シャフレラに付くカイガラムシ

[園芸相談センター]の過去ログです

Emma 【外国】 2006/06/15(木) 00:13:41
こんにちはカイガラムシについてですが、何度掃除しても、拭き取っても発生してきます。置いているのは明るい室内で蟻も居ない状態ですが、気がつくと葉の裏にカイガラムシがついています。そのままにしておくとカーペットがねばねばするので葉を何時も拭き取っています。見たところ足もないようですが、どうして生まれてくるのでしょう?何もないところに沸いてくるのでしょうか?不思議でたまりません。今は暑いので外のポーチに置いて有ります。日陰で風も良くとおりますがやはり虫はわいてきます。発生のプロセスがわかったらもう少し防げるかなと思っているのですが。

deepsea 【東北】 2006/06/15(木) 02:31:46
もう少し栽培環境(用土とか肥料の種類)がわかればいいのですが。
居住地も何処なのかで、答えが変わってくることもありますね。

一般的には、用土に堆肥やピートモスを混ぜていたり、肥料に化成肥料ではない、貝殻などがまじったものを使うと虫が発生しやすいですね。これらにそういった虫の卵が混入していることはよくあります。もしそうでないとすれば、外においている時に、卵を産みつけられたのでしょう。

用土がいつもジュクジュクして水っぽくないですか?(通気性が悪い、水の与え過ぎ?)
また植え替えを数年していない状態ではないですか?

いずれにしても、清潔な、水はけの良い新しい(未使用の)用土に植え替えする必要が有ると思います。もし入手できるならですが、赤玉土ベースでバーミキュライトを少々混ぜたものでいいと思います。

用土の中に虫が大分入っているようなので、植え替えの際に土は全部落としてもいいです。シュフレラは葉が数枚あれば、枯れかけの状態からでも再生は出来ますので。ある程度背丈が有るなら、途中で取り木(挿し木)したほうがベターです。

肥料は化成肥料系に切替えること。元肥はやめて、プロミックなどの置肥(油粕は駄目)、アルゴフラッシュなどの液肥に切替えるのもベターですね。

外に置く場合は皿を置くことも忘れずに。外で産みつけられているような気がするので、できれば外に置かないほうがいいと思うのですが...

これでも絶対に虫が発生しないとはいえませんが、大分改善させると思います。

こんなところでしょうか。参考になれば。

Emma 2006/06/15(木) 09:01:18
ありがとうございます。そう言えばここ数年植え替えしていません。早速おっしゃるような土を探して植え替えます、が真夏でも良いのでしょうか?背丈は120cmくらいです。水遣りは乾ききってからやるというような感じでどちらか言うと乾きすぎかと思っていました。肥料に関しては有機肥料はやっていません。ハイポネックのようなものか液肥を偶にやるくらいです。
植え替えは必至のようですね。外に出す前葉が落ちてきました。それで光量不足かと思い外へ出したわけです。
本で写真と合わせて見ると(SCALES)と書いてあり種類は多いです。我家のは茶色でうろこのようにくっついています。拭くと赤い汁が付きます。
見ていないときに土の中からはいあがって葉にくっつくと言う事でしょうか?
うろこのような生物が動くとは信じがたいのですが、気がつくとくっついているので不思議でたまりません。
住んでいるのは中央テキサスで今年は異常気象で暑いのですが、四季のある気候です。

deepsea 【東北】 2006/06/15(木) 22:37:00
テキサスですか...日本で言うと鹿児島とかあたりの気候で考えればよいのかな。

うーん、赤玉土は日本のものですからねぇ、用土が売ってるのかなぁ...。

現地の事情はわかりませんが、観葉植物用の培養土(同等のもの)でもいいとは思いますよ。ただこれらには腐葉土とかピートモスが混じっていると思うので、虫は撃退できないし...。

清潔、ということであればセラミスとかハイドロボールに植え替える手もあるんですが、果たして有るのかな。

植え替えは本当は春がいいのですが、夏でも構いません。植え替えをすると根にダメージがあるおですが、夏は成長期ですから回復が期待できます。むしろ、虫をほおっておくほうが問題です。

なお、シュフレラはてっぺんの方が元気であれば下の方の葉が落ちても元気ではない、ということにはなりません。成長してくると下のほうから幹が木化してくるときには落ちてしまうようですので、問題有りませんん。シュフレラにとっては日光は多少不足気味ではあるんでしょうが、そもそも耐陰性が有るので無理に外に出さなくてもいいです。むしろ外に出して害虫を拾うほうが問題。

>見ていないときに土の中からはいあがって葉にくっつくと言う事でしょうか?

虫は詳しく有りませんが、そういうこともあるし、そもそも用土の中にいた、ということも考えられます。

ぽー 【関東】 2006/06/17(土) 00:16:57
こんばんは。カイガラムシと長い付き合いのぽーです。(^^;)

カイガラムシにもいろんな種類がありますが、土の質とは関係ないですよ。
土植えだろうがハイドロカルチャーだろうが、戸外だろうが室内だろうが、日照や風通しにもほとんど無関係に、あいつらはやってきます。(><)
deepseaさんは、ほかの害虫と混同してらっしゃるのではないでしょうか?

