土のお手入れ

[園芸相談センター]の過去ログです

もぐら 【九州】 2006/05/04(木) 14:45:31
鉢や花壇にバラなどを育てています。最近、花びらの中にコガネムシがよくいるのに気づき、オルトラン水溶液を撒きました。また、土にもオルトラン粒剤をまきました。定期的に木酢液なども撒いてます。
そこで質問なんですが、土の定期的なお手入れ方法ってあるのですか?
病害虫予防につながるお手入れ方法があれば お教えいただけないでしょうか?
よろしくお願いします。

たちつ 【近畿】 2006/05/04(木) 15:19:31
毎年又は隔年に、土を新しくするか、寒波・天日干しして腐葉土を混ぜれば良い。地表にマルチングして、雨の泥除けをすれば良い。

黄金虫など飛来害虫は、防虫ネットを張るか、付近一帯をこまめに除草・清掃・消毒する・テデトールしかない。一番腹が立つのは、蕾や花弁を齧られる。 (^_^;)
大輪咲きは雨傘も必要。花に雨水がたまって、お辞儀をしてしまいます。(^_^;)

R・ひろき 【関東】 2006/05/04(木) 16:13:03
 こんにちは。
 土とその周辺のお手入れということで、いくつか書きます。
(1)ハダニ対策
 雑草を抜いたら、その場に放置せず、必ず袋に詰めて捨てます。袋の口は、すぐにしっかり閉じて、捨てる(あるいは焼き捨てる、堆肥用に積む)までは、袋の底を上にしておきます。
(2)黒点病対策
 黒点病を防ぐには、厚くマルチングをします。このとき、腐葉土でやりますと、窒素分がありますから、花の時期などは乱れることがあります。バークチップや酸度調整済みのピートモスを積みます。
 捨てる、積むを繰り返すのですが、タイミングは、黒点病が多く出たときに捨てて積み直す、冬に捨てて積み直すなどの方法があります。
 マルチングにも色々目的がありまして、黒点病対策に限れば、こんなふうです。根を暖めるということが必要な場合は、春の一時期、取り去ることもあります。
 黒点病やハダニ対策では、マルチングは鋤き込まず、捨てますが、目的が土への有機物補給の場合は、そのまま鋤き込んで、新しいものを上から載せます。(この場合、ハダニはまず確実に翌年に繰り越しします。)
(3)コガネムシ対策
 これといって決め手はないですが、早朝の鈍いときに花ごと切って捨てたり、根元のマルチングにパーライトを混ぜたり、トラップを吊したりします。でも、大量にやってくる地域では、すべては無駄という話も聞いております。一例ですが、庭を網で覆うかたもいらっしゃいます。
(4)スリップス対策
 スリップスは、幼虫がサナギになって地面に落ち、浅い土中で成虫になったあと、飛び出してきて、また花にたかります。(花のスリップスの場合) いろいろな種類がいるので、一律にはこうといえないですが、バラによくつく黒いものでは、たくさん居る花は満開になる前に切って捨てたり、地面を浅く削って捨てたりします。満開を過ぎた花をつけっぱなしにしておくと、大量に増えてきます。
(5)コントウガンシュ病対策
 これは諸説ありますが、私の場合は、ガンシュが出た土は熱湯消毒して隅に積みます。しばらくバラには使いません。
(6)アブラムシ対策
 対策ということでもないのですが、通路に銀色の農業用シートを敷いています。大変に見てくれが悪いですが、飛来が多少でも防げるかと思います。(本当に飛来が減っているのかは調べておりませんが。)
(7)灰色カビ病対策
 灰色カビ病は、枯れた部分に寄生します。地面の上に、花がらが落ちていたりしますと、そこで増えてきますから、地面の掃除をします。
(8)枝枯れ病対策
 というほどでもありませんが、これもまたいろいろ考え方はあるのですが、バラの剪定した枝などは、すべて捨てるようにしています。砕いてバラの根元に返すかたもいらっしゃるのですが、私の場合は、すべて拾って捨てます。

もぐら 2006/05/06(土) 00:37:50
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たちつさん R・ひろきさん ありがとうございました。また、返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
お教えいただいた対策を参考にさせてもらいます^^
またわからないことがあったら よろしくお願い致します。


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