サフランとイヌサフランの見分け方
クロちゃん
2007/09/29(土) 10:47:19
パエリアに入れる‘サフラン‘が高価なので栽培しようと球根を買いました。
ところが、‘イヌサフラン`というのがありこれは毒性があるらしいのです。
ラベルには‘サフラン`とあるので大丈夫とは思いつつ、やや不安です。
決定的な見分け方があると安心なのですが、どなたかご存知の方お教えください。
Katsu
【東北】
2007/09/29(土) 15:10:04
サフランはクロッカスのなかまで、葉や花はそっくりですが、花が紫色でやや大きく、おしべが赤く、めしべが黄色で長いので、よくわかります。葉はクロッカスと同じでやや大きい緑のとがった細い長い葉でまんなかに白い筋が一本はいっています。
コルチカムはピンクや白のユリや彼岸花科の植物らしい花形で、花が咲いているときには葉がないというのが、すごい特徴です。花が終わってから大きなごつい葉をだして、茂ります。
花も葉も違うので、まちがえることは無いと思いますが、ご自分で画像でお確かめください。ご自分の目で鑑別なさることです。
パエリヤにいれる目的でサフランを栽培すると、結構大変と思います。なかなか次の年は咲いてくれないのです。
Katsu
2007/09/29(土) 15:38:22
すみません。イヌサフランはコルチカムのことです。
これで、納得されるかもしれませんね。コルチカムとサフラン、、、違うでしょ?
Sub-Rosa
【関東】
2007/09/29(土) 16:06:10
有毒植物スレのイヌサフランの欄をコピーペーストしておきますので
御参考になさってください。
【イヌサフラン】Colchicum コルチカム ユリ科
コルヒチンの名の由来はアルメニアの古い都市コルキス(Colchis)とされています。
和名にサフランとは尽きますが、食用にするアヤメ科クロッカス属のサフランとは別物で、
花も良く似ていて間違えやすく、サフランとの誤食による事故が後を絶ちません。
赤いめしべが特徴の アヤメ科クロッカス属の「サフラン」の花
http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/s/sahuran.htm
めしべにこれと言った特徴の無い ユリ科「コルチカム」の花
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/korukikamu.html
また、この植物から取れるコルヒチン(アルカロイド系)と言う薬は植物の細胞分裂に
影響を与えて倍数体にする作用があり、種無しスイカの種を作るさいに役立ちます。
また、通風発作に対して特異的に疼痛、発赤を緩和するために通風の薬とされますが、
その一方で、毒性が強くアルカロイド系の毒性があります。
葉はギョウジャニンニクに似ていて、誤食による死亡例もあります。
http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/poisoning/plants/a-crocus.html
ヤサシイエンゲイのコルチカムの育て方にはこのように書かれています。
>コルチカムの球根や種子にはコルヒチンという毒性のある成分が含まれています。
>誤って食べてしまった場合、吐き気、腹痛、呼吸不全などの症状を起こします。
>医学では痛風の発作を抑える薬として利用されておりますが
>当然素人が手を出してよいものではありません
☆ようこ
【関東】
2007/09/29(土) 18:43:27
[[解決]]
最近、太ったサフランの球根が安く出ていますね。見るとつい買ってしまいます。
見分け方
1,売っているものは表示が信用できました。
2,実際に、花を見たらサフランを覚えてください。
3,その上で、次に、葉で区別です。どちらも、葉のほうが後で出ます。サフランは、松葉を長くした感じ。(サフランは花の時、松葉くらいにはなっていたかな。)犬サフランは、行者ニンニクのような広い葉です。検索で、写真が見つかります。
Katsuさんのおっしゃるように、実用を兼ねた栽培は無理でしょう。10ヶ球根があっても、1回分くらいの量でしょう。でも、1日花のサフランはいい香りがしますし、季節を知らせてくれて、楽しめます。お勧めです。
酢漿草
【関東】
2007/09/30(日) 09:14:11
Katsuさん、丹色で長いのが雌蕊で、Yellowなのは雄蕊ですよ。
クロちゃん
2007/09/30(日) 15:42:54
みなさん、たくさんのレスを付けていただきありがとうございました。
sab-rosaさんの言うように命がけでパエリアを食べるのもどうかと思うし、katsuさんの実用にするには量が必要の意見にも納得です。
美しい花を楽しみに育てます。
みなさんありがとうございました。
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