大きい鉢での土の水はけ

[園芸相談センター]の過去ログです

おっきい鉢 【関東】 2007/01/01(月) 20:05:40
深さ80センチのテラコッタの鉢でローズマリーを育てたく 鉢も購入済みの者なのですが 入れる用土について迷っています(鉢は丸型のファイバークレイVTA−80というものです)

乾燥気味に育てるのを好むローズマリーなので 排水性のよい土のブレンドを色々考えたのですが 深さの有る鉢なので時が経つにつれて 鉢の下の方5分の2程度は重みで結構土が潰れ水はけが悪くなることを予想しています

5年程土変えなどをせず その鉢で育てたいと思っています(短くて4年長ければかわいそうかもしれないけれどギリギリで7年8年も可?)だとかも考えています

80センチの内下10センチ弱は通常の鉢底石をまいて その上に入れる土なのですが 検討した結果赤玉土メインでなくホームセンターで売っている中で少し高かった培養土を3割 腐葉土を3〜4割 アイリスオーヤマのゴールデン粒状培養土を3割 位を混ぜて使おうと思い購入済みなのですが
他 1〜2割弱に パーライトを使おうか 軽石小粒を使おうか 又はパーライトのようなものの大粒1〜1,5センチ位のもの(製品名「かる〜い鉢底石」)を使おうか
迷っています

アイリスのものは赤玉より少しだけ 濡らした後でも硬さが有ったので赤玉の代用として使おうかと思っています
アイリスの有機なんとか培養土が探して触ってみた結果コチンコチンの硬さの土だったので 下の方に入れる土として良さそうだったのですが 5リットルで500円もしたので高くて買えません

パーライトの問題点と思っているのは 上からの重さと時間により崩れてしまい水はけの良さが失われてしまうのではないか
軽石の問題点と思っているのは 石なので崩れなく長く水はけのよさが維持出来る反面 軽石自体の重さがあるのでパーライトに比べて土がより短期間でしまってきて パーライトと比べると重く硬い土になりやすい

・・・だとか思い迷っています 又パーライトの大粒のようなものの「かる〜い鉢底石」を土に1〜2割弱すきこんで使うと 根がその粒にぶつかったときどうなる? 大粒と小粒混ぜていいのかな?など 素人なもので考えています
ちなみに「かる〜い鉢底石」は パーライトにそっくりで潰れはするのですがはるかに全然硬いので 軽い上に5年経ってもほとんど潰れなさそうに見受けられました

・・同様の鉢を複数購入済みで 今後同様に育てて行きたいと考えているので 土についてその辺りはとても迷っています
とても細かい私事の質問なのですが(似たようなもんだろ、たいして変わらんやろと思われるかもしれませんが)どなたかよろしくお願いします

パーライトの潰れに関しても知りたいです・・潰れても水はけが保てるのか
又 パーライトの代わりに直径1〜1、5センチある「かる〜い鉢底石」を使っても 根の発育に障害が出ないかなども知りたいです
htt・で製品のアドレスをここに載せて良いのか分からないので載せないです
大きい鉢での土の事や理想の配合だとかも色々知りたいのですが検索しまくっても全然出てきません>< 

育てるのは東京です
よろしくお願いいたします 

おっきい鉢 2007/01/01(月) 20:56:04
平気なようなので・・必要ないかもしれないですが

かる〜い鉢底石
http://www.daiichi-engei.co.jp/ec/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1429&IMG_ROOT=/site
真っ白で 土や石のような質ではなく パーライトのようなガラス?質の様なもので パーライトより大分軽く感じました
パーライトよりはるかに硬いです

