いちじくの剪定について
katsu
【東北】
2006/07/02(日) 00:36:35
沈丁花の問題がまだ解決していないのに、すみません。
上記、季節はずれの質問ですが、御願い致します。
ビオレッタというコンパクトであるといういちじくの苗を購入し、庭に植えました。高さ1.5m以上あり、90cmくらいと1.3mくらいのところで、2本ずつ枝を出しております。枝先には小さな実がついています。
いま心配するべきはこの実をどうすればちゃんとそだてられるのかなのでしょうが。
いちじくの剪定についてネットで検索すると、苗の30から50cmのところで一度剪定し、枝別れさせ、その次の年にその枝の元から数十cmまでまたきりもどし、また枝別れさせ、3年で20本の枝に仕立てるとありました。
このビオレッタはコンパクトで耐寒性が強いということで購入しました。しかし今の姿ではすでに苗木の段階でコンパクトではないのです。
私はこの木をコンパクトに管理したいのです。これから、来年の春先、30cmの状態まで切り込んで大丈夫なのでしょうか。あまり年数がたった枝はいちじくは芽吹きが悪いのでしょうか。
また接木苗で、きりもどすと台木の芽が出てくるなんてことはないでしょうか?
どうか御相談いただけますように御願い申し上げます。
りっこ
【関東】
2006/07/02(日) 01:33:07
ビオレッタはドイツうまれのイチジクでコンパクト仕立てができ、耐寒性があるようですね。仕立てかたはいろいろありますよ。樹勢がつよくないので一般的な杯状したてがよいとおもます。他の品種なら鉢植えも難しいようですがこの品種なら大丈夫のようです。おそらく購入苗は2年生以上と推測しますので切り戻さないほうが無難です。棒苗ならできますが。通常購入苗は棒状のときは90cm苗でも50cm程度に切り戻してから植え付けます。折角伸びた苗を切るのは勇気がいりますがその後の生育がうまくいくようです。又、2年生苗で枝葉が出ているときは枝葉のみ1/3程度きり戻して植えつけます。既に購入されて実もついていますので冬に今年出た枝を3芽ほどのこして剪定されたほうが良いと思います。庭植えですから高くても不便は無いと思いますが、どうしても地上50cm程度できりもどしたいのなら購入元に確認されるのが一番よいです。イチジクなのでおそらく大丈夫だと思いますが、東北は暖地の当方とは気候的に環境が違いますのではっきりとはわかりません。又挿し木しようとしても登録品種なら出来ませんのでご注意ください。
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2006/07/02(日) 07:15:25
>庭に植えました
いつごろですか。今年3月とか一昨年秋とか。
>90cmくらいと1.3mくらいのところで、2本ずつ
その4本を主枝にしていけばよいと思います。
イチジクの販売苗は、すべて挿し木からでしょう。
タキイ2005秋には、バイオレッタは種苗法登録申請中の品種とあります。しかし、家庭園芸の範囲で自家繁殖して代替品を作るのは、問題ないはずです。
育成者権関係は、次に載せました。
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/graft/law.htm
りっこ
【関東】
2006/07/02(日) 12:18:39
お住まいの環境は大丈夫ですか。タネツリさんがご質問のようにもし、昨年秋に植えられたならおそらく今後も越冬に問題は無いように思いますが、今年の春植えなら冬が問題ですね。仕立てよりも重要です。タキイでは北海道、東北では栽培が難しいかも?と注記があります。もし、今年の春植えなら防寒対策をしっかりされたほうが良いでしょう。不可能なら鉢植えを薦めますね。趣味での自家繁殖は大丈夫のようなので少し挿し木して、予備にもたれたほうがよいです。かなり高価なイチジクですね。ホワイトゼノアでも樹上で秋近くのものは糖度23度にもなるのがあります。まるで砂糖です。ビオレッタはそれ以上の美味しさでしよう。頑張ってほっぺたが落ちるような美味しいイチジクを育ててください。タネツリさんイチジクの接木もありますよ。当方のロードスは接木です。
katsu
【東北】
2006/07/03(月) 10:46:24
うえたのは6月でこれも季節はずれです。
ビオレッタの他の会社にのっているものは挿し木苗とありましたが、これは記載がありませんでした。こういうパテント品種は繁殖はあっちこっちではやっていないので、きっとこれも挿木苗なのでしょうか。きっと棒苗から一年たったので枝分かれしているのか?枝分かれした枝の基部が木質化しています。となると昨年の春が棒苗状態だったのかと想像しました。
きいてみればいいでしょうかね。結構おおきなインターネット通販です。
何年かたった枝でも、いちじくは芽を吹くものではあるけど、この品種でそうかはわからない、あとは冬越しが心配というのがりっこさんのおっしゃりたいことでしょうか。
冬越しはやってみなければわからないですが。。。きっと大丈夫と思っています。耐寒性が弱いとされるクチナシもアルストロメリアもヒイラギナンテンチャリテイーもなんとかそだっていますので。。。。。
挿木や剪定の方法を書いた本はないでしょうか?NHKの趣味園栽培12ヶ月にはいちじくはないようでしたが。。。。。
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2006/07/03(月) 23:34:28
>いつごろですか。今年3月とか一昨年秋とか。
>うえたのは6月
昨年のですか。
>きっとこれも挿木苗なのでしょうか
そう思います。接ぐのは、例外的で、特別に母本が少ない場合でしょう。接ぎ木苗なら、よく観察すれば、幹に不自然な跡が見つかります。
>挿木や剪定の方法を書いた本はないでしょうか
『イチジク−営利栽培の実際ー』(大野敏朗著 農文協)を持っていますが、絶版のようです。図書館で検索してみてください。次をご覧になりましたか。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1913/engei/itijiku-sasiki.html
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1913/itigiku/itigikusentei.htm
☆有機菜果種吊*Suginami*TOKYO☆
katsu
【東北】
2006/07/06(木) 09:59:02
[[解決]]
タネツリ様、リンク御教え頂き有り難うございました。
通販の方から連絡をもらいました。挿木苗とのことで、強く切れるかについては、販売元に問い合わせるということです。ドイツに問い合わせるのでしょうか?この品種(苗)でも頂芽優勢性というのでしょうか、下の方の枝より上の方の枝がどんどんのびて実もたくさんつけています。下の2本の枝だけにしてみてもよいのかもと、考えました。上に向いている枝がどんどんのびる頂芽優勢がつよいので、切る場所にはきをつけてとベツスレにもありましたね。わきの芽をのばし、てっぺんの芽はのばさないようにすると理解しています。
また連絡がきて不思議なことがありましたら報告させて下さい。ありがとうございました。
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