もっこくの病気について

[園芸相談センター]の過去ログです

つくしの 【関東】 2006/07/22(土) 07:47:50
最近のもっこくの葉の状態がおもわしくなく、黒く変色した部分が
かなり増えてきています。 昨年も一部にはそのようなところがあった
ようですが、今年は木全体の20%程度の葉色が黒く変色しています。
新芽も新緑とはならずに黒ずみ始めています。
数年前よりアリが多く見受けられます。
今年の春に剪定したのですが、そのときはこのような異常が見受けられ
ませんでした。
もっこくの根に近いところにあるミズヒキの葉がかれています。
尚、もっこくは庭の南側に植えてあり日当たりには問題はありません。
原因ならびに回復させる方法など伝授いただければ幸いです。
以上

cactus 2006/07/22(土) 22:33:56
蟻が多く見られるなら、多分その近くにアブラムシが居ませんか。新芽
の周辺や枝などに多く見られ、その場所で樹液を吸っています。
アブラムシの天敵はテントウムシで、蟻はアブラムシの尻から出す甘い
液体を貰う代わりに、テントウムシから守ってやっているようです。
ですから蟻が居ると言う事は、その樹木にアブラムシが居ると考えても
不思議ではないはずです。

黒く変色したと思われてますが、実際には変色をした訳ではなくスス病
になっているのが正しいと思います。
スス病はアブラムシやカイガラムシが出す排泄物に、栄養源とするカビ
の一種が発生して黒く変色したように見えるわけです。これはカーボン
紙のようなもので、爪や竹べらで軽くこさぐと簡単に取れます。
スス病は植物に直接被害を与えませんが、光線が葉などに当たらなくな
るので、状態が悪くなってしまいます。
スス病だけを駆除しても、アブラムシを駆除しないとイタチゴッコにな
って何回も繰り返すだけになってしまいます。


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