さつきの薬害について
さつき
【近畿】
2007/07/04(水) 08:42:59
さつきの剪定を6月に行いました。今年はかなり深切りを行い、こまかい芽が沢山出てきました。毎年もこのごろから、芯食い虫とグンバエの害虫に悩まされます。出たばかりの新芽を食べられ、グンバエも見受けられたため、マラソンの1000倍液を散布したところ、葉のつやがなくなり、新芽に勢いがなくなりました。去年もこのような状態で古い木を二本枯らしてしまいました。
・マラソン乳剤を散布して一週間ぐらいで葉の色がおかしくなりました。
・薬といっしょに肥料も与えました。
・水は欠かさずに十分に与え、日の当たりも十分です。
薬剤の散布方法と注意事項ならびに対策等を教えてください。
キャサリン・モーリー狂
【九州】
2007/07/04(水) 11:33:19
こんにちは。
伯父が長くサツキ栽培をしていますので、聞きかじりですが…。
(私自身はサツキは育てたことがないのですが、アザレア、ツツジは鉢植えを所有しています)
まず薬剤ですが、マラソン乳剤ですと、1000倍は規定の希釈倍率を超える濃度では?
以前バラゾウムシの被害に悩んでいた時、薬剤のことで相談した際に伯父に言われたのですが、
「乳剤は注意した方がいい」。
経験や、所属している愛好会からの情報らしいのですが、特に気温の高い時期、
乳剤を混合したり、高濃度で散布すると、とにかく葉が悪くなると言っておりました。
「バラは知らんけど、サツキに出るくらいだからバラも注意するほうがいい」と。
>去年もこのような状態で古い木を二本枯らしてしまいました。
ただ、もし仮に薬害だったとしても、枯らすほどのものかどうか私では分かりません。
この辺はもっと詳しい方に譲るとして、何かヒントになれば、と思い、
投稿させていただきました。
植木屋 園主
[URL:http://members.aol.com/Oujien/]
2007/07/04(水) 20:10:21
>マラソン乳剤を散布して一週間ぐらいで葉の色がおかしくなりました
う〜ん枯れるほどとなるとねぇ??
散布は二度続けて散布などされましたか?
それなら↑が原因かもです?
でも普通薬害ならばもう少し早い時期に現れると思いますが・・・?
私は肥料が原因かなと先ず感じましたが
過肥でも始めは濃い緑色になって次第に黄色くなるのですが・・・?
ところで何を量はどの程度施肥されましたか??
りっこ
【関東】
2007/07/04(水) 20:37:41
薬害では無いように思います。当方もかなりかけたことがあります。直ぐそばには4mほどのカンマキがありアボラムがよく付くので1週間に2回ほどマラソンやスミチオン1000倍希釈液を散布したことがあります。当然サツキやツツジにもたっぷりとかかります。ついでにもう一度サツキやツツジにもかかります。ですから量的には通常の3倍ほどかけることになります。でも全然問題はありません。注意点は日中ではなく日が落ちかけた夕方にしています。
さつき
2007/07/05(木) 19:49:27
早速の返答有り難うございます。
キャサリン・モーリー狂様
1000倍液は、スポイドで計量して作っています。以前、芯食い虫とグンバイ虫対策で散布したのですが、あまり効果がなかったので1000倍液にしました。
芯食い虫・グンバイ対策では、普通どの程度の乳剤を使用するのですか。教えてください。
植木屋 園主様
葉の色がおかしいと気が付いたのは、散布から3〜4日の間だと思います。 1週間ほどたつと、葉がカール状にかるく波打った状態になり、葉のツヤがなくなり、白っぽく見えます。
散布は、グンバエの成虫を発見する度に、多くいる所をめがけて散布します。
葉の色は、新芽が出たばかりなので当初は薄い緑色でしたが、しばらくすると、芽に勢いがなくなり、成長が著しく悪くなり、新芽が白っぽく見えます。
肥料は、45cm*30cm*18cmの植木鉢に、化成肥料(園芸店よく販売している、粒の6mm程度球状)を洗剤計量スプーンの2/3程度を花の咲いた後と新芽が出始めた頃の二回与えました。
りっこ様
薬剤の散布は、日中に散布することが多かったと思います。特に天気の良い日に散布したことをおぼえています。夕方に散布するのは何か意味があるのですか。
以上追加事項を添付しましたので、対策があれば教えてください。
りっこ
【関東】
2007/07/05(木) 20:20:19
水やりも朝夕で日中はやりませんよね。(特に暑い日などは厳禁です。温度が急激に下がったり又、地中の温度も高いのでむれたりします)まして薬剤がかかると更に悪影響です。天然資材(海草から出来たもの)でも購入時に絶対に暑い日中は散布しないように注意されました。
キャサリン・モーリー狂
【九州】
2007/07/05(木) 21:04:51
私のところではご近所の関係上、散布するタイプの薬剤がとても使い辛く、
アザレア、ツツジはもっぱら粒剤を使っています。
即効性は期待できませんので、場合によっては葉の食害にあうことはありますね。
ただ幸いなことに、今のところ、グンバイムシの大発生という状況になったことはありません。
シンクイムシ(メイガの仲間でしょうか)も然り。
伯父のところで、アドマイヤーフロアブルの話を聞いたことがあります。
めったに使わないとは言っておりましたが…。
薬剤がとても使い辛い環境にいる私からアドバイスできることはとても限られていますが、
>以前、芯食い虫とグンバイ虫対策で散布したのですが、あまり効果がなかったので1000倍液にしました。
こういう場合は、系統の違う薬剤を検討されてみてはいかがでしょうか。
私のところでも(かろうじて使える)粒剤は、系統の違う物を用意しています。
植木屋 園主
[URL:http://members.aol.com/Oujien/]
2007/07/05(木) 23:11:57
あっ!コレは鉢植え(盆栽)ですか!
