笹の地植えについて
パンダ
2006/11/01(水) 00:10:29
庭のグラウンドカバーとしてコグマザサを検討していますが、
竹等はうかつに地植えにすると後が大変だと聞きます。
笹を地植えの際に気をつける点は何でしょうか。
mutin
【関東】
2006/11/01(水) 12:17:43
過去、同様な質問がいくつかありました。
他人の褌 とやらで恐縮ですが、個人的には下記のプロのアドバイスがもっとも適格と思います。
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200505/05050400.txt
メルモ
【関東】
2006/11/02(木) 15:55:09
ササをグラウンドカバーにとお考えになるのですから、相当の広さのお庭なのだと思います。他の植栽がどういう状況なのか判らないので、どういう点に気をつけるべきが、いま一つ踏み込んでは書けませんが、ササの類を地植えになさるのなら、その後の手入れをどれほどにまめに出来るかが大きなポイントになります。
ササがグラウンドカバーに見えるのは、他の部分との調和が取れてよけいな場所には生えない状況が保ててこそで、そうでなければただの笹薮になってしまいますから。
mutinさんが紹介して下さった回答のように、定期的に(最低でも年に一回)スコップで掘り起こしたとして、生えて欲しくない範囲の根を全て完璧に取り去れればよし、そうでなければちぎれた先からまたぐいぐいと根を伸ばして広がります。ササの地下茎はとても強いので、簡単に手で引き抜けるものではありませんし、思いのほか深いところまで伸びていて、かなり深く掘り返しても元の根に行き当たらないこともあります。
実際には、ササに生えて欲しくない場所には他の植物や建物がある場合がほとんどです。建物はともかく、他の植物を傷つけて定期的にササの根を掘ることが出来るかどうか、よく考えて判断なさった方がいいと思います。ただ、周囲に広く余裕があり、玉砂利などだけで構成されたスペースがあるのなら、まめに手入れをすればきれいに保てるかと思います。アスファルト舗装などの場合は、根の手入れの為にアスファルトを掘ることはできませんし、いずれ鋪装の隙間からササが伸びてくることは必至です。
プランターごと植え込んだとしても、ササ類の根はプランターの水抜き穴から容易に外に進出してゆきます。やはり定期的に掘り起こして、根の侵略状況を確認することが必要でしょう。
あるいは、根域を制限するような板状のもの(波形トタン板など)をあらかじめかなりの深さで土中に埋め込んでおくのも、ある程度の効果が見込めます。具体的に何センチメートルの深さが必要かは判りませんが20〜30センチでは足りないと思います。また、その板に割れ目や隙間があれば、そこから外に出てゆきます。
実際には地下にどれほどにササの根がはびころうと、地上部に出た芽をこまめに切ってゆけば、表面上はきちんと管理された状態を保てます。
ただし、管理の手が届かなくなったとき、庭が藪状態になるのは避けられませんし、始めに植えた場所から何メートルも離れたところにササの芽だしを見つけて、地面の下にその長さ分の茎が伸びていることを想像して絶望的な気分になることもあるかも知れません。その数メートル先が敷地内ならともかく、隣家の一年草花壇のまん中だったりする場合もあります。
一旦地植えをしたならば、徹底的な手入れと薮化とのイタチごっこになる覚悟は必要かと思います。
手入れの行き届いた庭で、ササの類が根締めとして効果的に使われている様子はとても好ましいものです。
また非常に広い面積で、雑草の処理に手が回らない場合などは、ササで植え潰すことは効果的だと思います。
ご自身のイメージなさる庭にササが不可欠ならば、是非頑張って維持なさってみて下さい。
りっこ
【関東】
2006/11/02(木) 23:49:55
コグマザサ高価ですよね。笹はメルモさんが書かれているように手入れが行き届けば庭植えでも情緒、風情があり好きですが当方の笹(おそらく自然に発生)は悪役です。山茶花の生垣の下は石垣になっていてその間から出てきます。茎は細くても抜けないので除去には大変苦労します。毎年、小さなツル蜂で少しずつ掘り起しです。でも地下茎はほることが難しいし、除草剤を用いようにも周りの木々や花にかかると被害がでますのでこれまた難しい。植えられるなら十分の検討が必要です・
パンダ
2006/11/03(金) 12:13:52
[[解決]]
皆さんアドバイスありがとうございました。
管理は大変そうですが、がんばります。
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