ファイバークレイVTA−80 
http://store.yahoo.co.jp/ayahadio/872044003763.html
テラコッタと同様の質のものです 
http://www.agure.jp/shop_imgs/product_item/L_3/1988_L_3.jpg
中にファイバーグラスが編みこんであるようです
最近流行っているって 噂聞きました ガセネタかもしれないですが

http://store.yahoo.co.jp/irisplaza/g514492.html
アイリスの培養土 
でもこの製品は赤玉土よりほんのチョイだけ硬い程度でした

http://www.murauchi.com/MCJ-front-web/CoD/0000000269895/forwardName%5B0%5D=COMMODITY_LIST/forwardKey%5B2%5D=compareMyPage/forwardName%5B3%5D=COMMODITY_LIST/forwardKey%5B1%5D=wishList/forwardName%5B2%5D=COMMODITY_LIST/forwardKey%5B0%5D=cart/forwardName%5B1%5D=COMMODITY_LIST/forwardKey%5B3%5D=compareCatalog/
店で触ってみた所 この製品のみ コチンコチンで指でつぶせない位硬かったです(石に近い感じでした)
濡れていても硬かったです
土として販売している製品では 僕の探した所最も硬く 水はけに関しては長持ちする製品のように見受けられました
アイリスのHPでこの製品はなぜか見れないようでした

いろいろ書きまくって済みません

VITA [URL:http://vita.easter.ne.jp/] 2007/01/02(火) 16:50:25
植え込む予定の植物は、ご用意なさった鉢に見合う大きさなのでしょうか?
土の排水性にだけ、着目されていますが、「乾きやすさ」を考えると
鉢と株のバランスのほうがずっと大切ではないかと私は思います。

その上でのご検討ということでしたら、まず、鉢底石はもっとたくさん入れてください。
直径が53センチなら、普通の鉢で考えると高さも50センチ程度です。
少なくとも、その高さまで鉢底石を入れるのが、背の高い鉢をつかうコツです。
土の量がたくさんであればあるほど根が詰まりにくいので、必要な植え替えは
少なくはなると思いますが、その前に過湿で育たなければ元も子もありませんよ〜。
鉢底石を多く入れるとかなり重くなりますが、背が高い鉢でローズマリーのように
大きくなる植物を入れるのでしたら、転倒防止の為にも重めのほうを
お勧めします。

また、植替えですが大きい鉢なら鉢を返して土を全部入れ替えるのは
大変ですから、毎年場所を変えて一部を堀上げて少しづつ用土を
変えていく手もあります。
そう考えれば、むりに7年持たせる配合と量を確保しなくても
良いのではないでしょうか?

配合済みの市販培養土は「そのまま使わないとかえって悪影響」って
おっしゃる方と、私なんかは「気に入らなかったら混ぜちゃえば良いじゃん」
って考えです。
でも、一度も使ったことがないものは確認なさってからのほうがよくないですか?
いきなり腐葉土はちょっと心配・・・

私は大きめの鉢には用土も粒が荒目というか、大き目のほうが好きです。
あくまでも好みですけど。
大きい鉢は用土がしまって通気性が悪くなりがちです。

>パーライトの問題点と思っているのは
上から圧力をかけなければ、多少のことではつぶれません。
つぶれれば当然、排水性通気性はありません。

正解の配合って言うのは、ありませんよ〜。
なぜか?
人によって育てる環境も、鉢の種類も、水やりの癖もちがうから。
コレばっかりはいきなり正解を求めてもでてはきません。
そこが園芸の面白さですし、難しいところです。

いっきゅう 2007/01/02(火) 19:16:53
横から失礼します^^;
礫などで鉢底に排水層を作るとか用土に改良剤を混ぜるとか鉢物で一般的に行われている方法ですが・・・鉢が大きくてそれだけでは不十分な場合、公園やグランドなどの暗渠排水を真似てみます。
鉢底に敷く防虫網などの硬い網などを利用して筒状に丸めましてなかに軽石、砂利などをつめて排水層に向かうように埋め込み、排水ゾーンとします。

