フクシアのハダニ 

[園芸相談センター]の過去ログです

n'Guin 2008/02/25(月) 12:09:17
みなさま、こんにちは。

他のスレで、ハダニの話題が出て、今のうちにやって
おくべきことがあればと思い、相談します。

昨年、あるフクシアに、コナジラミやハダニがたくさんついて
大変困りました。 
なぜか、ある一鉢だけ。 他のハンキングのフクシアは、すぐに
良くなってしまったのですが。

テルスタースプレーとか、デンプン系で退治したり、葉水をあげたり
しているのですが、良いのは1〜2日だけで、ずっと戦っていました。

同じ庭にバラもあるのですが、そのフクシアだけがねらわれていました。

バラには、コナジラミもハダニも、とりつきませんでした。
今年、このフクシアは、とても大きくなったので、室内に取り込めず
屋外で休眠にトライしています。
(念のために、挿し木して、室内に予備があります。)

今のうちにやったほうがよいことや、今年度戦う知恵をお授けください。 

よろしくお願いします。

ばんざいうさぎ 2008/02/25(月) 19:04:19
害虫の予防という広範囲での考えでならニームの使用はどうでしょう?
ニームの木のエキスは害虫を拒食症状にするのでもし発生したとしても軽く済むはずです
よくニームは効かないという話を聞きますが、ニームの場合殺虫剤ではないので散布などでの、葉や茎に付着させる方法では残留能力は低く短期間に何回も使用していかなければ効き目が見えにくく続きません

ニームエキスの製品は希釈して散布するオイルやエキスがありますが、しょっちゅうも散布するのが面倒という方には堆肥や土、肥料に混ぜてあるタイプのものを土に混ぜたり定期的に足しながら与えると長く効きます

私の場合、毎年バラ科植物の蕾の茎を落とされて花を見られず悩まされたバラゾウムシの幼虫がニームで退治でき、初めて満開の綺麗な花を見ることができたので他の虫にも効き目があると思います

あと、特定の株にだけ害虫が出やすいというのは品種の特徴による場合もありますが肥料を違うものを与えているとか、その株だけに多く与えているなどの心当たりはないでしょうか?
うちでは、元農家の菜っ葉畑だったところを花庭に作り変えた場所だけ害虫が多発するという現象が起きました。どうやら土壌に窒素がかなり蓄積していたらしく植物の葉っぱばかりがよく茂り、急に大きくなるので葉の質がやわらかくて害虫がつきやすかったようです特に窒素は多いと蓄積しますので与えすぎないようお気をつけ下さいね
それと経験からすると土の渇きが早い植物にはハダニが着きやすく感じます
その株だけ特に葉の茂りが良いとか、鉢の土質が乾きやすい、クーラーの室外機に近く乾燥しやすいなどの違いはないでしょうか?

n'Guin 2008/02/25(月) 21:10:52
ばんざいうさぎさん

情報ありがとうございます。

ニームの安全性試験に関する情報をお持ちなら、
教えていただけますでしょうか。

急性毒性、慢性毒性に関する客観的情報があれば、
やってみたいと思います。

「ニーム 安全性試験」で Google で検索してみると
安全性試験が行われていないという情報がたくさん
ひっかかります。 

だから、怖くて試せないでいます。 毒キノコの例を
引くまでもなく、自然物には猛毒がたくさんありますから。
そして、それらの猛毒をうまく使いこなしているのが
薬ですので。

どうかよろしくお願いします。

ばんざいうさぎ 2008/02/26(火) 12:50:44
人間に対するほどの毒性を示す成分の含有率は高くないとされています
もともとニームは農薬の様な精製された化学薬品ではなく、原産地での農業に昔から利用されている植物の天然エキスです。昔からの人の経験に基づいて使用されているもの(一種の漢方薬のようなもの)ですのでいままで人体への影響がないからこそ長い間使い続けられ、いまさら毒性がどうの、安全性試験がどうのと調べ上げるという類のものではないということではないのでしょうか?(安全性試験を行うというのはかなりのコストがかかりますからね)納得いかず心配ならニームに含まれる成分がなにかを調べ、その成分名から安全性を調べ上げてはどうですか?ただし、安全性はその植物にどのくらい含まれているかでも変わってきますから、自分でニームにはどのくらい含まれているか正確な含有量を割り出す必要がありますが。私は信頼してますから別に調べなくても大丈夫と思っています

