石榴の葉
佐藤 信次
【関東】
2006/09/10(日) 09:11:41
樹高3m位の木ですが、つい最近まで、しっかりした緑で覆われていたのですが、最近、葉の先端から黒ずみ、落葉しはじめました。木の周辺には、小さな虫も飛び交っています。予想される、病害虫とどのような消毒をしたらよいか、ご指導ください。
たちつ
【近畿】
2006/09/10(日) 14:16:15
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落葉は、古い葉の寿命や吸汁害虫と夏ばてのストレス(高温乾燥による老化)と考えます。ないほうが良いのですが、概ね生育上にはさほど問題とはなりません。
葉が黒くなるのは、カイガラムシとかアブラムシの糞(糖蜜)に生える黒かびが雨で流れ落ちた考えます。
枝先・幹を観察して害虫を確認し駆除する。
その他、無風状態のときに、軽く蚊取りスプレーを一吹きすれば、糸引き毛虫が垂れ下がるときもあります。沢山スプレーすれば、薬害で落葉する。
いずれにしても、春の新芽か生え揃ったときと今、時分に週一回を2回・年4回程度マラソン・スミチオン・オルトラン液等を隅々まで隈なく、噴霧消毒したほうが良い。害虫は、一度発生すると、短期間に沢山増えます。ザクロは、鉄砲虫(茎穴虫)でないかぎり枯らす事はない。
ザクロの害虫は、沢山の種類が居りますが、さほど不快感や被害がないので、一応病害虫が少ないと紹介されています。
植栽の好み・景観・住宅環境・目的にもよりますが、管理上2m程度にしたほうが良い。主幹1.5m副枝0.5m花実樹冠細い枝20-30cm。
棘が多いので注意。鳥も百舌が偶に、餌を刺しに来る程度。屋敷に近いとヤモリが居たりする。
害虫の発見の仕方
テスト的に軽くシューする。蜘蛛の巣がある。蟻が幹を上下する。目視で毛虫が居る。葉が齧られているなど。
消毒のほかに、枝透かし剪定(採光と風通し)したり、3-4年毎の晩冬〜初春に、主な骨組み以外は、全部枝払いする。ただし其の年は、花実はない。蕾の下地は、春に生えた小枝が充実する夏にできて、翌年に咲く。
切り口には、癒合剤を塗っておく。(切り口からの乾燥防止と防腐処理)
樹高を低くしておかないと、消毒が簡単にできない。棘があるので、脚立を立てたり、樹に登れない。危ない。剪定後は小さい枝でも、綺麗に掃除しておく。サンダルや長靴の底から棘が刺さる。刺されば深く刺さるので、大変痛いし、腹が立つ。
バラ・ビラカンサ・ザクロの枝には要注意。横着すれば、痛い目にあいます。尤も一度刺されば、次回から自然に、クソ丁寧に、掃除したくなります。イラガ毛虫や茶毒蛾にも注意。
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佐藤 信次
2006/09/10(日) 22:47:07
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たいへん参考になりました。心当たりの点がありましたので、早速実行したいと思います。ありがとうございました。
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