ミニチューリップ・クルシアナの未開花は何故?
兎の耳
【近畿】
2008/05/02(金) 09:46:08
ミニチューリップ・クルシアナを浅い直径36cmのボール状プランターで育てていますが今年は開花せずに終わりました。
翌年に向け球根を掘り出す時に地植えでは10mmの球根が探し難いためコンテナ植えにしています。用土も中粒でなく、鹿沼土小粒と赤玉土小粒混合を使用しております。
日当たりの悪い花壇に飛び火したクルシアナ球根が沢山増え、球根も肥大していますが、葉ばかりで日陰のため未開花です。また日当たりの良い花壇に紛れ込んだクルシアナが1本見事に昨年咲きましたが、ミディとなり大味でミニの趣がありませんでした。花壇地植えのクルシアナは対象外です。
肝心のコンテナ植えのクルシアナが、昨年は数本咲きましたが、今年は葉ばかりで1本も咲きません。大阪南部で12月から4月まで南向きの暖かい場所に置いており日照不足はありません。昨年植えた球根も、また5月中旬に掘出し予定の今年の球根も多分、葉からの養分で肥育不足ではないと思います。
深さ20cmの鉢が浅いのでしょうか、隙間なく植えた球根数が多すぎるのでしょうか、開花前の施肥の時期が問題なのでしょうか、ミニチューリップコンテナ育成について、アドバイスいただきたくよろしくお願い致します。
リトっぷ
【九州】
2008/05/02(金) 20:46:31
こんばんは、葉は展開したのですよね。花茎も花芽も上がらなかった…
これは夏の花芽形成時期に温度が低すぎた為に起きると考えられます。0〜5℃の低温期に花芽の成長が促進されます。(7〜8週間)後に10〜15℃に温度が上昇すると共に発根が促され同時に葉が展開を始めます。この頃に花茎が上がり始め15℃付近の気温で開花に至ります。花茎さえ上がらないのは花芽が形成されなかった可能性が高く葉に異常があった場合、根の近くに元肥があり根やけした,あるいは乾燥させて葉の展開に支障が出る可能性が高くなります。
購入されたばかりの球根の場合はハズレを引いた可能性があります。掘り上げた場合は冷蔵庫で保管しませんよね？涼しい雨が当たらない軒下等で保存…が一般的ですし。
兎の耳
【近畿】
2008/05/08(木) 23:34:13
リトっぷ様、ありがとうございます。
球根をコンテナに詰めぎみに寄せ植えされ毎年球根を買い足される方もいらっしゃいますが、球根を肥育させ掘出し翌年まで保管しております。アドバイスいただきましたが、球根の冷蔵庫保管はスペース確保から無理なように思えます。ミニではなく一般的なチューリップ(花壇露地植え)とペルシャンパール(コンテナ植え)は、普通に保管し冬に施肥しましたが問題なく開花しました。が、八重咲きチューリップ(コンテナ植え)とミニチューリップ・クルシアナは施肥の時期が悪かったのかあるいは球根に近くて施肥が障害を与えたのか、開花しませんでした。施肥の時期、施肥が球根に近すぎたか、コンテナ内の球根数の多さが、未開花の原因ではないかと思いますが、未開花の原因についてご意見アドバイスいただければ幸甚と思います。よろしくお願い致します。
リトっぷ
【九州】
2008/05/09(金) 01:33:08
こんばんは、ユリ科の根は本数が少なく枝根もほとんど分かれない為に根やけを避ける為に球根の横〜上部に施肥するのが良いとされています。
また,施肥(元肥)の量も発根初期に妖肥な場合根が発達せずに能力が落ちてしまいます。クルシアナも原種のチューリップで基本的な成育パターンは変わらないと思うのですが唯一小型球根である事から成長しながら花芽を形成しているのかもしれません。
@狭いコンテナで肥料やけした。
A狭いコンテナで早いサイクルで嫌地現象が起きた。
B養分の奪い合いが起き開花に至らなかった。←この場合いくつか開花しそうですが…
同じユリ科でもムスカリなんかは混み合っても咲くんですけどね。
兎の耳
2008/05/29(木) 22:29:36
[[解決]]
りトっぷ様、有難うございます。
ご指摘から思い当たるのは、未開花は狭いプランターに球根数が多すぎたのが起因と思われます。
露地に飛び火し増えたクルシアナは球根間隔がゆとりあり、葉の生育が良く球根も肥大していますが、日当たりが悪く開花しなかったと思えます。ミニでない八重咲きチューリップの未開花はプランター植えの施肥過剰が原因としか思えず、同様にクルシアナについてもコンテナ植えの施肥もほどほどと思い知らされました。
ミニチューリップの球根堀上で土壌に紛れて球根を捜し難いため、小粒赤玉土小粒・鹿沼土小粒混合のコンテナ植えをしていましたが、来年は球根間隔を確保し露地植えを試みたいと思います。球根堀上時は篩(フルイ)をかけて土壌からミニ球根を抜き出す作戦でのぞみます。
グッドアドバイスが、良いヒントとなり、有難うございました、謝々。
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