おっきい鉢 2007/01/03(水) 12:41:03
>VITAさん
返信どうも有難うございます
HPも楽しく拝見させて頂きました^^

植え込む株の大きさなのですが とても小さいです
大きい株で底上げなどもして育てれば 難しくないという事はおおよそ分かっているのですが 少しこだわりがあって 小さい株で特大の鉢で育ててみたく試行錯誤している状況です
私は植物の中でローズマリーが最も好きで・・園芸はすごく素人なのですが 後々このパタンの鉢を人にもプレゼントしたいだとかの考えもあり 土の配合の限界周辺のラインを探ってみたいのもあり 多量の土で検討していました

言って頂いたように 鉢底石の量はやはりもっと多い方が良さそうですよね 石の量増やしてみます

一部づつ用土を換えてゆくというのは 換えるときに土に圧力がかかって団粒構造が圧迫されて崩れそうな気がして不安なのですが それほど気にする必要はないものなのでしょうか 
研究してみます

>一度も使ったことがないものは確認なさってからのほうがよくないですか?
の所が気になって 昨日今日で水はけと アイリスのゴールデン培養土と赤玉土の硬さの比較をいくつかのパタンでして見たのですが
赤玉土の方がもしかしたら硬くて良いかもという結果になりました
アドバイスのおかげです
使おうと思っていた土は再検討してみます
赤玉土を長期間使っている鉢や短期間使っている鉢をいくつかひっくり返して その使い古しの(使用中の)赤玉土を採取して 指でつぶして硬さを何十分間も比較してみました

古く使用している赤球土ほど(水をしっかりしみこませた後でも 乾燥している状態でも 中間位の湿り気でも)パラっと崩れて硬さも増している感じがしたのですが 気のせいでしょうか?
分かりやすく言うと 油分??みたいな物が古く使用してるもの程減って 崩れるときもパラっと崩れる割には 一部しか崩れない
例えば5mmの濡れた赤玉土を崩しても 2mmのもの1つと1mmのもの2つがまだ粒になって残っている感じ
新しい目の赤玉土は ズルっと(ヌルっと)崩れて 崩したあと小さい塊が残りにくい
・・ように感じました

それに比較して使う予定だったアイリスの土は 赤玉よりさらにヌルっと崩れて 通気性が早く悪くなるように感じました(硬さは同様にあるのですが)
予定していた土は 水の通し具合も悪かったです

古く使用した赤玉土は潰れて水はけがかえって悪くなるとよく聞いていたのですが かなり潰れるだとかがなければ かえって水はけのよさが増す?(油分が吸い取られて?赤玉土自体も枯れて?カラっとした土になり かえって硬さも増す?)だとかは考えられないのでしょうか?
チト変な オタクっぽい質問ですみません;;
昨日今日の実験の結果 やはり赤玉土を大量に使おうかとも思っている次第です
言われてテストしてみて良かったです^^

おっしゃられる様に 正解の配合って無いものなんですね
VITAさんのHPを見ながら 園芸の楽しさが分かってきた感じです^^
長文で ちと意味不明だったらスミマセン



  







 

おっきい鉢 2007/01/03(水) 12:51:48
それと 
「乾きやすさ」って認識が今まであまり無く
程々に水はけが良い土を使っていれば 空気も新しいものに入れ替えられて 空気にも多めに触れている事が出来れば(根が)
根腐れは基本的には無いものだと思っていたのですが
私の認識もちょっと甘かったような気がしますので
もっといろいろ勉強してみます

湿り気はそこそこ有るけど 程々に乾いている状態の時がよくあれば問題はないのでしょうか?
・・・初歩的過ぎる質問な感じがしますので 色々調べてみます
沢山のアドバイス どうも有難う御座います

 

おっきい鉢 2007/01/03(水) 13:03:07
>いっきゅうさん
暗渠排水だとか全く知らなく 検索したら色々出ていて大変参考になりました
筒状に網を丸めて中に軽石などを詰めて・・・って発想も全く思いつかず これも又大変参考になりました
軽石などはすき込むか 底に敷くしか思いつかず 熱帯魚の多層式のフィルターなどを思い出し・・・いろんな方法があるものなんですね

