マダガスカルジャスミンにカイガラムシ
のりりん
【関東】
2006/07/07(金) 11:26:40
マダガスカルジャスミンを育てているのですが、植え替えをしたらどんどん成長して、ツルを巻きながら120センチ位の高さになっています。
今年はまだ花も咲かず、その上カイガラムシのようなものが葉の裏表についてしまいました。調べたらヒラタカタカイガラムシと言う虫のようです。
また、葉によっては黒いカビのようなものもついていて、葉が汚くなってしまいました。
(特に下のほうの葉です)
先日応急手当で、水にぬらして固く絞った布で、葉を一枚一枚拭き取るようにしてカイガラムシと汚れのような黒いものを取ったのですが、1週間したらまた出てきています。
農薬のようなものはあまり使いたくないのですが、何か薬の散布が必要なのでしょうか?
簡単なスプレーのようなものでも良いのでしょうか?
どなたか教えてください。
cactus
2006/07/07(金) 20:11:16
カイガラムシで間違いないようですから、まずは葉や幹を傷つけないよ
うに竹べらやブラシで掻き落として下さい。落とし終えても葉や幹には
肉眼では見えないくらいの幼虫や卵が残っている可能性があります。
1週間で再び現れたのはこのためで、植物を守るには専用の薬剤を使用
する方が、後々に再び苦労をするよりはマシだと思います。
あなたが薬剤使用を嫌われても、どうしても薬剤の力を借りなければ対
処が出来ない時もあります。人間でも薬の世話にならないと回復出来な
い事があるように、植物も薬剤を使用しないと対応できない事だってあ
るはずです。その事だけは理解をして下さい。
黒いカビの正体は、カイガラムシの排泄物を栄養源とするカビが付き、
そのために黒くなってしまったからです。これをスス病と言いますが、
植物には直接に害を及ぼす事はありませんが、スス病のため葉に光線が
当たらなくなるので、植物が弱ってしまう場合もあります。
スス病は竹べらで擦れば簡単に取れるので、その後で殺菌剤を散布して
カビの菌を死滅させて下さい。
カイガラムシは6〜7月が孵化のピークですが、年間を通して発生して
しまうので見つけ次第に適切な処置が必要となります。
予防策ですが、まずは通気性と換気に注意をする事が大切です。
夏場と冬場は空気が乾燥し易いので、霧吹きで定期的に葉水をする事も
大切になります。これで発生は無くなるとは言えませんが、何もしない
よりは発生が少なくなるのは間違いありません。
のりりん
【関東】
2006/07/11(火) 16:29:47
cactus様
仕事が忙しくて、投稿をしたもののなかなかチェックできなくて、お礼が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
とても解りやすい説明を頂きありがとうございます!!
カイガラムシを掻き落とした後に、やはり専用の薬剤が必要なのですね。
また、あの黒いものはカイガラムシの排泄物を栄養源とするカビでしたか・・。そういえば確かにススのようです。
早速、専用薬剤と殺菌剤を買いに園芸店へ行きます。
葉水をすると、余計にカビが出てしまうと思い込んでいましたが、反対にきちんと処理をした後は、葉水が必要なのですね。
葉水をしないことが、カイガラムシの発生に一役かっていたとは知りませんでした。
成長が良くて、ツルがどんどん伸びるので、くるくる巻き取るようにからめているので、通気性も悪くなっているかもしれません。
くるくる巻きすぎたところは、葉の剪定もしたほうが良いのでしょうか?
前の書き込み検索で、ツルを春まで切ったりしていたのが花芽のつかない原因だとはわかったので、今はツルを切ることはしていません。
園芸相談掲示板@園芸相談センター