センベルビウムとエケベリア
多肉
【関東】
2007/04/26(木) 18:57:22
違いは何処にあるのでしょう。増殖の仕方が違うとかナントカあるのでしょうか。どうしても解りません。宜しくお教えください。ドップリはまった 初心者です。お願いします。
多肉
【関東】
2007/04/26(木) 19:07:34
言葉が足りませんでした。
多肉植物のセンベルビウム属とエケベリア属の事です。スミマセン
どんなことでも良いので宜しくお願いします。
SHIFT
【関東】
2007/04/26(木) 21:34:34
センペルビブム (Sempervivum)属。
読みにくい学名で、そのカタカナ読みは人によって多少の「ぶれ」がありますが、「べ(be)」ではなく「ぺ(pe)」ですね。
この植物は、主に、中南部ヨーロッパ〜旧ソ連北部あたりの山地に分布しています。
寒さにはめっぽう強いものの、蒸し暑さには全く駄目なので、夏場の直射日光は朝だけでそれ以外は風通しの良い涼しい日陰が良いかもしれません。
このため、多肉植物と言っても、高山植物的な扱いの植物です。
夏場涼しい地方だと栽培は容易でしょう。
普段は、ロゼット型で無茎に近いですが、開花できる状態になると、初夏頃に中心から穂が伸びて咲きます。花後はその株は枯れてしまいます。ただし、株元からランナーを出して子供が出ますので、苗の維持はその子苗を育ててください。
ロックガーデンの素材に好んで使われ、品種改良が盛んなため、園芸種か原種なのか雑種なのか区別の難しい一群です。品種ラベルが付いていたら、絶対無くさないようにしてください。一部の特徴のある品種を除けば、さっぱり判らなくなります。もし、名札の付いていない苗を入手する機会が有れば、名前はその場で確認しておいた方が良いですよ。
エケベリア (Echeveria)属。
こちらは、北米南部〜中米の乾燥地が原産です。
基本的にはロゼットですが、無茎に近いものから、多少の枝が出来るもの、葉が波をうったり、小型から大型種まで多彩です。こちらも園芸種が多いですね。
耐寒性については「凍らせない程度で大丈夫」なものから「温度不足で葉先を枯らさないように防寒・暖房する必要がある」ものまで品種によって異なります。
温暖な時季に旺盛に成長するものが多いですが、一部高地性で夏の暑さに弱いものもあります。とはいえ、結構丈夫な品種が多い一群です。
基本的には子が株元から芽吹いてきますので、それで繁殖させます。他にも枝挿し、葉挿し、長く伸びた幹の胴切りなど繁殖方法があります。
花は葉の間から花梗を伸ばして咲かせるものが多く、花後も株は成長します。
花の形については、エケベリアがおちょぼ口風の花に対して、センペルは花びらを全開にして咲いていますね。
多肉
2007/04/26(木) 23:25:12
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ご親切に十分な解答頂きました。感謝です。
イメージがはっきりしつつあります。今のところの疑問は解決、スッキリです。
ひとつひとつ眺めて、元気に育てて、わがまま聞いてあげようとおもいます。ほんとに、ありがとうございました。
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