新築祝いのサボテン

[園芸相談センター]の過去ログです

くま 【中国】 2007/12/28(金) 10:19:26
新築祝いにケーキ皿よりすこし小さ目の、サボテンの寄せ植えを頂きました。
新しい土地に「根付く」という植物の鉢植えはやはり縁起を担ぐものですが、頂いた物はトゲの沢山あるサボテンなので「針のむしろ」になるのでは・・・と、私は解釈できてしまうのでちょっと複雑な気持ちです。

皆さんはどのようなご意見・知識をお持ちでしょうか? お尋ねします。

通りすがりのサボ好き 2007/12/28(金) 10:49:45
贈られた相手の真意は分かりませんが、善意で?贈り物をしても、相手の解釈次第で善意にも悪意にもなる…。という事が分かりました。私も気をつけないと。

刺の役目の一つに、外敵から身を守ることがあります(動物の食害を防ぐ)。
つまり、新居を外敵から守る、災難から家と家族を守ると考えては如何でしょうか?サボテンに愛情を注げば、味方(家族)となり、きっと家を守ってくれるのではないでしょうか?
現地の、大きくてトゲトゲのサボテンに、鳥が巣を作っているのをTVで見たことがあります。大切なヒナを守るのに適しているからこそ、そこに巣を作るのではないでしょうか。

また、サボテンは丈夫で、品種によってはどんどん大きく育ちます。
新居や家庭に例えれば、今後益々発展していくとも考えられます。

以上は私の個人的な意見ですが、悪い意味にはとれません。
私はサボテンが好きです。

南天のど飴 2007/12/28(金) 12:13:08
私でしたら贈られた方の身になって考えてみます。
お店でどのような贈り物か尋ねられ、新築のお祝いだけど片付けなどお忙しいでしょうから手間のかからないもので
この時期ですから寒さに強いもの、その上で新居の彩りや潤いになるようなもの、と言うことでお求めになったのではないでしょうか?

贈る相手方を思いやって選んだつもりでも、逆にとられてしまうことがあるのですね。
植物に限らずですが、贈り物って難しいものですね。だからつい無難な物(つまらない物)を選んでしまうんですよね。

たちつ 【近畿】 2007/12/28(金) 13:54:19

物事(譲渡)の考え方。捉え方・解釈について。
譲渡とは、所有権の移転(自由なる利用・処分権の移転)のことで、
売買(当事者・お互いの意思の一致・同意と対価が必要。原則として、双方同意後のキャンセルはできない。)と
贈与(受け手の意思は無視しても良い。受け手には、原則として、受け取り拒絶権がない。渡し手には、対価の請求権がない。)の2つある。
原則には、それぞれ前提条件や例外が、あって、プケゼント(贈与)に関しては、受け手に、極端に不利益になるもの(ゴミ・汚物腐敗物・危険物・悪意品・)は、受け取り拒否・返品・返納することができる。

ここで、プレゼント贈与に関して、問題となるのは、受け手の意思が反映されにくい場合も、多い。贈り手の一人がって・思い込みが独走する。親切の押し売り。ありがた迷惑。
そこで、最近は、受け手に、何が欲しいのか直接聞くことが、定着している。又は、持参する・手渡しする方法もとられる。・・・欧米式。合理主義。

昔の日本文化は、思いやり・助け合い・感謝お礼として・義理舌心付き・慣習とかの心情と、それに対処する一定のルールが合った。そのルールや弊害とか意味は、先祖代々の言い伝えとか地域社会が教えたものですが、核家族独立分離と、地域離脱・画一的教育・現象面だけ伝わり その意味や歴史的変革が途切れ・見失われた。そのような状況ですから、思いつきや義理下心付きのプレゼントが贈られ、受け手も、金額・包装紙で判断する傾向にある。その良い例が、金券・商品券・毎年の同じギフトを定期便する。ランク付けとか

