売られている苗の品種表示に疑問

[園芸相談センター]の過去ログです

kona 【関東】 2007/06/04(月) 19:38:10
私はブルーベリーしか区別が付かないのですが(極一部の限られた品種のみです)、HCなどで売られている苗の品種、品名がウソでしょう!秋刀魚の蒲焼を鰻の蒲焼として売ってるのと同じくらいおかしい!と思うことがいつもあります、皆さんは
品種が曖昧、適当と思われたことのある苗はどのような物に多いでしょうか?是非参考の為お聞かせ下さい。

よっち 【関東】 2007/06/04(月) 20:33:16
クレマチスの鉢に咲いている花と、ラベル(写真ナシ)に書かれている品種が似ても似つかないものだったことがあります。
また、ジキタリスの小さな苗を色違いで購入した時、成長して咲いてみたら全部同じ色だったことがあります。これは秋明菊でも同じ目に遭いました。
上に書いた件はすべて同じHCです。

りっこ 【関東】 2007/06/04(月) 20:52:40
ひどい目にあわれましたね。当方の近くのHCめぐりは4箇所ほどあり6年目ですがそのような経験はありません。それはHCではなく取引の育苗会社が多忙ゆえアルバイト要員がタグを掛け間違ったと思いますね。(管理がずさんということでしよう)聞くところによると通販でも良くあるらしいです。

園芸侍 【関東】 [URL:http://plaza.rakuten.co.jp/engeisamurai/] 2007/06/04(月) 22:24:44
園芸業者の品種名表記は案外いい加減ですよ。
私もこのことに関しては大変憤りを感じておりますので、
自分のブログで取り上げています。

http://plaza.rakuten.co.jp/engeisamurai/diary/200704020000/
http://plaza.rakuten.co.jp/engeisamurai/diary/200607030000/

ほかに、日本水仙の球根を買ったら全然違う品種だったとか、
白い菊の苗を買ったら赤が咲いたりと
枚挙に暇がありません。

園芸業界にはなんとか改善してもらいたいものですね。

RED [URL:http://members.jcom.home.ne.jp/takanuma/index.htm] 2007/06/04(月) 22:53:00
 すでに書かれていますが、ラベル付きの場合はホームセンターというより、流通や生産業者の問題ですね。残念ながら、よくある事としかいいような^^;

 熱帯スイレンとして温帯スイレンが販売されてるといった豪快な例もありましたし、どうみても一重のスイレンが、八重の品種名で出ていたり・・。
 品種が多く、しかも似通って区別しにくいような園芸植物では、これは避けては通れない問題でしょう。バラでもそういう話は聞きますし。
 基本的に、一般流通ものは参考程度か、品種にこだわらないときのみ買うべきかと思います(安いですし)。品種にこだわるなら、マニアックで信頼できる通販でも使うしかないのが現状ではないでしょうか。

 ここで書くべきとは思わないので具体的な記述は避けますが、とくにあやしい流通業者というのは、よく話題に登りますね^^;

よっち 【関東】 2007/06/05(火) 00:24:26
そういえば私、画像投稿掲示板に質問を出していましたっけ・・・。
根だけのギボウシをHCで買ったのですが、ブルー系の「ハルシオン」で写真付きのラベルだったのですが、芽が出てきたら斑入りの品種でした。
種苗会社がわかっていたのでHPから質問したところ、「輸入の段階で違う品種が混入したもので、斑入りの品種の特定はできない」との返事が返ってきました。

値段が高くても芽が出たもの、咲いたものを購入するのが一番いいのかなぁと思いますよ。

タネツリ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2007/06/05(火) 11:54:54
園芸侍さんのブログを見て書き込もうとしましたが、いつも、一時的に使えない、とのことでした。掲示板も同様でした。
 メール先が見つからないので、このスレッドと無関係で恐縮ですが、お知らせしたかったことを、次に貼り付けます。

 サトウキビとサトウモロコシ
種子繁殖できるのはサトウモロコシで、Sorghum、タカキビの仲間でしょう。結晶になりません。タイトルのそれぞれから学名を検索してみてください。
 トラックバックURLが見つかりませんでした。    園芸侍 様

