湖蝶らん
ヤギト欄
【近畿】
2007/10/19(金) 19:25:24
始めまして、今年1月咲いてる欄を戴いたので、5号鉢に植え替えて、家の軒に置いています。根は上にも数本出てきましたが、花芽を出すには、管理をどうしたら良いでしょうか、
cactus
2007/10/19(金) 20:24:52
胡蝶蘭を開花させるには、温度と湿度と光線が重要になります。
光線は好きですが直射日光は苦手ですから、屋外では40から50%の
遮光をして、毎日5〜6時間は光線が当たるようにします。
胡蝶蘭は日中の温度が25度以上になると活動が活発になり、15度以
下では活動を停止します。屋外に出す目安は、外気温が15度以上にな
れば屋外に出して下さい。直射日光が苦手と言うのは、葉焼けをしてし
まうからです。室内でも光線が良く当たる場所に置きますが、屋外の時
と同じように遮光は必要です。室内では遮光幕が使えないので、レース
のカーテン越しで光線に当てるようにすれば葉焼けは起きません。
室内で真夏時に置いた場合、エアコンなどを使用しで生育が悪くなる事
があります。エアコンの障害で枯れる事はありませんが、花芽が付きに
くくなり開花が望めなくなります。要は植物でも風邪を引くんです。
開花に影響があるのは、肥料不足も大いに関係があります。与える時期
は5〜10月中旬で、薄めて使うタイプの液肥を1000倍に薄めて、
これを週に1回の割りで与えます。生育が旺盛な7月上旬頃に化成肥料
を少量与えます。
植替え時期も影響があり、気温が安定した5月中旬から5月下旬までに
行ないます。鉢は株の大きさに対して、少し小さ目がいですね。大は小
を兼ねると言いますが、胡蝶蘭に関しては適応しません。
用土の劣化も生育に支障があるので、2年に1回は植替えが必要です。
ひろし@小南部
2007/10/19(金) 23:05:01
全般的な管理に関してはcactusさんがお書きの通りですが、花芽を確実につけるための、これからの温度管理、水遣り管理のポイントを補足します。
根が空中に出るのは期の幹や枝に着生する胡蝶蘭には通常のことです。
胡蝶蘭は原産地では低温(最低気温20度〜15度)乾季(といっても降雨の間隔が開くだけ)の成長休止期に花芽を形成しますので大事にしすぎて冬でも最低気温が20度を割らない環境においたり水遣りも多めだと成長を休まずに、花芽を形成しないことがあります。
冬には最低気温15度くらいの低めの温度環境と水遣り間隔を通常より開ける配慮が必要です。この条件に加えて今10月11月に窒素を含まない液体肥料N:P:K=0:6:4の1000倍液を2週間おき2回与えると花の輪数が増えます。
なおcactusさんの年間管理の液体肥料濃度はバーク植えの場合に適する濃度と思います。ミズゴケ植えの場合は液肥は2000倍、化成肥料も与えないほうが、ミズゴケが腐りにくくなるので3年ほどは植え替えずに持ちます。
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