贈り手の予算(生活事情)とか行動環境や知恵能力の程度もあるし、受け手にも諸事情がある。まず余程懇意に付き合っていないと、お互いの意思は通じないものです。相手の気持ちなど、夫婦親子でも、判らないものです。空気を読めといってもねぇー。機転を働かせといっても、なかなかどうして・・・・。
ということで、貰ってから、アラ探しをするよりも、素直に、「少なくとも嫌われていない。」 程度にとどめて置けば楽かも。
通常、嫌いな相手に、贈り物は、しない。(憎悪・悪戯・下心的なものを除く。)
 
貰い手の私としては、相手の地位・環境によって、判断しています。相手の地位が高ければ、限りなく高価なものが善。例え高級車を貰ったとしても、貴方にとって、私の存在は、この程度ですか。余りうれしくはない。(苦労・配慮が不足している。) 反面、地位が低ければ、飴一個・お茶一杯・漬物一欠けらでも、ありがたいことです。感激の涙が出てきます。(何もない人から、取り上げることになる。本人も食べたかったろうに。ある種の本人の犠牲の上にある。精一杯の御持て成し。)
贈り手の私としては、直接注文・予約性。そういえば、昔このようなものを望んでいた・探していたなぁー、確認してみよう派。押し付け品としては、私にとっても相手にとっても、珍しいと思うもの。そのような程度。

ということで、無料より安いものはない 少なくとも、贈り手は満足しているだろう と簡単に割り切ったほうが楽。


たちつ 【近畿】 2007/12/28(金) 14:03:29

ピンポン鶏が迷い込んできたので、掠してしまった。
最後の列文を、訂正。

特別 不利益なものでもないし。受け手には、不満足であっても、贈り手が満足しているのなら、それでいいのでは。とボランティア的に、寛大に割り切ったほうが楽。できれば、大げさに感謝するほうが、よりベターですね。


年賀状出さなきゃ。 2007/12/28(金) 14:52:58
最近ミニサボテンの寄せ植えが流行ってるから送っただけじゃないの?
送ったほうは意味なんて無いとおもよ。

スパティフィラムでもドラセナでも胡蝶蘭でも何でも良かったんだよ、
植物の鉢植えなら。
でもサボテンの寄せ植えが物珍しかったから買ったんだな。
きっと。

のぎ 【関東】 2007/12/28(金) 15:23:05
ギフトの定番鉢植えといったら胡蝶蘭で、この掲示板でも頂いた胡蝶蘭
をどうしてよいものか、途方にくれる人もよくいらっしゃいますね。
なので、私はよっぽどの植物好きという事前情報がない限り、
根っこのある植物は絶対に送りません。

どれくらいの間柄の人から頂いたものなのか分かりませんが、
南天のど飴さんの意見と同じで、しばらく手はかけられなくとも、
そこそこ育つだろうという意図のもと送られたのではと私も思います。
贈り物といえば商品券やビール券になってしまう中、相手の方も、
くまさんの為に何がいいか考えた「時間」があったと思います。
そういう「気持ち」の頂き物を大切にしたいと私なら考えます。

針のむしろとは、よく考えましたね(笑)。
私は植物の生態によってなにか人間が意味づけするのは大嫌いで、
椿は首が落ちるとか、お見舞いに鉢植えだとか、あげたらきりが
ありませんが(かといって私も人様にはそのような贈り物はしません)、
そこにただ生きているモノにたいして、あまりにも大げさな解釈は、
かわいそうだなといつも思います。人によって感じ方は多種多様で、
贈り物って言うのは気を使うものですね。
毎日眺めていると、好みでない植物もいつの間にか気になる存在に
なったりしていることも多々ありますよ。

たこ虫 2007/12/29(土) 08:05:13
送った方の意見を推測しますが、はっきり言うとあまり意味はないでしょう。
サボテンの寄植えがかわいくて、しかも、水遣りもそんなにいらないし、すぐには枯れないし手間が要らないと思ったから(本当は寄植えものちのち大変なんだけど)。
メッセージがあるとすれば、永遠さ、根付く、とか程度ですね。