それなら先ず植え替えはされていますか??
どう考えても薬害のセンは無いと思いますが・・・?
それにマラソン乳剤は残効性も少ない方ですしね
回数的にも1週間ごとに2〜3回は散布しないと効果もで無いと思います
>芯食い虫とグンバエの害虫に悩まされます
シンクイムシと言うのが判らないのですが芽の先に入るのですか??
スリップスかな??
それとグンバイムシは薬剤でダメなら
葉の裏に水道水のジェット噴射で洗う感じで流せばハダニ共々居なくなると思いますよ!
いっそ薬害が気になられるのなら水道水撃退法↑で試されたら如何でしょうか?
キャサリン・モーリー狂
【九州】
2007/07/05(木) 23:38:06
>どう考えても薬害のセンは無いと思いますが・・・?
私も何となくそんな気が…。
球状の化成肥料を洗剤計量スプーン(あの、スコップみたいなもの、ですよね?)で2/3ですよね。
お使いの玉肥にもよるのでしょうが、植木屋 園主さんの最初のレス、
>私は肥料が原因かなと先ず感じましたが
>過肥でも始めは濃い緑色になって次第に黄色くなるのですが・・・?
がかなりクサイと思うのですが、
…すみません、私、アザレアもツツジも、バラほどは熱心に手をかけておりません(笑)
私がすることといったら、毎年植え替えることと、花後の剪定くらいです。
さつきさんの大切な盆栽(ですよね?)、この夏を無事に乗り切れるといいですね。
植木屋 園主
[URL:http://members.aol.com/Oujien/]
2007/07/06(金) 00:47:15
>計量スプーン(あの、スコップみたいなもの
いやぁ私もこのカップってのが洗濯した事無くって容量が判らなくて判断のし様が無かったもので(^m^;)
どちらにしても大粒の化成肥料ならIB化成だろうとは思いますが?
それなら配合率も10×10×10程度じゃなかったかな??
って事で鉢径から見ればやはり多すぎかなと推察します
メイ
2007/07/06(金) 02:29:24
鉢植えと想像して、次のように考えられます。
まず、その前に、マラソンの解説には、通常希釈2000倍使用となっていますが、私は、1000〜800倍の同時間に2度散布のビシャビシャに垂れるほど散布しています。余れば、時には3度は噴霧しています。気分しだいの思いつきですから、真夏の真昼間でもお構い無しです。それでも薬害で傷むということはありませんでした。軟弱草花・もやし苗(発芽直後)・挿し木直後など、お構いなし。植木の消毒というよりどちらかといえば、蚊の忌避効果狙い。(^_^;)
敢えて、薬害を引き起こすこともありませんが、私の気分で、薬害を引き起こせば、次回から気をつければよいが基本方針です。敢えて、極端に、100倍とか300倍とかに濃度を上げることまでしませんが。
前置きは、これくらいにして・・・
傷んだ、多分回復はムリでしょう。枯れる原因。
鉢植えにすると、根が細かくループする。毛糸が縺れた様に、細かいねが硬く絞まる。・・・・根詰まり・乾湿寒暖に弱く株の体内水分が上手く調和しない。・・・以下 仮に根詰まり障害という。
根詰まり ⇒根が弱る・腐る・傷む・成長しない(水を吸収しなくなる)
⇒しかし、新芽の萌芽・成長は、止まらない。 ⇒ますます株が弱る。根の傷みも進んでいる。 ⇒突然死が始まる。葉色が悪くなる。新芽が萎れる。一部の新芽はシャキっとしている。 ⇒あわてて潅水する。ますます根が腐る ⇒なぜか考える。若しくは植え替える。 ⇒この時点ではもう手の打ちようが無い ⇒1-2ケ月後に諦めることになる。年明けから今までには、たまには、土を乾燥させすぎたこともあるだろうし。(土の保湿ではなく、根先の水分不足。)
もともとの始まりは、冬とか、開花前後に根の衰弱は始まっている。
それが、萌芽期に、体感できただけです。今の時期には良くあることです。(新芽萌芽期から、初夏に掛けて。)
特に、駄音鉢素焼き鉢タイプの植木鉢で、相対的に株に対して小さい鉢。・・・根が縦長に団子状になる。
浅く広い鉢が良い。・・・根が広がる。
