アラマンダーが咲きません

[園芸相談センター]の過去ログです

ラリペン 2008/07/21(月) 19:06:58
 昨年購入し、花を沢山咲かせた4号鉢のアラマンダーを大鉢仕立てにしようと思い、暮れに9号鉢に3株を植え付け、PK系肥料を十分に与えま育ててきました。
 今年、十分に茂りましたがまったく花が付きません。日当たりと通風・潅水は十分で、ときどき1000倍の液肥も与えていますが、葉と茎が細く、ガッシリした姿にはなってくれません。 何かご助言が頂ければ幸いです。

cactus 2008/07/21(月) 21:16:17
植え替えたのが暮れのようですが、アラマンダは熱帯性植物ですから、
寒い時期に植え替える事はしません。植替えは5月から9月までが適期
で、どんな植物にも必ず植替えの適期があります。大株に仕立てようと
するのは自由ですが、時期を守らないと状態を悪くさせたり、今回のよ
うに開花が望めなくなります。

年間を通しての管理は植物によって異なりますが、日当たりや水遣りを
基本通りにしているからと言っても、それで間違いなく開花をするとは
限りません。例えば時々1000倍液肥を与えているようですが、肥料
も2月に寒肥として窒素分の少ない物を小量ほど与えるだけです。
アラマンダはキョウチクトウ科の花木ですから、樹木に液肥を与えても
栄養が足りているとは言えません。茎と葉がガッチリしていないのは、
液肥しか与えていないため肥料不足になっているためです。

PK系肥料ですが、僕は良く分かりません。もしかして牛糞堆肥のよう
な物でしょうか。質問をされているのに質問をして申し訳ないのですが
、出来れば教えて貰えないでしょうか。もしかしたらPK系肥料が窒素
分が多いため、窒素過多になっているため開花しないのかもしれません
ね。

ラリペン 2008/07/22(火) 03:58:40
CACTUSさん ご指導ありがとうございます。
 私の「植え付けた」という表現が説明不十分だったかと思います。ポットから根鉢をまったく崩さずの植え付けなので、季節はずれではありましたが、あまりダメージは与えていないと思うのですが。
 「PK系肥料」と書きましたのは、リンとカリの意味のつもりでした。「窒素系の肥料は葉ばかりになるのでPとKを」と苗購入時に言われたので、N-0,P-15,K-15,Mg-3の「花と実のためのリンカリ肥料」として売られているものを市販の「元肥入り園芸用土」に混入しましたが、気を入れすぎて適量を超えていたかも知れません。
 アラマンダーを亜熱帯現地で観察した様子からは、そんなにデリケートな花木とは考えてはいませんでした。
 お手数ですが再度のご指導をお願いします。

cactus 2008/07/22(火) 19:10:26
ラリペンさん、植替えをするって言う事は、多少なりともダメージを与
えてしまいます。時期外れの事を承知をされていたのなら、ポットから
出さないでポットのまま鉢に入れ、時期を待たれて植え替えられた方が
良かったと思います。その方がダメージは与えませんから。

肥料の三要素の中で、窒素分だけが含まれていない肥料の事だったので
すね。窒素分は葉ばかりになるのではなく、施すと光合成が活発になっ
て枝が良く伸びて葉を茂らせるために必要な成分です。葉と茎が細いの
は、この窒素分が含まれていない肥料を与えたからです。
確かに窒素過多になると葉や枝ばかり茂り、花数が少ないか全く花が咲
かなくなります。窒素過多にさせないようにする事は大切ですが、窒素
も生育には必要な成分ですから、窒素分が少なくリン酸が多めの肥料を
施されたらどうでしょうか。
肥料を多く施せば元気になるとか花芽が多くなるって事はなく、下手を
すれば肥料負けを起こして枯れてしまう事も大いに考えられます。
今回は2種類の肥料を混ぜられ与え、更に液肥まで与えていますよね。
これだけでも肥料は多過ぎます。与えればいいと言うものではありませ
んから、決められた時期に決められた量を施すようにして下さい。

ラリペン 2008/07/22(火) 21:45:06
[[解決]]
CACTUSさん、再度のご指導をありがとうございます。
 かねてより「度すぎは禁」と戒めてはきましたが、どうしても大事にしている植物に限って過度の手数をいれてしまうものですね。
 そう云えばもう一つの宝物である2mにもなるプルメリアの数鉢ですが、毎年今頃はかなりの花をつけていたのですが、今年は花芽が見当たりません。これも同じ症状かも知れませんね。
 なんとも貴重な経験となりました。頑張って、しかし手間を掛けすぎずに我慢して、なんとか回復に努めます。 ありがとうございました。


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