長に必要なリン酸や微量元素を含む骨灰や堆肥を中心にして、窒素量は控えめが宜しいと思います。その点では油粕だけよりはバラ用肥料とかの方が良いと思いますし鶏や魚の骨とかを埋めても同じです。

さとる 2008/09/22(月) 21:22:31
[[解決]]
Tさん。お答え有難うございます。
とてもわかり易い回答でした。
油粕ぐらいしか与えませんでしたが、
骨灰やバラ用肥料も効果的とは、勉強になりました。


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