バラの高濃度殺菌による他の花への薬害について

[園芸相談センター]の過去ログです

うる 【東海】 2007/12/17(月) 20:53:34
いつもお世話になっております。
もうそろそろ葉っぱをむしってバラの高濃度殺菌を実施しようと考えております。(ミネラシン:500倍 サプロール:500倍)
去年は石灰硫黄合剤を塗布しましたが、今年は本数や範囲が増えた為上記(家に有る)の薬剤の高濃度散布を考えております。ただひとつ問題がありまして相談させていただきます。
今年新雪(ツルバラ)を花壇横のフェンスに誘引いたしましたが、その花壇にはストック・ビオラ・チューリップ(球根の状態)を植えております。今年新雪には黒星病は発生いたしませんでしたが近くのガートルートジェイキル及びティージングジョージアには発生しましたので近くの土も含めて高濃度散布を実施する予定です。ストック等への薬害は考えられるでしょうか?散布したあと水をかけて流してあげればよいでしょうか?ストック等へ袋をかけてから散布したほうがいいでしょうか?土の消毒もしたいので悩んでいます。過去ログも検索したのですが適当なのがみつからないため書き込みしました。宜しくお願いいたします。

ちゃっぴー 2007/12/17(月) 22:45:08
>ミネラシン:500倍 サプロール:500倍

葉をむしった後のこの時期になんの意味があるんですか?

マナー 2007/12/17(月) 23:27:45
>葉をむしった後のこの時期になんの意味があるんですか?
答えになっていない。無意味だといいたいのか?それとも効果を聞いているのか?
前者ならば何故無意味なのかを書くべき、解決しない

この発言だけだと馬鹿にしているように感じる、不適切。

ちゃっぴー 2007/12/17(月) 23:43:56
効果を尋ねています。
またその情報源も知りたいです。

そう思っているのは私だけじゃないと思いますよ。

うる 【東海】 2007/12/18(火) 01:09:53
質問が悪かったですかね(**)
薬には弱いもので・・・・
とりあえず冬の時期に高濃度の薬剤で黒星病とうどんこ病を撲滅しておきたかったんですが・・・・・
家に有るものが上記の薬剤でしたので書いてみました。
ダイセンステンレス(黒点病用)トップジンM(ウドンコ病用)のほうがやっぱりいいんですかね?そこらへんも教えてくださるとありがたいのですが
(^^)上記薬剤はさるH.P.に書いてありますが・・・・
これでよろしいでしょうか?ちゃっぴーさん

雲古 2007/12/18(火) 09:46:12
薬剤は指定された規約倍数で、指定された方法で、適用植物に対して使用しないといけません。
これを逸脱した使用法であれば、何がおきても「自己責任」ですので、アドバイス なんてのもできません。

なお、うどん粉病は生きた植物でしか越冬できません。
バラの茎、葉の付け根、近所の植物に潜むこともあります。
黒点病は冬はバラの葉に菌核をつくり越冬します。
これらの消毒、除去は効果がありますが。

なお、他人の質問に便乗して質問するのはやめたほうがいいんじゃないかな?。
質問かどうか分からない口調もどうかと思う。

R・ひろき 【関東】 2007/12/18(火) 10:21:54
 こんにちは。
 農薬を高濃度で使用しましょうというホームページはたしかにあります。たぶん、あのページだと思います。あそこは良い栽培方法が載っていますが、古いデータなので、農薬使用についてもずいぶん前の感覚で書いてあります。

>ダイセンステンレス(黒点病用)トップジンM(ウドンコ病用)のほうがやっぱりいいんですかね?そこらへんも教えてくださるとありがたいのですが

 たとえば、ダイセンステンレスという商品名は今はなく、兼商ステンレスという商品になっています。これはバラの黒点病用ではなく、べと病用です。指定無しの普通物ですが、普通物のなかでも毒性は高い方で、高濃度で使うことは、絶対にお勧めできません。ちゃんとマスク、カッパ、メガネなどの装備をして、指定濃度でべと病に使うものです。
 ミラネシン、サプロール、トップジンMは、どれも耐性がつきやすい農薬です。それを高濃度(500倍程度)で使って、万一、生き残りの病気が出て、それが越冬しましたら、来年の庭では、このどれもが効きにくくなる可能性があります。高濃度消毒はご自身の体にもよくありませんし、効果も不安、周辺環境にも不安、法律上でもよくありません。

 
 ホームページがすべて正しいとは限りませんし、市販本も正しいとはいえません。
 高濃度使用、適用外は、本来やってはいけないことなので、ここでやってみてくださいと書くこともできませんし、やった結果を予想して書くこともできないのです。

 黒点病が出た場合は、枝や葉のつけ根があった場所で越冬することがありますので、なるべく強めの剪定をし、周囲の落ち葉も拾います。気になるようでしたら地面を少し削って捨てますが、菌が地上で生き延びるのは一ヶ月程度とした本もあり、まあ気休め程度です。