もちろん、人への贈り物はメッセージが込められている場合もあります。
誰から見ても不快な贈り物はいけない、ということで、いろいろな言い伝え? みたいなものが言われているのだと思います。病人への鉢植えは寝付くを連想させる、とか。
このように、一般的に言われているもの意外は、当人同時がわかるもの以外のメッセージは特にない、あとは受けた側の主観だけ、と思います。
サボテンを見て針のむしろ、との発送、とてもユニークで面白いですね。あまり、サボテンがお好きではないか、寄植えされているのをみて痛々しい、と思われたか。いずれにせよ、繊細かつとても面白いと思います。

もうひとつ、送られた方の意見です。
植物があまり好きでない人はもちろん迷惑でしょう。

植物が好きな場合でも、あまりうれしいことはないと思います。
好きな人ほど既に沢山の植物を育てています。よく知っている人ほど自分の環境(住居、ライフスタイル)に合った、好みの品種を育てています。
頂いたものが、自分の環境では育てにくいものであるほど、うれしくありません。自分では枯れるのがいやで、絶対買わないのですが、相手は自分が花を育てるのが上手、と思って渡すのだと思うと、ものすごくいやです。

また、好きで育てている種類でも、好きな人ほど、普通に花屋で売っているものでは満足しなかったり、既に育てている色をもらったり。。。自分の欲しいものを頂くことはまずありません。
細かくなると、欲しかったものでも、植物の状態にも好みが出ます。この鉢は自分なら選ばないな、とか。

料理好きな人に料理道具をさしあげたり、インテリアが趣味の人に家具などを差し上げたり、と同じことが言えそうです。

というわけで、名指しで鉢植えが欲しい、といわれたとき以外は先ず自分からは送りません。花を贈りたいなら切り花のアレンジにしますね。
相手の趣味のものは、相手に選ばせるのが一番と思います。

よっち 【関東】 2007/12/30(日) 11:31:09
観葉植物なんて育てたことがない人でも、「新築祝いに何が欲しい?」と聞くと「部屋に置く植物」と答える人が結構いますので、私は贈る相手が植物の栽培に詳しい方でない限りは、なるべく放ったらかしでも枯れないものを選んで贈ります。

たとえばサボテンとかサンスベリアとか。

下さった相手の方はあなたが栽培が得意かどうかわからなかったので、親切心から手間のかからないものを選んだんだと思いますけど?

ちなみに「ヒイラギにイワシの頭」を魔よけに飾るのは、ヒイラギのトゲが魔よけになるからです。
ということは、サボテンのトゲも魔よけになるかも?(笑)

くま 【中国】 2007/12/30(日) 12:29:57
[[解決]]


みなさん、さまざまなご意見ありがとうございました。


実は、送り主は私とは仲がよくなく、嫌な事をされたり言われたりしたことが何回もありました。  しかし、その送り主は主人の友人の奥さんなので、ムゲにもできず我慢しています。
私の前の住まいにも大勢で来てくれていたので、私が植物好きというのも知っていました。(質問されました)

そして、めったに会う機会はなく、田舎にある私の家から車で1時間半ほど離れた都市部に住んでいるのに、サボテンの包装紙は私の家のすぐ近くの大通り沿いにある寂れた雑貨店のものだったので、今までのことを思い出し疑心暗鬼になってしまいました・・・

「親切心から手間のかからないもの」と解釈し、魔よけになってもうらうべく育てていこうと思います。

皆さん、本当にありがとうございました!

りんりん 【近畿】 2007/12/30(日) 17:24:53
お気持ちわかりますよ。
もし、少しでも引っかかるものがあれば、どなたかに差し上げても良いのではないですか?
その場合、お友達がいらした時は「あまりにもかわいいサボテンなので、母がどうしてもほしいと言って持って帰ってしまったの。」とはどうでしょうか。。。

くま 2007/12/31(月) 11:28:07
[[解決]]
りんりんさん、ありがとうございます。

もし、今後どうしても引っかかるようなら、りんりんさんの助言を参考にしたいと思います。


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター