さし木の土について
まお
2006/08/17(木) 16:11:48
さし木用に適した土は何が一番適していますか?
ホームセンターにきてみているのですが、種まきの土・桐生砂・鹿沼土といろいろありすぎて悩んでいます。
教えて下さい。
deepsea
【東北】
2006/08/17(木) 16:30:07
何を挿し木するのか知りませんが...
挿し木の条件の培地としては
1.菌のいない、清潔な用土であること
2.通気性が確保されること(並びに排水性が良い)
3.肥料分は入っていないこと(根づくまでは要らないし、むしろ害)
ですね。
従ってそれらを満たすものとしては、培養原料土である、赤玉土の小粒、桐生砂、鹿沼土、バーミキュライト、ピートモス、川砂らを単体、若しくは混ぜて使うことが多いようです。
それなりに欠点もありまして
1.赤玉土のみは乾いたかどうかが判断しやすいが、保水性に乏しい。また弱酸性の為、アルカリを好む植物には(厳密には)適さない。
2.ピートモスだけだと水分を保持し過ぎる。種まきにはよいが、挿し木では腐ってしまう可能性有り。また強酸性の為、アルカリを好む植物には(厳密には)適さない。(但し、酸度調整したピートモスもあるのでこの限りではない)
原料土そのままで中性に近いのは桐生砂と聴きます。単体ではこれが以外と挿し木にはよさそうに思います。ただ、「砂」ですので、保水性に問題が有りそうですが。
尚、私は原料土として赤玉土を大袋で常備しているので、赤玉土のみを使うことが多いですね。
また、「挿し芽、種まきの土」は色々見ましたがどちらかというと種まき向きのように思います。(ピートモスが多い、肥料分が若干有る、等)
しかし、だからといって駄目というわけでもないようです。
植物によっても最適解が違うかもしれません。
なので、挿し木の本数が確保できるならば、幾つかの培養原料土を試してみてください、としかいえません。挿し木も紫陽花のようにほぼ9割成功するようなものと、なかなかうまくいかないものもあります。
それよりも、今はあまり挿し木に適したシーズンではないように思います。何処にお住まいかわかりませんが、多湿でもう少し気温の低い時期、すなわち梅雨の入り辺りが最適です。(鉢ものは必ずしもそうではないですが)
みどり
2006/08/17(木) 20:27:40
さつきは鹿沼土 その他の物赤玉土(小粒)これで充分です。
たちつ
【近畿】
2006/08/17(木) 20:47:54
・
挿木土で、安くて・無難なのは、1-2mmの川砂と鹿沼土中粒の半々混合が無難です。
もっと安ければ、庭土を乾かし、100円均一で買った、ケーキ用の篩と園芸用中目の篩でより分けた、砂をバケツで水洗いする。庭がなければ、道路の隅に溜まっている埃土をより分ける。
65cmのプランターに適当に挿しまくる。
又その砂を水洗いして、干せば何回も使える。
土などは、根が出たり、育てばどうでも良い。
どうせお金をかけるのなら、草花に一番ですね。
後は、消毒液(自分で造れない)とか、ハチカバー植木鉢(好みと見栄えがありますから)
土と肥料・腐葉土は、どうでも良い。それぞれの効果効用があればそれでよい。
挿木は、風通し良く、明るくて涼しい場所ならいつでも良い。
落葉樹は、冬が挿しが良い。(黴が生えない・腐らないし・水持ちが良い)
数で勝負と何でも沢山挿せばよい。
椿・山茶花・皐月ツツジは、梅雨の初期が良い。
後は、真夏でも根は出る。
私も最初は、挿木は梅雨の時節と教えられていたので、梅雨に挿していましたが、確率が低いので、(黴が生える) テキストは正しいのか、疑って、真夏に、バラを適当に挿しておいたら、沢山増えた。ところが、バラの品種により、全く根が出ないものもある。そこで毎月挿木したら、冬前後が一番良く生えた。
ということで、何でも、毎月挿せばよい。その内に植物の性質が解かってきます。不思議と、挿木のコツが解かれば、草花の失敗・枯れ込みの確率や傷み回復の手際が早くなる。
欠陥は、死滅が少なくなる反面増えすぎて、植える場所・置き場所がなくなる。処分・嫁入り先を常に探しておかないと大変な事になる。
挿木には、
発根剤ルートン粉を買えば、尚良い。
挿穂の水揚げには、メネデール液があれば良い。
園芸とは、大人の土いじり・水遊びですが、知識より体験ですね。
場数ですね。
東大の大先生より、農家のじじさま・はばさまの方が良く知っている。
・
deepsea
【東北】
2006/08/17(木) 21:23:02
確かに、園芸とは体験だと思います。
挿し木の適当な季節はいつかとは、全部の季節でやってみないと本当のことは言えないですね。訂正します。
Iwasaki
【近畿】
2006/08/18(金) 01:54:57
たちつサンの書かれている、発根促進剤(ルートン、メネデール、ハイフレッシュ、ソフトシリカ)が手に入り難い場合は、砂糖水の1000倍液が代用出来ます。
ただ、この砂糖水の1000倍液は、蟻等も寄って来ますので置き場所には注意が必要です。
土は、皐月や躑躅等の酸性土を好む物は、鹿沼土のみ使用しても良いです。
又、鹿沼土にピートモスやバーミキュライやトミズゴケ等を混ぜる事も有ります。
その他の、一般的な植物は、赤玉土にピートモスやバーミキュライトの混合土を一般的には使用します。
其れとは別に、発根し易い物には、水に挿して置いて発根した物を、種まき用の土に植える方法も有ります。
cat
2006/08/18(金) 12:50:16
鹿沼と赤玉の混合で大抵いけるでしょう。
細菌は中性や弱アルカリ性だと増殖しやすく、酸性(弱酸性)だと増殖しにくいそうです。ですから、弱酸性の用土のほうが切り口から腐敗して失敗することが少なくなるわけです。
とろのすけ
【近畿】
2006/08/18(金) 16:27:18
私は鹿沼土にバーミキュライト少々ですね。
前にもどこかで書いたけど某「挿し木・種まきの土」という商品名の物は細かすぎてとても扱いづらい。粉状で飛散するし最初は水を全然含まないし、なじんでもぐずぐずになって今度は水保ちが良すぎてコケが生える^^;
食用スプラウト類を育てるのにはいいのかなあ・・
やよい
【北陸】
2006/08/19(土) 10:06:37
挿し木用土に何を使うかは人それぞれでしょう。
私はずっと昔挿し木の知識がまるで無いときにベンジャミンをバーミキュライトに挿してたまたま根付いたと言うこともありそれからバーミキュライトオンリーでした。
バーミキュライトは保水性がかなりあるので度々水やりする必要が無くずぼらな私にはぴったり^^;。
昨年ゼラニュームをバーミキュライトと赤玉小粒半々(本を読んで)で挿し芽したところ確率が良かった(ほぼ100%)のでそれからゼラニューム類はこの割合で挿し芽しています。
ツツジ類や山梔子は赤玉小粒に鹿沼土を半分入れています。
しかし水挿しでも発根し易い植物が多いので最近では水挿しでまず試してみてうまく出ないときあらためて用土に挿し木するようにしています
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