バラのマルチングは必要?

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ちぃ 【九州】 2006/04/18(火) 11:18:45
今年初めてバラを育て始めた初心者です。
大苗を鉢植えで育てています。置いている場所は東向きのベランダで、今の時季だと午後1時ぐらいまで日が当たります。
チップでマルチングをしていたのですが、チップを裏返してみるとカビが生えているものがいくつかあり、すべて捨てました。初心者向けの本などではマルチングは必要とあるのですが、暖かくなれば必要ないと書かれているものもあったりで結局どうすればよいのかよくわかりません。
どなたかよろしくお願いします。

たちつ 【近畿】 2006/04/18(火) 12:38:19
これだけは、好みと流派ですね。
冬は、防寒断熱・寒風防止効果・・・敷き藁だけでも随分とちがいます。ススキなどは自分の枯れ葉で新芽を守っています。
夏は、直射日光照り返しによる地温の上昇を防ぐ為の断熱や土の乾燥防止。ところが茎葉の茂り状況で、株元が日陰になるので不要な場合もあります。
又一方の考え方として、マルチング材が病害虫の温床・病害虫にとって寒暖の防ぐ、快適環境にもなります。
どちらが良いかは、栽培者の好み。どちらも一長一短です。
この辺の説明が無いので、本の内容もイロイロと表現され、(・・?と成ります。 本の内容は、「絶対」ではなく、「参考」「一例のサンプル」です。著者といえども、本に書いてある全ての植物を育てたことがあるわけでもありません。人生も足らないし・場所もない。まして最近はゴーストライターもあります。ただ本は、沢山の人が編集・チェックしているのと、氏名や所在が明確で権威もあるので、軽率な内容ではない。信頼性も高い。しかし、内容は、一般的な平凡なものになる。
ネットサイトは、前述の様に、チェック機能や責任の所在がはっきりしていない・規模が小さいので、写し間違い・書き間違い・省略や脚色や環境設定も曖昧になっている。ちなみに、本は特別な表示が無い場合には、環境設定は東京基準です。言葉・単語もある程度決まっている。
ルールがある。いや あった。

マルチングがもっとも簡単な方法ですが、薔薇は近親相姦(原種は数種類)で品種改良されているので、病害虫にとても弱い。又一度病気にかかれば、中々治らない性質もあります。
品種改良は、元が一定なので、何か良い性質を残しその良い性質を発展させれば、その分だけどこかが弱くなる。まさに薔薇などは、人に都合が良い分だけ改良されているので、病害虫に弱い事を代表として、解らない弱さも極端に沢山あります。人為的究極の植物群と思います。
一般的に、花の大きいものは、果実が成らないか、果実は小さい。果実の大きいものは花が小さい。花が大きくて、果実の大きいものは、ドラゴンフルーツ程度。
長所だけで、欠点も補おうとすれば、遺伝子組み換えで、他の植物から部品を貰わないと仕方が無い。といってもまだまだ、覚醒されていない薔薇の遺伝子も沢山あるでしょうが。

どなたか、根がホクホクの芋で、茎がスパイスで、葉が野菜で、花が豪華賢覧で、果実が大きくて美味しい、香りは消臭香良効果が絶大で、薬にもなり、手間隙要らずに、成長は早く、テーブルの上で良く育つ薔薇を作ってください。CGの世界ですね。 (^^♪

katsu 【東北】 2006/04/18(火) 12:56:00
バラのマルチングの意味は、土のみずやりによる跳ね返りによる黒点病予防というのが結構重要だった気がします。ほかにはいかがでしょう。
水やりを丁寧にやればそのことに関してはマルチングは不要といえそうですけどね。
マルチングはもともと腐って土になってしまうことを期待してやっているようなこともありますよね。
でも鉢植えの場合、まめに植え替える必要があるから、結局いい土をいれることになるから、これもあまり意味がないですよね。
うーん、バラが好きな人はたくさん居るのでいろいろ意見があると思います。
私も初心者ですし、みなさんのご意見をききたいです。

R・ひろき 【関東】 2006/04/18(火) 14:59:20
 こんにちは。
 マルチングについては、人それぞれなのです。
 私の場合は、酸度調整済みのピートモスにパーライトを混ぜて敷いています。
 マルチングの厚さも人それぞれです。薄い人もいれば、厚い人もいます。私は薄いほうです。
 いつ取り去るかも、人それぞれです。私は初冬に捨てます。さほど寒くない地域なので、冬は土をむきだしにしています。

 いろいろあるのは、マルチングの目的が、人によって違うからだと思います。

 黒点病予防にしたいときは、梅雨時に厚くしたり、ふだんから厚く敷くと思います。
 真冬に根を守りたいというときは、冬場もマルチングしてあると思います。
 害虫を集めて捨てたいと思うときは、初冬に、はがして捨てます。
 害虫は残ってもいいから有機物を補給したいときは、初冬にすき込みます。
 寒さ予防の場合で、春先は地面を日光にあてて暖めたいときは、春先は取り去ります。このへんは、お住まいの場所の気候によります。
 有機物の補給の一環にする場合は、取り去らずに、薄く残します。
 外見が良いということでは、チップ類です。
 有機物の補給ということでは、牛糞やピートモス、冬にすき込みたいというときは、稲藁を敷くこともあります。
 コガネムシが来るというマイナス点もあります。

 マルチングは、目的しだいかなと思っております。

 追記で脱線なのですが、蕾が大きくておいしく、ピクルスになるようなバラもあればいいですね。夏場蕾を摘んでいるのですが、どうももったいなくて。

gardenfan 【近畿】 2006/04/18(火) 20:25:27
ちぃ様

>チップでマルチングをしていたのですが、チップを裏返してみるとカビが生えているものがいくつかあり、すべて捨てました。

本当に黴でしたでしょうか? チップというのがバークチップなら多分黴だと思いますが...
我家のバラの鉢植えですが、ボカシ肥料を鉢の端っこに置いたものを部屋に入れた途端、白い黴みたいになりましたが、これは多分有効細菌の塊だと思いました。

katsu様
>土のみずやりによる跳ね返りによる黒点病予防というのが結構重要だった気がします。ほかにはいかがでしょう。

潅水は自分で注意すれば良いだけですが、雨はそうはいきません。

高層マンションのベランダで雨が当たらない状況なら潅水に注意するだけで、マルチは必要無いとも思いますが、ひろき様やたちつ様の言われている通り、目的によって解釈が違ってきます。
黒点/夏の乾燥/冬の防寒そして黄金虫の幼虫のベスト環境

ちぃ 2006/04/19(水) 18:00:29
[[解決]]
たくさんの助言をいただき、本当にありがとうございます。
とても勉強になりました。プラスの面とマイナスの面があるということですね。カビを発見したときのショックを考えると、マルチングはやめておこうと思います。何より、コガネムシ!(>_<)大嫌いなので同居するのは遠慮したいです...
脱線しますが、ハーブティーのバラをホワイトリカーにつけると、とっても綺麗な色で、香りもgoodです。生の花びらでもできるかどうか、無事に咲いたら挑戦してみようかなと思っています。つぼみのピクルスがあったら、とってもおしゃれですね。とげをうっかり食べたりしたら大変ですが...(^_^;)


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