たちつ 【近畿】 2007/06/05(火) 12:06:41

このような、話を聞くと、昔を思い出して、腹が立ってくる。

一宮市JODメルシーの通販で、買った八重咲き黄金クチナシ「フレグラ
ンスゴールド」最初の小苗が5000円近くした。今は半値。がただ単な
る、白花の八重咲きだった。
花を待つこと数年、違いが判ったときには、公園の隅っこに咲いている
白花だった。そこで蕾と花を送ったところ、それでよいという。
腹が立っても、買った消費者が悪いので、我慢するしかない。

やはり、現物(花)を見てから、買うべきですね。
特に、取次ぎ店では買わないこと。よほど固執する草花なら、老舗か、
百貨店取り寄せか、信頼できるナーセリーで買うこと。

クレームをいっても、相手にされない(追い込みにいく訳でなし、その
うちに消費者は諦めるだろう。新規客は無限にあるので、いちいちと構
っていられない。) と割り切るべし。
時効・花色が違っても管理が悪いといわれる。

販売店も、パートが多いので、対応できない。従って、正当な理由があ
っても、ただのヤクザものととらえる。増して、お互い面識がないのだ
から、販売店も、よそ事を考えている。早く諦めよといわんばかりの対
応。偶に、勝手に切れたといって、電話を切ってしまう。

早く諦めること。枯れたと思って、忘却することです。
という私も、古傷を思い出してしまった。

伝染病や犯罪や火傷・事故と一緒で、一度不愉快な目にあえば、慎重に
なる。一件の情報で、すべて疑っても、疑いすぎることはない。
例え、残りの、99.9999%が善良であったとしても、すべて不良と確信を
持つべし。思うべし。 単純・軽微な間違いであっても、悪意であると
思い込むべし。 若しくは、希望通りなら、ラっキーと喜ぶべし。
或いは、まぁ こんなものでしょうと割り切ることです。

冷静に判断して、納得できなければ、機会があれば、実名を公表すべき
である。もちろんそれが原因で、大げさになれば、各自直接解決する自
信と根性が必要ですが。私は、合法非合法であろうとも、直接対応する
心構えはあります。従って、実名で名指ししています。むしろ相手が、
敵対することを希望します。相手が敵対してこないことには、話になら
ない。なにぶん、それが暇人の趣味ですから。

人様のサイトですから、この辺で。
機会があれば、専用のHPを設置したいものです。維持が面倒なので、当
分はお預けですが。

(レスのレスは、解決しないので、ご勘弁願います。書きっぱなし、聞き流しで・・・)


ばんざいうさぎ 2007/06/05(火) 13:20:00
こと球根や種だと珍しいことではありませんね
大手の種苗業者だと最近は球根や種も輸入です
以前セイヨウオダマキの種で全く見かけの違う花が咲いたが
当時日本に入っていなかった系統なのでこれは反対に得しました
オランダ輸入の球根は全部違う品種
外国から種を取り寄せたら、違う種類どころか種を袋に入れるときに残ったと思われる種の割れたカスだけが入っていた。原則的にクレーム・交換のできないところでしたがこれはさすがに悪質で返金してもらった
ということがありました

【東海】 2007/06/05(火) 20:52:19
生産に関わっている者でそので現状ですが、実際にラベル間違いというのはよくあります。
そもそも生産者同士の取引でもしばしばあってがっかりすることもあります。
生産者が最初から間違って生産している場合もたまにはありますが、流通の段階、あるいは販売の段階で間違えることもあります。
また、残念なことに意図的にラベルを変えている、あるいは品種名を変えて販売している業者もいるのが現状です。
私もHCでバラの輸入苗を5本買って5本とも間違っていたことがあり、とてもがっかりしたことがあります。品種名どころか花色まで違っていたものもありました。いまどきこれほどいい加減な事をやっている輩がいるものだとあきれました。

ともかく、間違いはあるものだとある程度割り切ってください。まず自分の目を鍛えること、そしてできる限り自分の目で商品を確認して商品を買うことです。あとは、信用できる行きつけの店をつくることです。良心的な店ならそういった問題で何らかの対応をしてもらえるでしょう。

みっちー 【関東】 2007/06/07(木) 13:10:03
私も生産者で、ラベル苗も生産しております。例えば、花物ではカンパニュラやルピナス、スイートピー、ポピーなど、野菜苗では数え切れないくらい。
結局、苗をラベルで売るということは、信用を売るということなので、間違いがないように細心の注意を払っています。
うちでは基本的なラベルの付け間違いがないように、ポットの色を変えて品種を区別するようにしています。
というわけで、ほとんど間違いはありません。
そして、お客さん(小売店、ホームセンター)はほぼ固定客ですし、市場での評価、信用も高いです。