虫にとっては拒食症状を起こす成分が含まれますが人間には全く無害。ニームで作ったハーブティー製品も販売されているくらいですから人間(おそらく虫以外の生き物)には何の悪影響もないとされています。我が家では農業新聞を取っていますが、これらの製品はよく広告にも登場し、農薬に代わる農家向けの有機資材として普及されつつあるようです。その分今まで農家で使用していた農薬よりも安全性が高いことが伺えます

毒性など心配でしたら専門の文献書籍などご自分で調べられてはどうでしょう?こちらは勧める側なのですから自分なりの信用する根拠も信頼もあるのです。大体毒性の心配のあるものを気軽に知らない人にすすめるものでしょうか?ご自分で納得しないなら使わないまで。ご自分で専門的な範囲までいろいろ調べて納得されるのが一番ですよ?
たとえば、食べ物で本当は毒があるのに、人にこれは何も危ないことはないよと言われたらあなたはすぐ信用して食べてしまいますか?
私は、こういうものがあるよとお知らせしたまでです。それを使うか使わないかは相手次第。わずかな時間とはいえ、時間を割いて知らせてあげたに過ぎません。それをこちらの気持ちも考えずにご自分が拘っていることをそのままこちらに投げかけるというのが私にはわかりません。私なら自分で納得するまで自分の力で調べ上げ、信用できないと思えば使いません

私は仕事柄薬の知識がありますが、どんな毒でも薬に成り得どんな薬でも毒に成り得ます。植物毒は特に微量であれば優れた治療薬になります。トリカブトの毒は微量使えば心臓病の薬ですし、キノコに近い生物のカビそのものを食べると毒ですが、複数のカビからはいろいろな抗生物質が作られ、それによって今まで助からなかった病が今では簡単に治癒できてしまいます。はっきり言って天然の成分での毒性まで拘ると山菜や野菜は何も食べられませんよ?野菜にだって毒になりうる天然の成分が含まれ、物によってはちょっと多く食べすぎたり、そのものでは無毒でも別の食べ物の成分と結合したときに化学反応を起こすと猛毒になるものもあります。チョコレートだって動物に食べさせると中毒症状を起こします
成分は生き物の分類(主に体の構造の違いで差が出る)によって効き目が違います。人間には猛毒である毒キノコでも昆虫にとっては全く影響のないものも多いのです

毒性がどうのと拘っていらっしゃるなら、簡単には人に聞かないほうが良いかと思います。その人のお勧めを全く信用していないということですから
確か、他のログから拝見すると農薬などの使用経験がおありですよね?
私は今までほとんど農薬を使用したことがありません。土壌改良や栽培環境で改善させ、それで大抵治癒します。それでも土壌改良での改善が長期的にわたる場合のみニームを使っております。ニームは科学的に生成された農薬からみれば本当に効き目も毒性もかなり弱いものですよ?なのになぜそこまで拘るのでしょう?昔からの経験上人間に毒性はないとされるものにそこまで毒性にこだわるのでしたら有機農法などを参考にして土壌の方から改善したり天然の素材などでご自分で研究なさってはどうですか?

野生の丈夫さを失わせてまで美しさを追求し品種改良された植物ほど不自然な存在であり弱いものです。人間の手を借りなければ生きていけません。土を改良し環境をあわせてあげ害虫をとり・・・農薬を使うのは時間や手間をかけられないという、あくまでも人間の都合のためでありちゃんと時間や手間やお金をかけ植物の質自体を丈夫にできれば農薬を使わずとも害虫のつきづらい必ず綺麗な花を咲かせます
花は元々虫を寄せるために進化したもの。それをもっと大きく綺麗にしてしまったらもっと多くの虫が来るのは当たり前のこと。もともとそういう植物を選んでしまったということです。その花を栽培したいのであればリスクは覚悟しなければならないのです

通りすがり 2008/02/26(火) 13:01:17
ここは、ばんざいうさぎさんの個人的なBBSでは
無いのですから・・・・

のぎ 【関東】 2008/02/26(火) 15:50:23
>同じ庭にバラもあるのですが、そのフクシアだけがねらわれていました。
>バラには、コナジラミもハダニも、とりつきませんでした。

一応、このくだりに関してのみ。
バラに付くハダニとその他植物に付くハダニは種類が違うかと。
フクシアについているハダニはバラには付かないと思いますよ。
どこで見たんだっけな〜と思い、色々調べてみたら、こんなのが
あったので一応張っておきます。
北海道立林業試験場 バラ科樹木の害虫検索
http://www.hfri.pref.hokkaido.jp/konchu/kensaku/namaki/jushu/kouyouju/bara.htm
寄生する主なハダニ類は作物によって決まっている
http://www.syngenta.co.jp/support/gaichu/gaichu15_hadanirui.html

