さつきが枯れる
まさ
【近畿】
2006/10/11(水) 10:11:14
小さいマンションを経営しています.建てたときから庭に「さつき」が植えられているのですが、なぜか、あちこち一つだけ枯れるのです.日当たりは悪い場所もありますが、そういうところは意外と枯れず、日当たりの良い所で枯れます.夏場、水をやることを忘れたりしますが、水が原因ならすべてかれる、もしくは翌日に水をやれば生き帰ると思うのですが、枯れだしたら、見る見る間にそこだけ枯れてしまいます.以前にもらった鉢植えも、枯れ出してバケツの水に鉢ごとつけたのですが、やはり枯れきってしまいました.
そういう性格の植木なのでしょうか、それとも手入れが悪いのでしょうか.ただ、肥料などはほとんどやったことがなく、液体の栄養剤を水に混ぜてよく与えてはいます.お教え願います.
たちつ
【近畿】
2006/10/11(水) 15:08:28
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栄養剤は、肥料の一部です。人の栄養剤でも余り効果が無いものです。
どちらかといえば気分のものですね。
サツキツツジに肥料は要りません。雨水で育てるようなものです。
鉢植えでも、固形肥料を2個程度です。
鉢植えは、根詰まりし易く自分の根で自滅してしまいますから、買った
ときと年に1回は植え替えしないとダメですね。
弱りだしてから手入れしてもダメです。かえって早く枯れる。一度枯れ
だせは、快復は難しい、根や枝葉を半分以上整理して、日陰管理したり乾燥を防いだりしながら1から仕立て直しになります。
枯れる過程。
弱る→葉の縁から枯れだす→株元に陽射し・風が良く当たり根が弱る(根が極端に浅く、根の張りが弱く、根が乾湿寒暖に弱い。)→根が弱る
から葉が枯れる→悪循環。
従って、植え付け時(根が弱っている)・真夏(乾燥しやすい)・剪定時
(株元に陽射し・風が当たる)・弱りだした このときが生死の分かれ
目。
弱りだす前に、鹿沼土や敷き藁で株元をマルチングする。早く手当てを
する。葉色・芽吹き・枝枯れに注意。
この様な性質ですから、葉色は乾燥しない・適度な保湿がある・寒暖を
防いでくれる日陰(花付きが悪い)とか石垣(大きく育たない)の方が瑞々
しいものです。
自分の葉で自分の根を守っています。
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まさ
2006/10/11(水) 20:03:50
[[解決]]
たちつ様
ご丁寧な回答を頂き有難うございました.あちこち、ぼろぼろ枯れるので、思いきって植木をすべて取りかえよう(ボックスウッドに)かと思案してました.大変参考になりました.また、教えて下さい.
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