食虫植物のナガバノイシモチソウ

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

あお 2006/07/05(水) 16:59:18
食虫植物のナガバノイシモチソウの栽培は難しいのでしょうか?昨年、開花しているものを入手しました。一年草とのことで今年の発芽を待ちましたが7月現在も発芽がみられません。プランターで自生地の土で栽培しています。

コンスタンティン 2006/07/05(水) 22:21:06
先ず基本的な話として、一年草と言うことは、開花しても種が出来てそれがこぼれ、適正な環境で発芽しなければ翌年の株は望めないということですよね?
開花後、種は出来ていたのでしょうか?平素の管理、又冬場の管理はどのようにされていたのでしょうか?しかし、7月になっても発芽しないということは粗絶望的でしょうねえ。
ちょっとネットで調べたところ、日本では温度の関係で一年草になるが、熱帯では多年草とのこと。冬場の管理を確実にして、越冬させた方が確実だったのではないでしょうか?
我が家にはモウセンゴケがありますが、毎年越冬しているし、開花して種がこぼれて発芽もしてます。ただし、発芽するのは梅雨時に咲いた花で結実した種がこぼれた夏頃の話ですが。
自生地の土を使っているとか言う以前の問題として、どのような環境で育てればいいのか?どのような環境で発芽するのか?その為にどのような管理が必要なのか?先ずその辺りを把握する必要がありますよね?
また、その辺の管理をどのようにされていたのかを書いていないと、答えも出なければ、アドバイスも出来ませんよね?

コンスタンティン 2006/07/05(水) 22:24:21
後から調べたところ、栽培方法は下のようなものだそうです。
参考になれば。

食虫植物の栽培方法  モウセンゴケの仲間 <日本産>

日本に自生しているモウセンゴケの仲間は7種類です。いずれも湿原や湿地に生育しています。極北から南下し日本では3カ所でしか見らず尾瀬を代表するナガバノモウセンゴケと九州まで分布を広げ一般的にみられるモウセンゴケの2種類は暑さに弱く寒さに強い種で、栄養分をためた冬芽をつくり雪の下、氷の中に閉じこめられて越冬します。熱帯から北上して分布するものはナガバノイシモチソウ、コモウセンゴケ、イシモチソウがあり暑さに強く寒さに弱いので生育北限は福島県か関東地方です。イシモチソウは生育期間の短い植物で4月から7月まで地上部が見られますが、真夏には豆粒のような塊茎を地下に作り休眠します。種子でも増殖しますが親株になるのに3年程かかります。ナガバノイシモチソウは4月頃発芽し10月まで生育を続け種子で越冬しますが熱帯では多年草です。トウカイコモウセンゴケは伊勢湾周辺に自生し、コモウセンゴケは福島県まで広く自生して紅色の花を咲かせますが、沖縄県では白花です。暖地に生育するため冬芽は作りませんがいくらか小型化し年中生育しています。

栽培は、酸性土を好むので水苔単用か鹿沼土・桐生砂・ピ−トを同量かピ−トを多めに混合します。2〜3号の小さい鉢に植えます。播種の用土も同様ですが種子が細かいので表面の用土はふるいにかけて使用します。増殖は株分けでもできますが種子繁殖が主です。イシモチソウを除いて播種後3ケ月もすれば成株となり開花します。ポイントは成長が速いので真夏を除いてこまめに植え替えすることです。置き場所は陽が十分に当たる所に置き乾燥を防ぐため腰水にします。腰水の深さは植物によって変化させ、ナガバノモウセンゴケが1番深く鉢の2/3程を、つぎはモウセンゴケで1/3を水のなかに浸けますが北方性のため暑がるのでエアレイションして水を動かすか水を冷たく保つとかの工夫をするとよいでしょう。ナガバノイシモチソウ、コモウセンゴケは1cmほどに腰水します。イシモチソウは深鉢に水はけ良く植え成長期にほんの少し肥培すると塊茎が大きくなります。腰水はしません。どの種類も空中湿度を十分保つと粘液もたっぷり出てきれいです。


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