土の再利用

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

みちん 【近畿】 2007/01/06(土) 22:09:33
プランターで野菜を作っています。
出産の為、半年園芸を中止しています。
その間、土はプランターに入れっぱなしで、
今は乾燥してカラカラになっています。

乾燥してカラカラになった土は消毒できていると聞いたので、
特に消毒をする予定はないのですが、よいのでしょうか?
(今まではカラカラになった事はないので、熱湯消毒をしていた)

この土をフルイにかけて、根っこを除き、
再利用しようと思っています。

今までは土の再利用は腐葉土と化成肥料を混ぜていたのですが、
満足行く、収穫となりませんでした。
沢山実のできる、ふかふかの良い土にしたいので、
何を混ぜたらいいのか調べています。

今、気になっているのは、調整ピートモスと完熟肥料です。
調整ピートモスは混ぜすぎると根腐れすると書いてあるものもありましたが、
やはりやばいのですか?
完熟肥料は、虫はつかないのですか?
昔、鶏糞を使って、小バエがついてから、有機肥料をつかっていません。
完熟だったら大丈夫なのかな?と思うし、土がフカフガになるというので、
使ってみようかと思うのですが、虫がつかないか、少し心配です。

沢山質問してすいません。
どうか教えてください。

たちつ 【近畿】 2007/01/06(土) 23:56:10

土の消毒。
土の消毒には、2つの意味があります。一つは、害虫退治。2つ目は、殺菌消毒。その他、付随して、土を解す・攪拌する・不要な根や粗ゴミを取り除く・酸素殺菌(有益菌の活性を促し、嫌気性悪玉菌を抑制させる)・紫外線殺菌・偏在している肥料成分を分散させる。ph中和・元肥を追加する。などもあわせて行われます。
土が乾いても、害虫も、雑菌も、コロニー(巣)の中で、昼寝しています。むしろ水没させて、それから、水切り天日干ししたほうが効果があります。
熱湯殺菌も、しないよりはしたほうがよいですが、概ね地熱50度以上48時間以上というのが標準らしい。
最近は、黒のゴミ袋に入れて、真夏の炎天下に晒すのが流行っていますが、私は余りお勧めしません。芯温とか底の温度は、体温より極めて低いものです。
私は、コンクリートなどの上に、薄く広げて、かき混ぜながら、カラカラになるまで、2-3日天日干ししたほうがより効果があると思います。
真夏とか、真冬なら尚良い。少なくとも不快虫はいなくなる。
電子レンジでチンしたことも有りますが、処理能力も少なく、汚らしいし、何よりダニの卵は死ななかった。高周波で、害虫の卵を破裂消滅させる心算・細菌の核を破壊する心算でしたがダメでした。
一斗缶に土に入れて、ガスレンジで焼いたことも有りますが、5時間暖めても、上まで熱くならなかった。(水を入れる事に気が付かなかった。) 焦げ臭いだけでした。
結局、布団の天日干し・籾の天日干し流の方が楽。
真夏の天日干しで、オケラ虫で10分・ミミズで30分・ムカデで2日・その他の不快虫は、30分以内にいなくなる。ナメクジも乾くまでには、ミイラになる。只ナメクジの体内に居る未産卵は生きている。ネキリムシも直ぐに居なくなる。多分太陽熱で死んだり、小鳥が食べるのだと思う。

ピートモスを混ぜるのは、商品苗や鉢花に多く用いられますが、私は土管理が難しい・煩わしいので余り使いません。過湿・蒸れになりやすい。

有機質は、土の弾力を保持させるのには良い。反面虫は湧きやすい。
どの土でも、有機質が含まれて居ますから、虫は湧きます。
有機質が多ければ、多いほど虫も湧きやすくなります。有機質がなければ、土は硬くなりますし、栄養分も少ないですから、植物は育ちません。それ相当の補完処置が要ります。
少なくとも、完熟堆肥(家畜糞・油粕が混ぜてある)であっても、虫は湧きます。完熟とは、醗酵腐敗が一段落し、ほぼ安定しているということです。醗酵熱や醗酵ガスがほとんどなくなって、植物に害が及ばない状態であるということです。醗酵による熱や醗酵によってできる酸・醗酵菌による攻撃で有害菌が少なくなるということでもあります。

一番簡単な方法は、園芸用土1と、畑土1を混ぜて、野菜用の大きい(深く広い)プランターに、野菜を植えて、毎月少しづつ、化成肥料(8-8-8)を撒けばよい。出来れば、玉ねぎなどの虫の付き難いものが良い。
果実野菜は、虫が付きやすく、冬に作れないので、種を蒔いたら・植えたら、一週間後に農薬を噴霧して、直ちに防虫ネットを張る。
葉野菜も同じですが、秋蒔きの冬収穫するもの。例えば、ミズナ・小松菜・ラディシュ・大根・キクナなどがよい。
害虫が付いても良いのは、ニガウリとか、落花生・エンドウなど豆なら何とかなる。オクラ・トウガラシ系とか、ジャガイモ。モロヘイヤとか
只、野菜は連作障害といって、毎年同じ土で作れないものが多い。育たない・枯れる。

なんといっても一押しは、ネギですね。スーパーで買った根付きの青ネギの捨てる根の部分を、2-3cm残して、それを1-2cm埋めておけばよい。
野菜を作って採算が合うのはネギ程度。買えば高いし、沢山要らないし、ムチャクチャな扱い栽培してもそれなりに生えるし、病害虫少なく。手間隙も要らない。必要な時に、鋏みで切って使えばよい。
後は、沢山植えないと採算が合わない。出来すぎても困る。
後は好き嫌いの少ない、ミニトマトかな。(皮が硬い)
フキも簡単。小さくても、葉を天ぷらに出来る。大葉(刺身用)・赤紫蘇(ベニ着色剤)でも良い。 
私は、冬は小松菜・夏はシシトウを作っています。合間に大根とかジャガイモ・ツルナしエンドウとか。大抵はほったらかしで草ぼうぼうの畑になっています。もともとから、雑煮用の小松菜が好きなので、冬に少し作る程度。気まぐれで作るもののほとんど食べない。大抵は花が咲いて、種取する程度。なにぶんナメクジが多すぎる・土も少ない浅い。狭い・遠い・水もない・日当たりも悪い・しかも蚊が多い。と言って、土壌改良する気も無い。したがって、冬の小松菜が一番。となる
蚊も居ないし・ナメクジも少ない・土は乾かないし・雑草も生えない。連作もなし、近所では売っていない、植えばなしでよい。それに苦い食味がすき。いつも新鮮。 (^^♪


みちん 2007/01/07(日) 21:11:18
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詳しく教えていただきありがとうございました。
土の消毒は熱湯よりも、天日干しのほうが効き目があるのですね、驚きです。
いい事を教えていただきました。
また、完熟堆肥とは醗酵腐敗が一段落している事なのですね、ちょっと思い違いをしていました。
ピートモスは使いにくいのですね。
本当に詳しく教えていただき、参考になりました!
とてもとても感謝しています!


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