近年では農薬に対する耐性を持ったハダニなどの登場もあります。

ちなみに、ハダニを水で駆除した場合、2日でまたハダニがくるとは
あまり考えにくい。ハダニの卵から成虫のサイクルを調べたほうが
いいかも。
葉水をする場合は、葉の裏を徹底的に洗わないとダメです。チョロチョロ
と水をかけたからといっていなくなりません。強力な水圧を持つシャワー
で、葉を1枚1枚丁寧に洗うつもりでやるか、株をさかさまにして、
バケツの中でジャバジャバ洗うか。水による撲滅をするのなら、これくらい
やらないとダメで、かつ、5日から1週間後、もう一度同じ作業をする。
(卵からの孵化後を見計らって)
フクシアは持っていないので、この方法で株(葉)が持つかどうか、
わかりません。ただ、霧吹き程度の葉水では、ハダニに効果はありません、
ということですので、参考程度に。フクシアのハダニをこの方法で駆除するのは
株の大きさや育ち方からいっても、結構難しいだろうなと想像します。
また、ハダニが取り付きやすい株というのがあります。置く場所も
関係します。乾燥しやすい場所とか。

コナジラミに関しては、我が家ではあまり大きな被害が出ないので、
黙認しています。たまに飛んでいるのを見かける程度ですので、
他の方にお任せします。

やよい 【北陸】 2008/02/26(火) 22:19:19
今まで6品種育てそのうち2品種はカイガラムシがとり付いて結局枯れ1品種は自分の留守中に家人の水やりのし過ぎで枯らし残り3品種を現在ベランダで育てています。
初めての冬は室内に取り込みましたが次の年からはベランダでそのまま越冬させています。
フクシアの耐寒温度は5℃だそうですが慣らせば結構寒さに耐えるし花も咲いている株もあります。
ハダニはまだ付いた経験はありませんが
>テルスタースプレーとか、デンプン系で退治したり
色々使うと結構薬剤代もばかにならないし新しく株を買った方がかえって安上がりではと思ったりしないでもありません(別の植物にテルスターを使った経験がありますがあまり効かなかった。ハダニに劇的に効く薬があるのやら。)
下記サイトに書いてあるように
http://www.fuchsia.jp/fuchsias/disorder/disorder_index.html
>思い切って枝ごと切り捨てる方がよい
という方法もあります。
あまりにしつこいようであれば幸いフクシアは葉がなくても春には葉が出てくるのでいっそのこと葉を全てむしりとれば葉裏に付いたハダニを一掃出来るのでは?と思ったりもします(ハダニは葉のみ付くということですが枝もごしごし?洗えばなお良いかも)
ふと思いついた方法なのでご参考程度に(-_-;)
ところで
>このフクシアは、とても大きくなったので
と言うことですがどれくらいの大きさでしょうか?
ハンギングですか?
我が家にも挿し木から育てて現在1bぐらい(4〜5本直立して一緒に植えてある)の高さの物もあります。フクシアは生長が早いのでどうしてもハダニが退治出来なければその株をあきらめて室内の予備の挿し木を育てていくと言う手もあります。

n'Guin 2008/02/27(水) 00:27:53
のぎさん、こんばんは。

いろいろ教えていただき、ありがとうございます。
種類が違うとは・・・・。

バラにはつかないのは理由があったのですね。
感謝です。

葉水のほうも、おっしゃるとおりで、かなりしつこく
やらないと、撲滅できません。 けっこうフクシアにも
ダメージがあったりして。

フクシアも品種がちがうと害虫の付きやすさがちがうのかも
しれません。 エンジェルリングには、おどろくほど
つかないので。

コナジラミは、バラの消毒の時にスミチオンをさっとひとふきが
世話がないようです。 ベストガードとか、オルトランとか
を使うより、回数が少なくてすむので。

今年もがんばってみます。

n'Guin 2008/02/27(水) 00:35:48
[[解決]]
やよいさん、こんばんは。

いろいろ教えていただき、ありがとうございます。

ハダニで困っているフクシアは、1mを超えています。
一方、ハンキングのほうは、何度も剪定しているので、60cmぐらい
の高さです。

葉をむしり取る件、了解です。 やってみます。
幸いなことに、室内の予備があるので、失敗しても、
あきらめもつきます。

がんばってみます。 感謝です。


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