バラの日照時間について

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

よし 【甲信越】 2007/10/29(月) 22:36:13
いろいろとお世話様になっています。
お蔭様でバラについては、最近は数枚の病葉を取り除くだけで多くのバラが夏以前とは見違えるような健康状態を保ち、我が家なりの秋のバラを楽しんでいます。ご指導感謝しています。
ただ、いい気になって暫く放置したら、半月ほど前ですが数株に黒点らしき葉がわっと増えて、やはりご指導いただいたように計画的な薬剤散布の必要を実感しました。

特にトラブルの多い木(黒点とうどんこ。新梢が出にくく葉が少ない。)はやはり日照時間が決定的に影響していると思えるので、この冬に大移動を考えています。
先日(10月23日)全株の日照時間を調べてみましたが、庭が広いようでも充分な日照時間が得られる場所は意外に少ないことがわかりました。
この時期で完全な日照が5時間以上ある18本は特に問題ありません。4時間日照の2本もまあまあ。
完全な日照2〜3時間プラス部分的な日照や明るい木漏れ日という感じの5本。その中のアンブリッジローズ(ER。5年、移動2回)とミセスジョンレーン(HP。2年目))がいつもトラブルを抱えています。グルスアンアーヘン(F。2年目)も次第に木が小さくなってきたような・・。
あと、木全体の日照時間がほとんどないのが4本もありました!お気に入りのプロスペリティとフェリシア(いずれもHMsk、2年目)は、上部〜半身浴(5時間ほど)、株元には全くといっていいほど日が射していませんでした。夏の日照はもう少しましだと思いますが。

上記のバラを中心に何本か移動を考えています。そこで今更のような初歩的な質問ですが・・
木漏れ日や部分日照は日照としてどの程度に考えたらいいのでしょうか。
上半分(葉のある部分)の日照が大事なのですよね?株元にも日照がないといけませんか?
品種によっては「半日陰や日照不足も可」とされていますが、それはどの程度に考えればいいのでしょうか。(NHKのバラ大百科に「とても強くて日照不足でも可」と書かれている品種をもう1〜2本購入予定。)

ほかの条件も影響するでしょうし一概には言えないでしょうがお答えいただけることがあればよろしくお願いします。

のぎ 【関東】 2007/10/30(火) 11:21:10
私は全てが鉢植えでバラを育てているため、あまり参考にはならないと
思いますが、日照についてこのように感じています。
春分の日、秋分の日で日照が最低4時間確保できていると、概ね成長がいい
ように思います。
春分の日・夏至・秋分の日(3月から9月の成長期)は、4時間以上。
逆に秋分の日・冬至・春分の日(9月から3月の休眠を含む時期)は、4時間未満。
もちろん、もっと日照があればいいのですが、最低これくらいなら
そこそこ楽しめる花が咲きます。
あまり日のあたらない、日照2時間程度の場所ですと、間延びして
格好がよくない株になります。日が当たり光合成を盛んに行う場所
と比べると、土の乾きも悪く、生育に支障をきたす場合もあります。
ただ、枯れるかというとそうでもなく、そんな場所でもチラホラと
花はつけます。人により、どれだけ咲かせれば喜びを感じるか、が
違うので、一概に悪いとは言えませんが、日が当たれば木は健康です。

株もとの日照は、シュートの発生を促す上で重要とされていますが、
ご近所のツルバラを見る限り、株元に一切日が当たっていなくても、
毎年ものすごい数の枝が出ています。ただ、台木付近からのシュート
ではなく、サイドシュートになっています。このへんは品種によるもの
なのか、どうなのか。品種によっても台木付近からのシュートの発生が
ほとんどないような木もあります。
我が家の鉢植えでも、どうしても株元に日が当たらず、てっぺんだけ
日が当たっている株がありますが、シュートの出が悪いように思います。

日照不足に強いという品種を、日陰で育てたことはないので、
それは参考になるコメントが出来ません。スイマセン。

広いお庭のようですので、日照が2時間未満の場所はシェードガーデン
などにするなどしたほうがよいかと思います。バラ以外の庭木で、
私はバイカウツギが好きです。6月に真っ白な香りのよい花をたくさんつけ、
生育も旺盛です。

のぎ 【関東】 2007/10/30(火) 12:15:02
日陰の場所をシェードガーデンにすることをオススメする理由は、
日照が少ない場所でバラを育てると、やはり病気に弱くなります。
病気を防ぐために薬剤散布などの労力を使うのなら、その場所に
なるべく手のかからない植物を植えるのがいいと感じたからです。
日陰に強い植物は、こちらの過去にある質問から色々と見られます。
相談の多い質問内容から検索、の中の、日陰で育つ植物など。
http://engeisoudan.com/search.html