それでも極稀に違ってしまう場合があります。
1.種が種苗会社の出荷時点で混ざっていた
2.播種の時に誤って混ざってしまった
3.鉢に植える時に誤って混ざってしまった
4.ラベルの写真が実際のものと違う
4番のケースが結構あります。種苗会社のカタログには一番良く色が出ている写真を使ってたりします。
実際の花の色はカタログとまったく違っている(色が薄かったり、くすんでいたり)ケースが多いんですね。
その写真を使ってラベルを作ったりすると、全然違うものが出来上がるというわけです。

結局は信用を買うということを忘れないでください。
ラベルのものに関しては、信用できそうもない店からは決して買わないことです。

園芸侍 【関東】 [URL:http://plaza.rakuten.co.jp/engeisamurai/] 2007/06/08(金) 18:19:57
タネツリさん、こんにちは。
ご指摘ありがとうございます。
今週は仕事と外出と来客が重なってレスが遅れてしまいました。

とある方のブログに、種子から育てるサトウキビの話が紹介されていました。
それを読んで私は種子から育てるサトウキビのことを初めて知りました。
それはもしや竹糖では?と思ったりしましたが、
ネットで調べても竹糖の種子の情報はなく、
とにかく好奇心旺盛な私は、
その植物の正体を知りたくてご本人様から種子を譲っていただきました。
ちなみに、その方のブログの記事はこちらです。
http://plaza.rakuten.co.jp/choromei/diary/200610290000/
ネットで調べたところ、やはりこれはサトウモロコシ
またはタカキビのようですが、
鑑定の方、お願いできますでしょうか?

なお、私のブログはスパムが多いために、
書き込みを制限する場合があります。
今日現在は解除しておりますが、
場合によっては制限をかけるかもしれません。
メールはトップページの左下のリンクから送れるはずですので
何かありましたらこちらからお願いいたします。

本題に戻り(?)ますが、私は小学生3年生のときに買ったヘチマの苗が
実はヒョウタンだったという悲しい思い出があります。
子供の夢を壊さないためにも、
業者の方には品種管理をきちっとしていただきたい者です。

ひろし@小南部 2007/06/08(金) 20:25:54
みなさんこんばんは、
園芸侍さん御紹介のサイトでサトウキビとされたものは、タカキビのようです。小南部(岩手県北部)では栽培されています。粉にしてもち米と粉と混ぜて団子にされます。アズキ色の色素でそれとわかります。
コウリャン(高粱)とも呼ばれアフリカ原産のようですが、本州北部、中国東北部でも栽培できているような穀物ですね。
http://www.botanic.jp/plants-ka/koryan.htm
「キビ」だけ合ってれば良いというレベルではあんまりのような気がします。
さらにそれがもとで、ネットでも誤解、間違いが拡がるのも恐ろしい気がします。品種の誤りではないですが、名称の誤りで気になるのがセイヨウイボタ「プリベット」ですが「プリペット」の方がネットでは圧倒的に多いですしね、、、。
人間は神ではありませんから間違うのは仕方ありませんが、確信犯は赦せませんね。
これはもうグチになってきましたので、、、このへんでやめます。

植木屋 園主 [URL:http://members.aol.com/Oujien/] 2007/06/09(土) 00:36:17
ひろし@小南部さんに反論する気は有りませんが
確信犯と言うあらわし方はチョッと気掛かりですね
>名称の誤りで気になるのがセイヨウイボタ「プリベット」ですが
プリペットについてこれはよく指摘されることですが
確かに学名など英語読みと言うのでしょうか?
それでは privet となってはいますが
日本国内での流通名(日本植木協会等々)はプリペットで通っていると思うのですが!
またプリペットと表記する場合は既に各生産者間でも高さに成長の早い種類とか葉張りの少ない種類とかに選別されて厳密に言えば同じ種類ではない様になっているのが現状です!

また呼び名も地方で随分違いますそれを統一した方が良いと言うようなものかも?
必ずしも学名通りの英語読みで無ければならないという規定もないかと思うのですが
言葉遣い文字使いでも時代とともにかなり違ってきているのでは?

