秋バラとは

[園芸相談センター]の過去ログです

よし 【甲信越】 2007/09/05(水) 22:23:49
前回のスレッドではお世話になりました。関連した質問です。よろしくお願いします。

のぎさんに教えていただいた薬剤散布のサイクルはとてもわかりやすく取り入れたいのですが、秋バラというのはよく聞きますがどの時期をさすのかイマイチわかりません。コントロールして咲かせるものなのでしょうか。秋バラの前というのをどのように設定したらいいか教えてください。ちなみに当方は長野県です。
我が家のバラは、大体7月末に咲き終わったあと蕾があがり続けて8月末から咲き始めています(ワイフオブバス、ウイリアムシェクスピア2000、コーデリア、ナエマ、グルスアンアーヘン、ガートルードジェキル、シャネル、ジュビリーセレブレーションなど)。四季咲きとか返り咲きとかそれぞれ聞いてはいますが、これらの花はアットランダムに蕾があがっているような気がしますがこれでいいのでしょうか。

よし 2007/09/05(水) 23:24:04
追記
上記、質問内容が不明確でした。前回教えていただいた、のぎさんの薬剤散布の時期について貼らせていただきます。

>第1弾→4月後半〜1番花まで →ウドンコ病が多い
>第2弾→梅雨時期(晴れ間を見計らって)→ウドンコ病・黒点病
>第3弾→秋バラの前 →ウドンコ病・黒点病
>第4弾→冬の石灰硫黄合剤 病気を冬の間にリセットさせる

第3弾の「秋バラの前」について教えてください。

のぎ 【関東】 2007/09/06(木) 01:04:42
秋のバラ、のお話の前にまずは剪定の話から入ったほうが良さそうです。
↓秋のバラを咲かせるために夏の剪定というのを行います。
http://www.engei.com/sagyou/8/madam.html

夏の剪定の仕方は、お持ちのバラの系統ごとに違ってきます。
HTなのかFLなのかイングリッシュローズなのか、オールドローズか、
ツルバラか…
できれば、そのあたりはご自分で調べてみてくださいね。
(私は上記バラを1本も持っていませんので、調べるのが面倒です!)
調べていくうちに、何のためにする作業なのか、ということも
分かってきます。できれば1冊、育て方の本を買って読まれることを
オススメします。
(参考書として:『はじめてのバラづくり』日本バラ会著
この本は各バラの分類ごとに選定方法や育て方が書かれているので
最初に読む1冊としてはオススメです) 

夏の剪定を行う理由は上記サイトにも簡単に書いてありますが、
秋にいっせいに花を咲かせるための作業です。だいたい8月の終わり
から9月の頭(私は東京在住です)にかけて、この剪定を行うと、
9月の終わりから10月にかけてバラが咲きます。
これを、秋のバラといいます。気温が涼しくなる頃に咲かせるバラは
色もよく、花も長持ちしてとてもきれいです。

バラは芽が伸びた先端に蕾がつき、花が終わったら切るを繰り返せば、
四季咲きの場合大体1.5ヶ月くらいで繰り返し花が咲いてくれます
が、背が高くなるにしたがって花が先細りになってきます。
なので、夏の間は花を咲かせず摘み取って、秋のバラに備える人も
います。
ポツリポツリ咲くという風情が好きなら、夏の剪定をしていっせいに
咲かせる、ということをしなくても良いかもしれませんが。

秋バラまでに薬剤を散布する理由は、
夏の間はウドンコ病や黒点病が出にくくなるのですが、気温が下がり始
める秋にはまた病気が出始めます。なので、花に薬をかけないように
するため、あらかじめ夏の剪定頃から薬剤の散布を開始する、
という風にしています。

のぎ 【関東】 2007/09/06(木) 01:22:18
一応、誤解があったらいけないので付け加えておくと、
上記の農薬散布だけで本当に病気が収まるのかといわれると、
答えはNOです。農薬を散布していない時期は、目が農薬です。
できるだけおかしな葉がでたら摘み取ったり、
真夏はハダニが蔓延するので、水で葉を洗い流したり、
その時その時のバラの状態を見て世話を焼きます。
虫も寄ってきますよね。
農薬を撒くなら、シューっと適当にくのではなく、
1回1回を徹底的に撒くことで、ピンポイントで病気を少なくする
ことが大事だと思います。

よし 2007/09/06(木) 20:52:10
のぎ様

再三ご厄介をかけてすみませんでした。丁寧なお話、とてもよくわかりました。
ご紹介のサイトとあわせて、タイプによる育ち方と剪定の関連、薬剤散布の関連が具体的にイメージできてきました。

初心者向けのバラの雑誌などにも年間の作業や樹形による剪定の違いなど書いてありましたが、いろいろな情報が機械的に右から左状態で混乱してました。
先日来、初歩的な質問をさせていただき、皆さんのお陰さまでバラへの理解が数段深まって、少し自信をもって世話ができそうです。

今朝新しく黒点病を3株に発見(今まで??だったのが確信に変わりました)、すぐ掃除して台風の雨が今にも降りそうな中を急ぎサプロールの1000倍液を散布、せずにはおれませんでした。黒点病のメカニズムも読んだばかりですし。雨後(多分あさってあたり)ダコニールを散布、そしてもう一度点検整理してダコニール+サプロールを散布しようと考えています。
今年中は樹自体の健康回復を、花を咲かせることに優先させようと思います。
なので剪定についても、今年は秋のバラにこだわらず自然の状態に任せて咲かせて、来年の計画に向けての経験としようと思います。

ところでもう一つ追加質問させてください。
今日、サプロール液を慌てて1リットル(1000倍液)作ったのですが、雨も降り始めたのでピンポイントの散布だけで半分ほど残ってしまいました。
こういう希釈液の消費期限はどうなのでしょう?あさってあたり、ダコニールと混ぜて使えないでしょうか?

関東地方は台風で大変なことでしょうね。大事にならずに過ぎてくれるといいですね。くれぐれもお気をつけください。

よし 2007/09/07(金) 09:06:28
[[解決]]
すみません、主な質問は解決でした。追加質問は新規に立てさせていただきます。


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