形成層の厚さ

[園芸相談センター]の過去ログです

タネツギ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2008/02/04(月) 18:34:53
 タイトルで検索しましたが、見つかりません。樹木の内部構造、特に形成層の所在と厚さについて図解してあるサイトを探しております。
 また、自分の掲示板に、少し別の観点からの質問と画像を載せました。
http://bbs9.aimix-z.com/gbbs.cgi?room=tanetak
 こちらにも書き込んでいただければ、嬉しいです。

パタリロ 【四国】 2008/02/08(金) 17:59:17
申し訳ありません。私も疑問に思っていたのです。薔薇の芽接ぎのときに穂木の木質を取るように本には書いてありますが、そのとき形成層は皮に在るのか木質に在るのか判りません。桃の芽接ぎでは木質を取りません。夏芽は厚いのでしょうか接木のときに多少雑に合わせても活着します。いろいろと本を調べましたが具体的な厚さについて記載されているものはまだ見たことがありません。細胞が数層なので数十ミクロンかな? 自分で顕微鏡を用いて調べなければ判らないのかも知れません。

たちつ 【近畿】 2008/02/09(土) 00:28:41

http://shanping.tfri.gov.tw/tabid/107/Default.aspx
にありますよ。
さて、
次のサイトの解説は、ただしいでしょうか (・・?
http://www.nikkeyshimbun.com.br/050105-34brasil.html

簡単接木だけを考えずに、挿し木とか取り木をした場合に、根はどこに出るのかとか、環状剥離とか、カルスとは何かとか、樹皮センチュウはどこに繁殖するか、クヌギになぜ鍬形虫やカブトムシが集まるかとか、コルクとはとか、を考えればよいような気もします。

厚みは、前節者と同じで極めて薄く、現実的には、細胞分裂組織の分裂活動中細胞とその内側に隣接する細胞を含めた積層細胞郡と想像する。その他、多重形成層を持つ植物もあるようです。

私は、形成層細胞は、今流行りの一種の万能細胞と思う。
又、将来は、万能細胞に代わるものとして、ある種のたんぱく質と生理食塩水の軟膏を紫外線に晒せばよいように思う。
地球温暖化にしても、将来は、太陽エネルギーと代替葉緑素法で、酸素とCn-Hnに変換されるかも。尤も日本では、環境破壊の危機管理と捉えられていますが、どう考えても、EU圏の新たな戦略とする非関税障壁・経済戦争にしか思えない。USA戦略にしても、EU戦略にしても、どちらに転んでも、日本は救われない。救われる方法は、中国かUSAかのどちらかと合併するしかない。合併したとしても、最下位民族として扱われるであろう。
と、又よそ事を考えてしまった。(^_^;)


【北陸】 2008/02/09(土) 06:51:28
形成層とは、中に行けば木部、外に出れば表皮、いずれも古く
なり死んでいるので、(表皮なら割れ目ができる場合も多い。)
生きている木そのものなんですね。
接ぎ木などには、その生きている同士がくっつくことが大切っ
て、ミクロン単位なんですか。ひゃっ。
我々素人は表皮の厚さも同じだろうと、表皮ごと、あわせると
理解していますが?
ところで、たちつ先生のshanp…以下のリンク先は中国語で、
「竹」に関係がありそうなサイト行きでした???

たちつ 【近畿】 2008/02/09(土) 18:19:38

生物1Bの参考書を立ち見して、生物の組織・・・茎の断面図をみるとよいかも。

外側から 

表皮・皮層・内皮・維管束(師管と伴細胞=師部・形成層・導管と仮導管=木部)・髄 の図がある。

形成層は、双子葉植物の茎の構造の特徴で、単子葉植物には無い。
そこで、しばしば問題となるタケは、草か樹かとなるので、自然公園の観察パンフレットとして、取り上げたのでしょうね。タケは身近な存在だし、種類も多いし、特に南洋系と北方系では、色々な変わった特別な性質もあるし・・・

扇平 森林生態 科學 園・・・・台湾にある国立公園の植物観察のパンフレットのイメージのサイトです。
森林生態科 學園=学校ではない。森林自然公園のこと。

別に、此のサイトでなくても、よかったのですが、偶々検索に引っかかっただけですよ。
本来は、高校の教科書の茎の断面図を探していましたが見つからなかった。 (^_^;)

スレ主さんのサイトのQは、難しい。
というのは、例えば、糊付けされた紙ABをはがした場合に、糊(形成層とする)は、A面にも残るし、B面にも残る場合がある。従って、どちらともいえない。剥離技術の問題ですね。
大抵は、樹皮の側に剥離される。樹の性質にもよる。
接木における部位の必要性は、形成層だけでなく、最小の部位として、維管束そのものが必要と思う。分裂組織だけでは、蘇生出来ない。
メリクローンでも、水分や栄養素は、人工的に与えている。接木は、穂木の栄養・水分だけでは不足すると思う。もし十分なら、特別に、形成層付近に接合面を密着させなくてもよいことになる。茎のど真ん中(年輪の中心部分)に刺し込めばよいことになる。普通、皮と木材の間で、お互いの形成層が触れ合うように、差し込みテープや糸で、きつく密着させる。尤も形成層(細胞分裂組織の集合体の一種)との表現が一般的で、馴染み深いですが・・・・



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