「筒状にして軽石等を詰めて入れる」大きい鉢で早速試させて頂きます^^
勉強になります
どうも有難う御座います

 

たちつ 【近畿】 2007/01/03(水) 17:30:40

まず80cmの植木鉢を使うにあたって、排水・通気・土質・取り扱いメンテなどを考えて、通常は、木製の樽を使うのが基本です。
手軽なのは、樹脂製ですが。
大きな鉢は、意匠重視(置く場所が広い)とか、果樹(植える植物が大きくなる)に良く使います。

私なら、軽くする為に、下駄履き底上げを考えます。
1)鉢の下に、レンガを敷いて、地面との空間を空ける。
2)鉢底に、丈夫なザルとかスノコを敷いて30cmかさ上げをします。
3)その上にネットを敷いて、細かい土の落下堆積を防ぎます。
4)用土の下半分には、発泡スチロールとか軽石・パークチップ(樹皮・木屑の腐葉土)と土を混ぜて投入します。上半分には、園芸用土に鹿沼土(大粒)とか畑庭土(微粉末を取り除く)を適当に混ぜます。(5-2-3とか4-2-4とか)
5)植え込んだ後で、植木鉢の側面に、ドリルで適当に穴を開けます。

土の陳腐化の問題も有りますが、植木鉢の風化・陳腐化破壊ということもあります。(耐久性・乾湿紫外線破壊) 土壌有機質の耐久性にしても、3年。肥料分で半年。別に無くても良いですが。新陳代謝老廃物の蓄積も3年。但し雨量潅水量にもよります。

概ね、草花や低木の根張りは、有効深度30cm名目深度50cm有れば十分です。更に、湿度と通気があれば、底上げした空間にも根が生え広がります。(控え室)
大きな鉢植え(用土の量)と地植えとでは、土質の変化はぜんぜん違います。地植なら、雨水とか、乾湿による水分微量栄養素の移動・微生物の離合集散・粗密も適当に調和しています。造塊粉砕も自然調節します。
鉢植えは、自然の流れと隔離されますから、風化陳腐化して、硬く細かくなるだけです。肥料分は消費されるだけです。当然植替えとか土の入れ替えなどもあります。

ということで、私なら、軽さ・排水・通気を優先して考えます。
用土の良し悪しも大切な要素ですが、良ければ其れでよいというものではない。
氏も大切ですが、育ちも大切です。氏が良ければ、スタートが有利というだけです。
と考えますが。
それと、余分なことですが、ローズマリーと鉢の釣り合いがとれるのかも疑問です。
深さの表示があるものの、面積が良く判らないので、漬物樽をイメージしています。 (^_^;)


おっきい鉢 2007/01/04(木) 08:19:15
>たちつさん
返事どうも有難うございます
たちつさんやVITAさんのアドバイスのように 底はなるたけ上げてつかうべきのようですね
アドバイスを頂き やはりおっしゃられるように 底を上げるか鉢底石をかなり多くしてなどして植えたいと思います

貧乏性なのか かさ上げする分がもったいないような気分になり
土の量を多くして植える方法ばかり模索していました^^;

教わったように 排水ゾーンを作ったり 土の位置を高くして対応するように ちとまたいろいろ考えて見ます
鉢底にスノコを敷いてザルなどを乗せて 鉢の下方に空間を作るって方法も初めて聞いたパタンで とても参考になりました
この方法も模索してみたいです^0^


やはりプロの意見をいろんな方にいろいろ聞けて質問してみて良かったです
教わったことをまた良く読んで研究してみます

それから 私の下手な長文も 失礼いたしました
またよろしくお願いいたします
PS,土の質ばかりのみに捉われず もう少し考えを広く持ち いろいろ試してみたいと思います
どうも有難う御座います 


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