>発生のプロセスがわかったらもう少し防げるかなと思っているのですが。
う〜ん、私もあんまりよくわからないのですが、とりあえず↓
http://www.afftis.or.jp/kaigara/top.html
この「生態」のところを見ると、種類によっては♀が1匹やってきただけで、ずんずん増殖することがわかりますよね。

Emmaさんちのシェフレラについているカイガラムシは、退治したあと別の虫が繰り返しやってきている、のではないと思います。最初のが退治しきれていなくて、生き残った卵や幼虫が、気がつけばまたかなり繁殖している。その繰り返しではないでしょうか。
防除については、上のサイトにも出ていますが、とにかくヤツラはシツコイです。そう簡単に、いなくなってくれません。
薬だって専門の薬じゃないと効かないし、そもそも成虫は固い殻をかぶっていますから、薬も届きにくいんです。(幼虫になら効きます)

うちでは大きく2種類のカイガラムシが発生しましたが・・・
イチョウの植木についた、茶色くて大きなウロコ?みたいなカイガラは、退治するのにまる2年かかりました。
室内の観葉植物やベランダのあちこちの鉢に発生するコナカイガラ(?たぶん)は、もう3年来の付き合いです。根治できません。ただ、私のほうもシタタカになってきたので、発生しても被害が小さいうちに見つけて対処するようにしています。(それでも秋になると、1つ2つはこいつのためにお星様になる鉢があります)

Emmaさんの対処法は、水拭きするだけですか?
それではなかなか、完全には追放できないのでは・・・。葉脈の筋などに、目に見えない卵や幼虫が残っちゃうんじゃないかなと思いますよ。
シェフレラなら強いシャワーが使えますよね。鉢をスーパーのレジ袋などに入れて口をしばり(土がぬれないようにするためです)、葉を拭き取ったあと、シャワーで葉の表も裏も、枝も、洗い流してください。古歯ブラシなどでこすり洗いすれば、もっと安心かも。
そのあと、日本でしたら今ごろ孵化する幼虫もいるので、薬をまいておくとかなり安心なのですが・・・。

これくらいやっても、再発することがあります。
見つけたらまた叩く・・・の繰り返しですね。わが家の茶色いカイガラは、その方針で2年でやっといなくなりました。
コナカイガラのほうは、目で見える範囲のを撃退しても、どこかで生き延びていて、スキあらば発生してきます。植物体で生き延びるとは限りません。うちではベランダのフェンスの鉄棒や、ハンギング鉢のチェーンなど、金属にへばりついて越冬していたことさえあります。
気長に頑張ってください。

なお、植物名はシャフレラじゃなくてシェフレラ Schefflera です。

Emma 2006/06/17(土) 10:36:25
[[解決]]
うわ〜〜すごい。カイガラムシの生体見ました。私の知りたかったことが全部載っていました。まさに写真の虫でした。しかも2種類もいます。もう1種類はコナカイガラムシ、今年初めて庭に発生しました。何かしらと思っていたところです。昨年は暖冬で、しかも早春雨が少なかった。簡単に考えていましたが、庭のほうはかなり深刻に考えないと大変なことになりそうです。ぽーさんと同じく私も戦うことにします。ありがとうございました。

ぽー 【関東】 2006/06/17(土) 11:46:50
あらら、コナカイガラも発生しちゃいましたか!
アメリカにもいるんですね・・・(T。T)
コナカイガラは成虫がノソノソ動き回ってあちこちに飛び火するので、ほんとに厄介です。数が少ない今のうちに、叩けるだけ叩いてくださいね。

http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/navi/gaichu06.html
このサボテンやセントポーリアの写真をクリック・拡大すればわかるように、コナカイガラは白い綿みたいな巣をつくります。このなかに、卵や幼虫(時には親も)が保護されているので、とにかくこれを徹底的に取り除いてください。
葉の付け根や枝分かれしているところによくつきますが、数が増えると、葉裏に葉脈に沿って並んでいたりもします。

実にさまざまな植物につきますが、うちで一番人気(?)は、つる植物です。
ペチュニア・ポーチュラカ・ニチニチソウなど小さくて柔らかい葉がたくさんつく植物も要注意。
乾燥気味に管理する多肉やハーブにもつきますので、油断しないよう。毎年きれいな花を咲かせていた5年もののセージが、コナカイガラのために死んだときは、私ほんとに泣きました。

時期的には、日本でしたらいまごろから発生し始め、夏の間もじわじわ広がりながら潜んでいて、秋の長雨のころ爆発的に増える気がします(過去3年間、毎年そんな傾向でした)。
ご健闘を祈ります。


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