 来年春からは、サプロールとミラネシン以外にも、予防剤とされるものをはさみながら、十日に一回くらい散布すると、かなり抑えられると思います。

のぎ 【関東】 2007/12/18(火) 10:38:31
ストックなら、いま春を待つ苗の状態かと思います。
散布する薬剤がストックなどの草花で、どれくらいの濃度で散布可能か
書かれているかと思いますので、ご確認した方が良いかと思います。

草花は、冬の時期といえども高濃度散布を受けたら一撃死なような
気もしなくもありませんが、皆さんがお書きのようにそれぞれの適応
散布の濃度を植物ごとに確認した方が良いと思います。

ちゃも 2007/12/18(火) 11:08:14
こんにちは

おっしゃる方法で効果があるのかどうか知りたいのでしたら、製造して
いる会社に問い合わせてみた方が早いかも知れませんよ^^

サプロール等の治療薬は、ダコニールのような予防薬と違ってクチクラ層
を通り抜けて中に浸透して効果を出すタイプのようですから、他の草花に
適用がなければ、かからない方が良いのでは?と思うのですが・・・。

今年の11月に作成したばかりのサプロールの取り扱い説明書をネット
で公開していますが
http://www.sc-engei.co.jp/guide/pdfs/syo00141.pdf
倍率も500倍と濃いですので、ストック等にかかれば影響はありそうで
すね^^;
水で流したとしても、どうなんでしょう?

ちょっと質問の趣旨からは外れますが、病害虫の持ち越ししないためには
落葉した葉などをきちんと拾って土の上を綺麗にする事で、病害虫の越冬
場所をなくすことも大事なように思います。
地植えでしたら、コンパニオンプランツとしてハーブのチャイブを植える
と黒点病を防いでくれるらしいです。結構繁殖力があるので、秋頃に株を
整理しないと大変ですが^^;
私も雨ざらしの場所にイングリッシュローズの鉢植えの横にチャイブを植え
た鉢を置いています。この子は黒点病になったことがないので効果について
は分かりません^^;;;

気になるのはチャイブのようなネギ類は肥料食いなので、せっかくバラに肥料を
やっても、いつもより効いてないとか多少はあるかも知れないです^^;

話しが脱線してしまって、ごめんなさい。

cat 2007/12/18(火) 13:56:43
使用する薬剤の作用が、
「生きた葉」において菌の侵入防止や菌糸の生長阻害をする効果を持つだけのものなのか、
茎、落ち葉、土壌で越冬中の菌や胞子を死滅させる効果を持つものなのかを確認しないと効果の有無は、(濃度以前に)判断できないでしょう。

ミネラシンやサプロールは、前者なのではないですか。

aisha 【東北】 2007/12/18(火) 17:17:08
サプロールなどのEBI系剤は生育阻害剤なので発芽していない胞子には無力です。
発芽阻止効果はありますが、来年の春まで残効がありませんから、
病気が伝播する条件でなければ、効果的な散布とはいえません。
またミネラシンは抗生物質なので予防的に撒く性質の物ではありません。

ちなみに私の地区の園芸センターのバラほじょうでは
翌年の黒点病管理に無散布との有意な差がないとして、
カイガラムシが出ていない限り石灰剤すら撒きません。
東北という気候条件もあるでしょうが。

それとうどん粉病は風媒だがら冬に予防しても意味無いと、
センターの職員さんが言ってました。

うる 【東海】 2007/12/18(火) 21:47:39
[[解決]]
R・ひろき様いつも親切な回答ありがとうございます。
>(たぶん、あのページだと思います。)
検索するとすぐヒットするH.P.です。月ごとの作業のバイブル的な感覚で参考にしていました。以後気をつけます。
耐性に関してはあまり考えた事がありませんでした。結核と同じですね。家にはカリグリーンや自然由来成分の物等もありますので来年の春から再度サイクルしながら消毒します。冬はやめときます。あと落ち葉等の掃除はこまめに実施しています。やっぱりそれが第一なんですねありがとうございました。それと去年紹介していただいたレッドキャスケード、棘も少なく気に入っております。重ねて御礼申し上げます。
のぎ様 ストック・ビオラは咲いているのを買ってきたのでやっぱり一撃ですね(><)皆様の指導の通りやめときます。ありがとうございました。
ちゃも様 私の勉強不足を痛感しております。適応薬剤だし希釈倍率は休眠期なら倍の濃度でいいかな?っと素人考えで書いたしだいです。(さるH.P.も倍だったような・・・・)紹介していただいた説明書はチェックしてあったんですが、やっぱり製造者へ確認するのが大切ですね!
チャイブですか、いいですね(^^)考えてみます。でも消毒したのは食べれないなあ (++)食べるのは別に栽培します。
cat様 aisha様 頭が下がる思いです。どのような経緯で薬剤が病原菌に作用するのか素人には、なかなかわからないので申し訳ありません。

私は土木屋さんですので穴を掘ったり、排水を考えたりは得意なんですけどね(^^)薬(科学)のほうは苦手なんです。っていうか所詮趣味なんです。でも花は好きだし、いっぱい庭で咲いてほしい。そこで知っている知識で工夫しようと思うわけです。出来たらお金もあまりかけたくない→新しく買い物したくない でもプロから見たら「それちゃうやろ!!もったいない!!」っておもうでしょうね(^^) そんな事を教えてくれるこの園芸相談掲示板が大好きです。
ただし不特定多数の方が見るものですのでその内容には気をつけなくてはないませんね。(;;)変な書き込みをしてしまったら教えてくださいね!

