各植物の日本語名と育て方を教えて下さい。
イーゲル
【外国】
2007/09/10(月) 05:07:40
マデイラ諸島(ポルトガル領)から持ち帰った球根です。色々と検索して見たのですが、中々育て方のヒントを得ることが出来ずにいます。なお、育て場所は、ドイツです。いくつでも構いませんので、御存知の方がいらっしゃれば、是非、御教示下さい。宜しくお願い致します。
1.Echium fastuosum(Boraginaceae)
2.Nerine Vermelho
3.Wastonia (Iridaceae)
4.Agapanthus praecox(Liliaceae)
5.Strelizia reginae
6.Heliconia rostrata
のら
【北陸】
[URL:http://hey.asablo.jp/blog/]
2007/09/10(月) 08:58:20
3のWastoniaがWatsoniaの間違いであれば、日本のヒオウギスイセンのようなイメージかと思います。
http://www48.tok2.com/home/bulb/Iridaceae-index.htm
耐寒性をチェックしたうえで育ててください。
メルモ
【関東】
2007/09/10(月) 11:00:19
学名でお尋ねですので、Googleで学名のまま検索をかけると日本語のサイトもヒットします。日本語を使えるPC環境ですよね。「日本語のページを検索」というオプションはついていませんか?
ちなみにお尋ねのものは、いわゆる「和名」がついていないものがほとんどのようです。その場合日本でもカタカナ表記になります。
また、ご存知かとは思いますが、学名は「属名+種小名」の二名法で表記されます。
Echium fastuosum を例にとると、属名が Echium(エキウム)で、種小名が fastuosum。平に言えば、エキウムさんちのファストゥオ(ー)スムちゃん、ということです。
Echium fastuosum でうまく見つけられなければ、Echium だけで検索してみると、同じ仲間の他の品種が見つかりますから、育て方の参考にできると思います。
また、シノニムといって、同じ植物に別の種小名がついていることもあるのですが、今はそこまで考える必要はないでしょう。
Strelitzia はストレリチア 以外に、ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)という名前でも知られています。
アルファベットをカタカナに直すのは、本来日本語の発音に無い音を無理矢理表現することになりますので、この表記だけが正解、ということはありません。
例えば Agapanthus は、アガパンサスが一般的ですが、アガパンツスやアガパントゥス、アガパンタスなどの表記も見受けられます。
学名はラテン語なので、日本では基本はローマ字読みにすることが多いです。最近は英語読みの発音を採用するサイト(ブログ)も増えてきましたし、流通名には英名の通称を採用している場合もあります。
つまり日本語の呼び方といっても、ひとつの植物が、微妙に(あるいは大きく)違う複数の名前で呼ばれているのが現状です。
ですから、ラテン名(学名)での検索が最も確実にヒットする方法だと、私は考えています。
こちらのサイトは通販の園芸店ですが、学名表記と画像が充実しており、私は名前の確認によく利用します。
http://www.rakuten.co.jp/gardensk/index.html
ただし、スペルが間違っていると見つけられませんので、Google との併用でスペルチェックをし、こちらで画像と大まかな育て方をチェックし、更に詳しいサイトへと進むという段階を踏むといろいろと判るかと思います。
ところで、マデイラ諸島から持ち帰った球根ということですが、ドイツでは植物検疫はどうなっているのでしょう。
当然申告なさったでしょうから、その辺りの手続きがどういうものなのか教えて下さいね(好奇心いっぱいです)。
メルモ
2007/09/10(月) 11:12:33
もうひとつ。
育て方については、日本の環境とドイツの環境は違いますよね。
まずは日本語でおおまかなところを抑えておいて、さらにドイツ国内のサイトを探されると、環境の合わない土地で南の国の植物を育てるのに悪戦苦闘しているサイトが必ず見つかることでしょう。
そういうサイトの方が具体的に参考になると思います。
言葉は・・・、イーゲルさんがドイツ語に堪能な方だと思って書いてます。
以前、私がアメリカで暮らさなくてはならなかったとき、英語を覚える手がかりに園芸店と園芸雑誌が大活躍でした。やはり興味のあることは頭に入り易いです。
外国人の多い土地柄だったせいもあるでしょうが、変な東洋人のおかしな英語につきあってくれたナーサリーの店員さんたち、とても親切で我慢強い人たちでしたっけ。
イーゲル
2007/09/11(火) 05:35:14
のら様
御返答ありがとうございました。ヒオウギスイセン、と言うのですね。あっ、ごめんなさい。おっしゃる通り、スペルミスでした。失礼致しました。耐寒性、次の大きなステップになりそうです。(苦笑)
メルモ様
御丁寧に色々と御教授有難う御座いました。Googleの日本語訳は、最近知りました。検索方法では、ヤフーJapantとGoogleドイツ版だったのですが、唯一見つかったのが、オーストリア人の方で、やはりマデイラから持ち帰った苗などの育て方を、教えてほしいとの内容が書かれたページのみでした。リストにあがっていた植物が、自分のと半分以上ダブっていたのが可笑しかったです。
園芸店のサイトを早速拝見致しました。ゴクラクチョウ花の情報は、かなり詳しく取り出せました。それから、ヘレコニアは、このガクラクチョウ花と同じ種類の仲間だというのも発見できました。