バラをたくさん育てていると、病気にかからない植物のありがたみが、
本当に感じられるようになります。病気にかからないという理由で、
バラの好みも変わってきます。
たぶん、今とても興味を持ってバラを集められている時期かと思います。
わたしもそういう時期がありましたのでとても良く分かります。
ただ、バラは上手に育てれば本当に長生きです。
9月ごろに確か、最初のご相談をされていたと思いますが、
もう1年、今あるバラを観察し、今年は買わずに来年にまた検討して
みてください。たぶん、その頃にはバラの選び方がずいぶんと
変わってきていると思います。
今年買ってしまって、そこに植えてしまい、失敗したなと1年後に
感じる可能性が高いです。また植え替えとなると、大変労力がかかる
ので、年間のバラ管理の仕方が、日常の手入れとして染み付いた頃に、
日陰で育てることを挑戦したらいいかと思います。

ちょっとおせっかいかと思いましたが、バラの量が多くなればなるほど
管理が手薄になってきます。手薄になれば、病気の発見も遅れます。
これから冬の選定作業や、寒肥などの作業も待っていますので、
今一度、ご検討してみてください。

R・ひろき 【関東】 2007/10/30(火) 14:57:42
 こんにちは。

>木漏れ日や部分日照は日照としてどの程度に考えたらいいのでしょうか。

 我が家の場合ですが、「無い」と考えています。
 隣の桃の木が茂り、木漏れ日になる場所では、その分日照が少ない場所と同じ程度の生育でした。


>上半分(葉のある部分)の日照が大事なのですよね?株元にも日照がないといけませんか?

 品種によります。
 うちの「マダム アルフレッド キャリエール」と「ハーナ」は、根元には日がほとんどあたりません。
 それぞれ3メートルを超えているためか、問題はないです。シュートは二年に一回くらいです。
 ただ、大きな株になる前は、うどんこ病が出たり、やはり日照が少ないなりの弊害はありました。

 シュートが出にくいといわれるバラは、根元が温まった方が良いです。


>品種によっては「半日陰や日照不足も可」とされていますが、それはどの程度に考えればいいのでしょうか。(NHKのバラ大百科に>「とても強くて日照不足でも可」と書かれている品種をもう1〜2本購入予定。)

 はじめから日照がほんの少しの状態で大きくなれるバラは無いと思っています。
 いろいろ植えましたが、苗のうちから半日陰では、生育が劣りました。
 一年目は鉢植にして、日当たりの良いところに置き、木を大きく育てて、養分を蓄えさせるようにしています。そのあと、目的の半日陰の場所に植えています。上の2品種も、小さいときは日なたに置きました。


 追記ですが、お庭の日照と秋の開花、秋剪定には、関連があります。
 あたりまえなことを書いてしまうのですが、ふつうは夏至を境に日が短くなっていきます。
 春の花は3〜5月に生育するので、日を浴びて咲きますが、秋の花は9〜12月、日が短くなってきて日当たりが悪くなって、秋剪定のあと芽が伸びにくくなる場所もあります。(一年を通して庭の各場所の日照をはかってみてください。春の3〜5月と秋の9〜12月では、かなり違いがあります。昼の長さの問題だけではなく、同じ建物でも、秋のほうが陰が長く伸びますから、庭の日当たりが悪くなることが多いです。)
 四季咲きの品種の場合は、秋もそこそこに日照のある場所に置き、一季咲きは秋やや陰る場所(日照ゼロではない)に、どうしても駄目な場所はノバラというふうにしております。

R・ひろき 【関東】 2007/10/30(火) 14:59:54
 すみません。誤字がありましたので……。

 誤:秋のほうが陰が長く伸びますから
 正:秋のほうが影が長く伸びますから

よし 2007/10/31(水) 00:20:27
[[解決]]
のぎさん、R.ひろきさん、またまたお世話様になります!