それでは長くなりましたが、皆様がた今後とも御指導宜しくお願いいたします。

うる 2007/12/18(火) 22:06:42
>cat様 aisha様 頭が下がる思いです。どのような経緯で薬剤が病原菌に作用するのか素人には、なかなかわからないので申し訳ありません。
cat様!aisha様! すみません!!誤解しないでくださいね!
お二人の意見から休眠期の薬剤散布はやめたほうがいい(する必要が少ない)と結論にいたりました。決して難しいから理解できないとか、どおでもいいから謝ったのではありません。 読み返して誤解を招きそうでしたので追加しました。
日本語ってむずかし〜〜〜〜ぃ m(**)m

ちゃも 【九州】 2007/12/21(金) 23:08:57
解決済みのところをすみません。補足で書かせて頂きます。

財団法人 日本ばら会 さんのHPに気になる記述がありましたので
紹介させて頂きます。
http://www.barakai.com/mente/index.html

12月の管理 3.害虫駆除 のところに適用のないバラへの石灰硫黄合剤
の使用と一般の農薬の高濃度の散布は、違反となっているので使わないで下
さいとあります。再確認で書かせて頂きました。

るうさん、私の所のバラはベランダに36鉢ほど足の踏み場もないくらいで
枝葉を広げて、横を通り抜けるのも一苦労な感じに置いています。
こんな環境で病気になってもおかしくないのに秋は全くといって良いくらい
病気が出ませんでした。いつもは予防にダコニールを撒いてますが、今回は
葉先にうどん粉病が軽く出てから撒こうと思っていて結局撒いていません。

予防してないにも関わらず、病気が出なくてビックリしています。
ちゃんと秋にも花が咲いたのですよ。

やっとうどん粉病を見つけても、拭き取れば、それで終りでそこから再発し
て蔓延する気配もなく、今はゆっくり休眠へ向かっています。

去年の休眠期は、特に何かした事はないのです。合剤も使ったこともないです
し。理由を知りたいのですが、自分でもよくわかりません^^;

薬剤をそこまで神経質に使わなくても、こんな事もあるのだなぁというのは
実感しました。

専門家ではないので、物事の理論付けが苦手で・・・説明の仕方が下手でごめんなさいね。

たちつ 【近畿】 2007/12/23(日) 02:19:52

内容的には、解決しているようですが、
質問者も、解説者も、相手の都合を考えて、受け答えしましょう。
熟練者には、常識・当然の行為であったとしても、初心者には、知らない事・気がつかない事もある。熟練者であっても、当然通じるだろうと省略したり、うっかりミスもある。ここに理解に苦しむ原因がある。

常に私が主張していることは、レスにレスを付けないことが望ましい。
ということです。

スレの主訴ですが、何事も、効能書きや解説書が基本ですから、取り敢えず基本どおりにして、慣れれば・良く理解してから、アレンジすればよい。当初から、アレンジすると、とんでもないことになる可能性がある。(大事件に発展する)。又は、事件を誘発する原因にもなる。
ということです。
料理でも、塩を入れすぎれば、食べられない。ほどほどに。これを良い塩梅という。何事も程度というものがある。少なすぎても、多すぎても良い結果は得られにくい。風呂でも熱過ぎれば、入れないし、ぬるければ、冷たい・寒いで、とても実用的ではない。ほどほどの湯加減というものがある。
水車は、水に全部沈めても回らない。又は、水に浸けなくても回らない。水少なければ、力も弱いし、水多ければ、壊れたり、回らなくなったりする。

と考えます。


うる 2007/12/26(水) 22:49:49
ちゃもさんありがとうございました。
財団法人 日本ばら会 さんのHP確認しました。
私は単身赴任で月に2〜3回しか家に帰れないので、帰るたびに心配で消毒してしまうのです。今年は「酸性水もどき」を主に消毒に使用していたのですが、秋にちょっと気を許したら黒星病が蔓延してしまいました。神経質になるよりちゃもさんのようにちゃんとバラの状態を観察するほうが大切かもしれませんね(^^)
たちつさんご注意ありがとうございました。
効能書きや解説書が基本ですから、取り敢えず基本どおりにして、慣れれば・良く理解してから、アレンジすればよい。
来年はまず予防薬を規定倍率で適宜使用したいと思います。
もちろん使用回数も確認ですね(^^)

いつも拝見させていただいている常連の皆様からの貴重なご意見ありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。
以上でこの質問は閉じさせていただきます。ありがとうございました。


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