お尋ねの申告の件ですが、出入国どちらも、チェックインのみで、飛行機を降りてからは、税関も何もなく、素通りでスーツケースを受け取っ
てお終いでした。よって、申告なしで問題なかったです。球根類は、手荷物で、スーパーのビニール袋に入れて機内にそのまま持ち込みました。ついでに、ブルゲンビリアという花の鉢植えも機内に持ち込みましたが、全く問題なかったです。隠すつもりも全くなく、X線に通す際も、係員に見せましたが何も言われませんでした。ただ、リュックに入れたペットボトルの水は、没収されました。ちなみ、マデイラの空港には、植物店があり、種類はそれほど多くありませんが、切花、苗、球根、種などが売られていました。しかも免税店の隣です。他の乗客も、何かの鉢植えや、ゴクラクチョウ花の切花をドッサリ抱えているのを見ました。今までに、何十回も飛行機利用していますが、こんなパターンは初めてでした。
余談ですが、ゴクラクチョウの茎付球根は700円、ヘレコニアの茎付球根は500円、他の球根(全て2個入り球根)全部で700円、ブルゲンビリアの鉢植えが900円でした。
現地では、かなりハイキングをし、野生の植物の写真も撮ったりしたのですが、こちらは、追々、また掲示板で画像付き投稿させてもらう予定です。マデイラの植物図鑑も購入したのですが、写真に載っていないのも多々あったりするので、後日、御教授して頂ければと思います。
ドイツ語は、堪能の域までは、残念ながら届いていないですね。(苦笑)ドイツ人でも、やはり、植物に知識が皆無の場合、何のことだかさっぱり分からないそうです。
>>また、ご存知かとは思いますが、学名は「属名+種小名」の二名法で表記されます。
いえいえ、全く知りませんでした!まだまだ、植物はこの程度のレベルなんです。
まお
2007/09/11(火) 17:32:17
直接の質問に関する回答ではありませんが、メルモさんとのやり取りで話題になっている申告に関して少々。
今回のマデイラ諸島→ドイツは、EU圏内での植物の移動になります。
品種や数量、土つきかどうかなどを制限する植物はありますが、EU圏内での植物の持ち込みは、基本的には植物免疫はありません。
(物の移動の自由という原則に含まれるため)
ちなみにイーゲルさんが購入された植物はどれも申告が不要なものです。EU圏内の空港はたいてい、EU圏内からのフライトかそうでないかで、入国場所が2箇所に分かれていますので、EU圏内からのフライトであると、植物を手に持っていても普通はチェックされません。
ただ、マデイラ諸島から日本に持ち帰る場合は異なりますので、ご注意ください。あと、準EUになる国であったり、アメリカなどからの植物をドイツを含むEU圏内に持ち込む場合は、別途規定が異なります。(一般的に野菜の種の購入は大丈夫ですが、トウモロコシは駄目とか)
メルモ
2007/09/11(火) 19:34:50
まおさん
> 品種や数量、土つきかどうかなどを制限する植物はありますが、EU圏内での植物の持ち込みは、基本的には植物免疫はありません。
>(物の移動の自由という原則に含まれるため)
なるほど〜、そういう事情なんですね。
なんだか自然環境問題と政治決着が混ぜこぜになってる感があって微妙ですけど・・・(^_^;
一応のことはクリアになってるんでしょうし、まあ、外国人がとやかくいうことじゃないですね。
興味深い情報を教えて下さって、ありがとうございました。
マリ
【関東】
2007/09/11(火) 22:46:33
1.の「エキウム・ファツスオム」を育てています。
ハーブ育苗園の通販で苗を購入しました。青い花や若い葉は食用になるそうです。
購入した当時20センチの苗が、半年で1mくらいに育ち、花もたくさん咲きました。恐竜の脚のような幹でどんどん大きくなり、少々もてあまし気味です。
カナリア諸島原産で乾燥した土地を好むらしいのですが、湿った我が家の裏の花壇でもこの育ち方なので、どこでも大丈夫のような気がします。
イーゲル
2007/09/12(水) 01:33:47
まお様
申告に関するレスを有難う御座いました。EU圏内でしたら、問題なかったのですね。とても勉強になりました。ありがとうございます。
マリ様
食用にもなるのですね。日本でも発育するのであれば、ドイツでも大丈夫?だと期待しています。手持ちのガイドブックには、マデイラ原産とありますが、カナリア諸島の近くでもあるので、どちらの島でも間違いなさそうですね。がんばって育てたいと思います。ありがとうございました。
メルモ
2007/09/12(水) 08:56:27
育て方の出ているサイトをいくつかご紹介します。
ネリネ
http://www.kamoltd.co.jp/kakegawa/nerine.html
http://homepage3.nifty.com/cyclamen/nib/cultivation/index.html
今回お尋ねのものが全て出ている訳ではないが、園芸植物の育て方全般を調べ易いサイト
http://www.yasashi.info/index.html
アガパンサス(品種は忘れました)を長年、鉢で育てている知人がいますが、毎年沢山の花茎を上げています。秋口の肥料を沢山与えることがコツだと言っていました。
うちのは庭に放置状態で勝手に咲いているので、なんのアドバイスもできません。
イーゲル
2007/09/13(木) 02:33:30
[[解決]]
メルモ様
ネリネの育て方は、かなり詳しく説明されていてビックリしました。日本でも育てられている方もいるのですね。それから、アガパンサスも。添付して頂いたアドレスで、かなり勉強が出来そうです。ありがとうございました。
園芸相談掲示板@園芸相談センター