元々ツツジは、日当たりの良い涼しい荒地に自生しているものが多く、多肥に弱い。水が肥料と思っても過言ではない。従って、遅効性の薄い肥料・少ない目が良い。
サツキの植え替えは、土を入れ替える(老廃物の蓄積や微量栄養素の枯渇対策)というより、根の状態をチェックする意味合いが強い。
と私は、思い込んでいます。
根が365日、常に成長していれば、少々土が乾いていても、生きています。根が団子になれば、環境の変化にもろい。
根つまりには、2種類あります。
1) 植木鉢の中が根で一杯になり、ときとして根が地表に浮き出して、根が人目に見える状態。
2)根が株元に団子状に固まる。鉢の淵周りには根が少ない。・・・根の先端は乾きやすく、土自体は、さほど乾いているとは感じない。
同じことは、ハンジービオラにも引き起こります。パンジーなどは、1月中ごろ〜3月始めに多い。・・一寸だけ意味が異なりますが、理屈は同じようなもの。
SUN
【近畿】
2007/07/06(金) 11:16:20
花後の植替え&水コケ巻や剪定は既にご周知のキャリアの方だとは思いますが
害虫、薬害どちらにしろ樹勢の落ちた株であれば被害拡大なので
剪定は浅めに、午後の直射は避ける(特に株元への強光)、肥料は暖効性の固形油かすで
強剪定するとしたら、当年の花芽は摘み取って体力温存ではないでしょうか
開花&強剪定ではよっぽど養生に気を使わないときついかと思います
開花、植替、整枝のサイクルでどれか突出させてしまうと
他の工程で補う必要があると思いますのでバランス良く
バランスが取れていれば少々の事では枯れないサツキで御座います
さつき
2007/07/09(月) 00:50:55
多数のご意見ありがとうございます。
追加事項として
・植え替えは、去年行いました。
・水やりは、かけた水量だけすぐに浸透し鉢底から直ぐに排出され良好です。
・去年も同じ状況になったが、回復しこの春、花が咲きました(少ない)
とりあえず以下のことを実行します。
・早速、受け木鉢の上に残っている肥料は、丁寧に取り除きました。
・薬剤は、次回からは2000倍程度まで薄めて散布するつもりです。
現状
・部分的に新芽が伸びてきている枝が見られます、一部の枝は部分的に悪化しているところもあります。(全体としては、良くなっています。枯れることはなさそうですが、部分的にはさけられそうもありません)
薬剤散布の方法についてもう少し教えてください。
・日中をさけ、朝夕に、散布するのが良いとのことですが、少し気になるので理由を教えてください。
・昨年の事もあり原因が薬害かと考え散布式の薬剤を購入したのですが、使用したことがないので、逆に薬害が出ないか心配で使用しませんでした。散布方法、散布回数、効力等をご存じの方がおられましたら教えてください。
・このような状態の時は、直射日光はさけた方が良いのでしょうか。
りっこ
【関東】
2007/07/09(月) 02:14:04
日中の散布は水遣りが出来ないような状況(真夏の日中は高温なのでやりません)とほぼ同じと考えてよいと思います。ですから春先とか秋口とかの日中は高温にならず涼しいので水も日中に与えても障害はありませんし、薬剤の散布も可能ということです。あくまでも薬害を未然に防ぐためです。どのような薬害が出やすいかは薬剤によっても又、樹木によっても違いますので記述は難しいです。
(・・?
2007/07/09(月) 07:19:55
>散布式の薬剤を購入したのですが、使用したことがない
>マラソン乳剤を散布して一週間ぐらいで葉の色がおかしくなりました。
>このような状態の時は、直射日光はさけた方が良いのでしょうか。
削除依頼
2007/07/10(火) 13:22:51
↑深い所には突っ込まない方がいいです削除してください
この記事は削除依頼中です
追加発言はご遠慮下さい。
サロン・ド・プロ
2007/07/10(火) 13:29:35
指摘だけの書き込みであまり礼儀が良いとはいえないけど
この矛盾的な発言が根本的な原因かもしれないから
整理する意味で
スレ主さんに説明を書いてもらった方がいいと思います。
園芸相談掲示板@園芸相談センター