日照時間の考え方、よく納得できました。お蔭様で腹を据えて移動計画を確定できそうです。ありがとうございました。

のぎさんのお見通しのとおり、バラの誘惑に負けそうなのです!お薦めの趣味の園芸にも素敵なバラがいっぱいですし・・ 
でも、春のハダニやバラゾウムシなどに悩まされたことを思い出してこれ以上増やすのを躊躇ってもいました。今まで、中香以上の香りが選ぶ条件の第一番目だったので虫害が多いのかなと・・。
アドバイスのとおり、新規購入は一呼吸おくことにします。

シェイドガーデンのお薦めも、嬉しいアドバイスでした。
実は、庭の北側にモッコウバラが垣根になっており、その一部を南へ誘引して変形パーゴラ(大型アーチ)を仕立て、その下はレンガを敷いて3坪くらいのテラスにしてあります。その東側はエゴノキやシャラなどの植栽があり、モッコウバラに添った一角はシェイドガーデンになっています。最初はシュウメイギクやアストランティアマイヨールやガウラがはびこっていたのですが、テラスのテーブルのそばにバラがほしくなって一昨年それらをほとんど整理して3本ほどバラを植えたのです。モッコウの垣根の東端にはバイカウツギもあり、やはり好きな花ですがバラのため(風通し)に2〜3本のシュートだけ残して抑えていました。
でもバラにはやはり無理な環境であったことがよくわかり、シェードガーデンとしての植栽に切り替えたほうがいいかなと思い始めていたところだったです。強剪定してきたバイカウツギ、いい樹形に仕立て直すにはどうしたらいいかな・・
病気にかからない植物のありがたみ・・ほんと、そう思います。

ご紹介のサイトはここの掲示板の過去ログでしょうか。いくつかタイトルを選んで見てみましたがどれもとても勉強になり、検索の目的を忘れて読みあさってこんな時間になってしまいました。とても読みきれませんが。

R.ひろきさん、木漏れ日などはやはり頼りにすべきでないようですね。我が家のバラの様子からもそんな感じを受けていました。ご意見いただいてすっきりしました。

面倒だから全て露地植えという発想しかなくて、鉢植えで株元にも日照、という至極合理的な方法を思いつきませんでした!今後は小さい木はそのようにして育ててみたいです。

まだそれぞれのバラの性質もよく理解していなくて日照時間との関係もきちんと考えたことがありませんでしたが、来シーズンも日照を含めて観察を続け、無理なく管理ができるように心がけたいと思います。
まだまだお聞きしたいこともあります。暇のある時に書き込みますのでまたよろしくお願いいたします。

よし 2007/10/31(水) 09:30:37
追記
R・ひろきさんのお話から、つるバラもいいなと思い始めています。
モッコウバラ以外には、2本がせいぜい2.5mくらいまであるだけです。
つるバラは手に負えないだろうと先入観で敬遠してました。ひろきさんの実践のお話にはいつも目からうろこが落ちるようです。
(昨年までの私のわがまま選択基準 1.色と香り 2.手入れがしやすいようにコンパクトな樹形 3.強健 4.とげが少ない 以上を満たしてほしい、とカタログや本をあさりまくりでした。)
今回、7年間でモンスターみたいになったモッコウバラの垣根を強く整理して他のバラを一緒にトレリスに絡ませたいと考えて、スノーグースかマダムアルフレッドキャリエールか、と散々迷った挙句「とても強い」表示のあるスノーグースにしようと思ったのです。
のぎさんご指摘の通り、すでに選択基準が変わってきています。香りもコンパクトさも二の次三の次、です。来年までもう少し楽しんで悩んでみます。ありがとうございました。

R・ひろき 【関東】 2007/10/31(水) 10:07:03
 こんにちは。

 スノーグースも昨年植えました。これはまだうちの環境でどのくらい大きくなるのか、わかりません。
 マダム・アルフレッド・キャリエールですが……。
 これは、大きすぎるかもしれません。関東平野部の我が家では、二階建ての建物の西側の壁を覆っています。(横に誘引した状態で3メートル近く、枝を伸ばしたら5メートル以上はあると思います。)
 枝の整理も大変です。咲くと香りも良く、良い風情ですが、実は逆さタコのように枝を伸ばしたマダムとのせめぎ合いです。
 株が小さいころはうどんこ病に弱かったです。

 スノーグースはまだ鉢植ですが、同じ鉢植時代を比べると、スノーグースのほうが丈夫です。

よし 2007/11/01(木) 00:25:57
ひろきさん、貴重な実践情報ほんとうにありがとうございます!
紋切り型の本の情報では把握できない部分について教えていただけることは、初心者にとってほんとうに助かります。
スノーグース、来年の様子もまた教えてくださいませ。
(ひろきさんのHPの素敵なバラの写真に溜息が出ます。今もたくさん咲いているのですね。香り立つようです。お庭の写真、つるバラやシュラブなどの仕立てが見えるのも素敵だし嬉しいです。花の名前がわかるとなお嬉しいのだけど・・)

よし 2007/11/01(木) 00:49:27
ひろきさん、ごめんなさい、マウスの当て方がいけなかったようです。ご心配なく。
マダムアルフレッドキャリエールかなあと見とれていたらちゃんと表示されました。これで終わりにします。ありがとうございました。


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