デンドロビューム
蘭子
【近畿】
2007/11/16(金) 00:22:47
デンドロビュームを育てています。買ってきて約3年になりますが、新芽が根本からでなくバルブの先端や途中から出てきて、株がなかなか大きくなりません。新芽を根本から出す方法があれば教えてください。
生育状況は、たいへん良く葉の数も沢山あり、葉の色も良好です。
置き場は日当たりの良いベランダで、冬季は室内の窓ぎわに置いています。
りっこ
【関東】
2007/11/16(金) 01:39:36
室内に取り込む際低温にあてていますか?(5度くらいの気温で3週間程度)そうすると花芽がつきやすく高芽を防ぐことが出来ると思います。かわいがりすぎて花芽分化のチャンスを逸してはいないでしょうか。毎年沢山の開花はありますか?肥料はどうされていますか。などの情報が欲しいですが...
ひろし@小南部
2007/11/16(金) 12:23:07
デンドロビウムの種類、系統は多様ですが、もっとも一般的なノビル系を想定してお話します。
デンドロの高芽の原因はほとんど窒素肥料の効きすぎが原因です。花芽分化のためにはりっこさんが書かれたような低温に当てる必要はありますが、窒素過多で育てば室内取り込みと同時に花芽はわずかで高芽がたくさん成長し始める結果になり勝ちです。
デンドロが窒素肥料を要求する期間は、芽出しから新芽の高さが前年バルブの3/4の高さに達したときまで、(およそ4月から6月まで)後は必要ありません。見た目は立派な株になっても、高芽ばかりでは、むしろ害のほうが多くなります。
花数を増やしたい、大きな花を咲かせたいという場合は、株の充実期である9月後半に窒素を全く含まない液肥N:P:K=0:6:4をミズゴケ植えの場合2000倍、バーク植えの場合1000倍に薄めて2週間おいて2度与えることです。
その後りっこさんご指摘のように十分な期間冷気に当てると高芽は発生せず立派な花芽が膨らんでくるという結果になります。
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