ただ赤色が白だと表示とか種類がまるで違うとかは問題外ですが!

kona 【関東】 2007/06/09(土) 06:07:16
レスいただいた皆様有難うございます、やはりいろいろあるようですね! 私は食べたくてが育てる目的なのでお米だったら犯罪者扱いされるのになどとつい思ってしまいます。良苗、不良苗は買う側の自己責任
でしょうが、お金をもらうことが前提の仕事でこんなに適当(不良品率も高い)なのは税金が元手の人たちぐらい、食べ物を扱う生産者、流通、販売と比べて同じ植物を取り扱うにしても意識、基準、統制、ルール、ぬるいのかな〜

etc、ぬるいのかな〜

てんちゃん 【四国】 2007/06/09(土) 09:19:58
横から突然入ってすみません。
実は私も同じような経験をして、誰かに聞いて欲しいなあ、と思っていたところなので、書込みさせていただきます。
私が勤めている幼稚園で、先日夏野菜の苗を子どもたちと植えました。
ミニトマトとなすびときゅうりを植えたのですが、ホームセンターに買いに行った際、きゅうりの苗がなかなか見つからず、やっと見つけた苗が、どう見てもかぼちゃなんですね。でも、テントの上に吊るしてある看板には「きゅうり」って書いてあるし、ポットのタグにも「きゅうり」って書いてあるし、念のためと思って店員さんに確認しても「きゅうりですよ」って言われたので、私も信じてしまったのです。
物を知らない私の責任でもあると思うのですが、なんと無責任なことか!と、憤りを感じました。
子どもたちには、「きゅうりか、かぼちゃか、どっちかなあ??」と、両方の立て札を作って観察していたら、最近大きな黄色い花の根元に、まん丸い実が・・・(泣)急遽「かぼちゃの観察記録」と書き換えました。
もっと、店の人にも、責任のある仕事をしてもらいたいと思うと共に、私も、こういった常識的なことぐらいは、知識として持っておきたいなあと、反省しました。

園芸侍 【関東】 [URL:http://plaza.rakuten.co.jp/engeisamurai/] 2007/06/09(土) 22:39:56
ひろし@小南部様

>「キビ」だけ合ってれば良いというレベルではあんまりのような気がします。

まあ、ご本人もサトウキビ以外に思いつかなかったのでしょう。
後で正しい名前を伝えておきたいと思います。
自分のブログでも訂正しておきます。

>ネットでも誤解、間違いが拡がるのも恐ろしい気がします。

これには同感ですね。
春になるとイチハツがブログでよく紹介されますが、
別種のジャーマンアイリスやニオイイリスを
イチハツとして誤って紹介している方が非常に多いです。
どうも、園芸業者がジャーマンアイリスやニオイイリスを
イチハツという名前で売ったのが原因のようです。
大手有名園芸業者でさえ、
ニオイイリスを「白花イチハツ」として売っていました。

イチハツを紹介しているブログを見ると、
中には、「ネットで調べてイチハツだと分かりました」と書いておきながら、
画像を見るとジャーマンアイリスまたはニオイイリスということも少なくありません。
結局、参考にしたサイト自体が間違っているわけですね。
イチハツ、ジャーマンアイリス、ニオイイリスの混同は甚だしく、
手がつけられない状態です。

また、ストレリチア・オーガスタやサンセベリア・スタッキーも
国内でその名前で流通しているものはほぼ100%が別種です。
いい加減、業者も気付いて欲しいです。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2007/06/10(日) 01:12:11
こんにちは。
園芸侍さんの「サトウキビ」に関してのみ書かせてください。

よく「種から育てるサトウキビ」と呼ばれるのは、モロコシ(タカキビ)の変種、サトウモロコシのことでしょう。
Sorghum bicolor var. saccharatum(Sorghum vulgare var. saccharatum)ですね。
(学名・位置付けはさまざまです)
園芸侍さんご自身が書いていらっしゃるように、ご紹介のリンク先の写真はサトウモロコシの可能性もあると私は思います。
サトウモロコシにもいろいろな園芸品種があり、形態にも幅があるようです。
写真からモロコシであるか、サトウモロコシであるかを判別するのはとても難しいと思うのですが・・・

なお、本題からは外れてしまうので、もしこの話題を継続する場合は別スレッドを立ててはいかがでしょう。


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