ジュエルオーキッドを育てるには

[園芸相談センター]の過去ログです

TOMATO 【東海】 2008/02/26(火) 19:30:03
園芸店でジュエルオーキッドを購入しました。ネットで育て方を調べてみると’夏の暑さには弱い’,’ミズゴケ植えが適する’というのを見つけました。ジュエルオーキッドは東南アジアの地生ランのはずですが日本の夏はこせないのでしょうか。また,多肉用などの用土ではだめなのでしょうか。育て方を教えてください。

Ryu. 2008/02/27(水) 01:31:04
ジュエルオーキッドは主に葉を鑑賞するランの種類で、5種類程度の属が代表的です。
基本的には高温・多湿・半日陰の環境で育てます。属にもよりますが低温には弱く、最低10℃以上を維持してください(成長のためには20℃以上必要)。極端な高温(40℃以上)はよくありません。直射日光は苦手です。
用土は土でもいいのですが、潅水時の泥跳ねなどで葉が汚れないようにミズゴケ植えにすることが多いようです。
ナメクジが最大の敵です。ご注意を。カイガラムシやアブラムシもつくようです。
ファンの中にはタッパー(味噌など入れる大型のもの)にミズゴケを詰めてその中で(蓋を閉めて)育てる方もいます。この方法は鑑賞には向きませんが、栽培用としては以下の点で優れているようです。
 ・保湿が良く、葉水を必要としない。
 ・潅水の回数が少なくてすむ。
 ・ある程度の保温性がある(ただし夏は高温になりやすいので蓋を開ける)。
 ・害虫をシャットアウトできる。

上記方法を応用して、テラリウムにしたら鑑賞にも良いかもしれません。その際は同様の環境を好む植物(シダなど)との寄せ植えも楽しいでしょう。

TOMATO 2008/02/28(木) 18:55:33
ありがとうございます。厳寒期には温室の最低温度が5℃になることがあります。このような場合,コンポストを乾燥気味にして越冬ができるのでしょうか。

リトっぷ 【九州】 2008/02/28(木) 19:45:27
こんにちは、ちょっと張り付けておきますね。

↓ホンコンシュスラン(香港繻子蘭)http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/honkon-shusuran.html↓ホンコンシュスラン:素人園芸解説http://heboen.hp.infoseek.co.jp/youran/lud.html↓ホンコンシュスラン - 観葉植物・植物図鑑・育て方http://www.yamaen.co.jp/plantsguide/pb-info-sim.asp?kensakumoji=527↓シュスランhttp://members2.jcom.home.ne.jp/fukuchisanchi/sub9_16.htm↓シュスラン:野生ランhttp://mglog.web.fc2.com/wild-orchid/shusuran/shusuran.html↓ミヤマウズラhttp://hanapon.karakuri-yashiki.com/miyamauzura.html
(夏に弱い)と言う事はミヤマウズラ?自生地は(沖縄)九州〜四国となっています。
山野草としてのシュスランなら耐寒性もあるでしょうね。熱帯産だと耐寒性が劣るようで成育温度幅が狭い少し厄介なランの様です。極地的は成育条件を再現出来るかがコツの様です。

Ryu. 2008/02/29(金) 12:29:58
>最低温度が5℃になることがあります。このような場合,コンポストを乾燥気味にして越冬ができるのでしょうか。

5℃程度ですと品種によっては耐えられません。品種がわかると良いのですが。
低温に耐える種であればおっしゃる方法で越冬できます。その場合はミズゴケ植えは避けたほうがよろしいかと思います。

犬塚信乃 2008/02/29(金) 16:36:52
東海地域で温室内が5℃になるんですか?
サーモスタットの設定で解決する問題ではないのですか?

ホンコンシュスランは無加温の(関東南部の)室内で楽に越冬しますよ。
特に植込み材を乾かし気味、という気配りは感じていないです。

マコデス属はそういうわけにはいかないようです。

TOMATO 2008/02/29(金) 19:57:15
みなさんありがとうございます。温室は小さくヒーターも小さいため外気に敏感に反応し,外気が氷点下になると5〜6℃になってしまいます。天気の良い昼間は30〜40℃になります。MacodesやAnoectochilusは大きなタッパーに入れてもむつかしいでしょうか。

リトっぷ 【九州】 2008/03/02(日) 01:42:41
こんばんは…成育温度と言うのは人間が決める物では無いので『無理でしょうか』と言われましてもf^_^;
例えば、温室が気温の変動が激しいのなら夜遅くまで温度が下がらない居間にでも置いて発泡スチロールの箱に入れて毛布を被せてから寝る。等工夫するしかありません。日中暖かくて夜間凍えるのはシュスランでなくても植物には過酷では無いでしょうか?私は耐寒性があるデンドロビウムのノビルでも寝る前は居間の中央机の上に置いて朝は朝日の当たる窓際に移動し日中は南の戸外に出し 夜間はまた室内に戻しています。これを毎日の日課にしていますよ。
本来は20℃で成育すべき植物を育てる。これは何故でしょうね。

TOMATO 2008/03/02(日) 08:20:02
[[解決]]
その通りですね。日本で他の環境の植物を育てるわけですから。いろいろと工夫するべきですね。頑張って植物を悲しませないようにやっいきます。ありがとうございました。

リトっぷ 【九州】 2008/03/02(日) 09:27:50
おはようございます。問い掛けに理解を示して頂き幸いです。
シュスランの事について色々調べた訳ですからノウハウは大体身についたと思います。
どうやらシュスランは陽射しにはうるさくないので少し奥行きのある発泡スチロール箱のフタに窓(透明のアクリル板をはめ込みシリコンコーキング等で接着)熱源は裸電球や熱帯魚用の蛍光灯を用い温度計を設置し数日は植物を入れず最低温度を確認する。
フタが密閉出来るので空中湿度が保たれ用土の湿度が長期保持でき葉面からの吸収も行える。これが私が最初に申し上げた『極地的な環境の再現』です。
これから暖かくなれば少しづつ楽になりますので一時しのぎでも生きながらえさせ春から成長を始めると良いですね。d('^#)


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