ポットから出した苗に巻きついている白い根

[園芸相談センター]の過去ログです

ゆっこ 【近畿】 2006/03/26(日) 23:41:25
本当に初歩的な質問ですが、パンジーの苗をポットから抜き出したら、糸のような根が不織布のように巻いていました。植える時はそのままで良いのでしょうか? 

クライマー 【近畿】 2006/03/27(月) 00:55:05
  鉢穴の周りに固まってるのは、取ってください。
側面にあるのは、爪で軽く引っ掻いておしるし程度ほぐして下さい。
 ついでに苗の枯れた葉っぱもお掃除してから植えて下さい。残しとくと病気の原因になります。
 大きな鉢のど真ん中に植えると根まわしに力を使ってしまうので、1まわり大きいぐらいの鉢か、根が鉢の側面に触れる端っこに植えるほうが株がよく育ちます。

ゆっこ 【近畿】 2006/03/30(木) 16:27:09
クライマーさん、ありがとうございました。
早速、アドバイスしていただいたように植え付けを致します。

たちつ 【近畿】 2006/03/30(木) 19:17:52
クライマーさんの植え方が、丁寧派で多くの方が採用しています。
又絵札解説書にもそのように書いてあります。
 欠陥は、ルーピング(根巻き現象)といって、根が中々横に生え育たない。ポット土と新規用土の、保湿が馴染まない。結果的に、潅水すれば、根土がジュクジュクの新規用土がカラカラとか又はその逆になりやすく、根腐れ突然死になりやすい。
 長所は、植え付け時の萎れが少ない。
   遠足気分。行きはワクワク 帰りはグッタリと疲れました。

そこで、粗雑派の私は、ポット土の底を半分や4つ割りに、根をブチブチと引き裂き、八の字状にビャーっと広げて植えつけます。
当初は多少弱りますが、その後の成長が大きく育ち丈夫になります。潅水管理も楽。
特に秋植え・初冬植えのパンジー・ビオラには、断然お勧めします。
   予防注射気分。 行きはコワゴワ 帰りはニッコリ・頑張りました。
 と 人それぞれ。

クライマー 【近畿】 2006/03/30(木) 22:37:54
しつも〜ん! ガーデニングの先生が、『秋・冬は、根がかつどうしないので、ほぐしたらあかん」ってゆ〜た。そのとおりにしたら、ぜーんぜん根が出なくて枯れそーになったので、根を取って植えたら、生き返った。  地うえじゃなくてプランターでもたちつせんせみたいに、4つ割りにしても育ちますか?

たちつ 【近畿】 2006/03/31(金) 00:10:26
私は、常に割っていますが、今まで枯れたことは殆どありません。
地植も、プランターも、植木鉢も同じです。
唯 地植えの場合には、雨風に晒されるので、苗が小さいと生育が遅い。市販されている程度の大きさ前後の苗なら大丈夫。

種・・・発芽・・幼苗育成仮植え・・定植 と手順を踏んだ方が早く大きくなる。

種蒔きも移植も定植も、適期適温がある。それを逃せば、効率も落ちる。中には、生えない・育たないものもある。それを経験や感やメンテ保護をして、出来るだけ理想に近づける様に努力している。

今咲き続けている、例えば、プリムラマラコイデスなどは、年末までに、株を大きくしないと、葉が立ってしまって、苗が小さくても花が咲く。百合は、真冬に挿し木しないと根が出ない。菊は真冬に株分しないと、間に合わない。椿・サザンカは6月・サツキは花後の新芽時の若芽の小さいとき、薔薇は真冬に挿し木した方が失敗し難いと植物によりイロイロ。得て不得手も人によりイロイロ。
直播開花は、根が浅いので、倒れやすい。生育が弱い、遅い。
やはり、植えなおして、根を切ったり(植え替えれば必然的に根も切れる)、深く埋めた方が、最終的には、大きく元気になる。

毀れ種の自然生えなどは、箸で根を浮き上がらせ棒抜きしますが、枯れたことが殆どありません。偶に根が切れてしまって根のない苗もありすが、(根の無いまま植えつけますが)、挿し木したように根が生えてきます。

ケシ系は移植が難しい。慣れないと、土を崩せば殆ど枯れてしまいます。ケシでも1-2cmの苗なら、土がなくても移植ができる。4cmなら何とか可能。10cmならまずムリ。

鉢植えは、例え花が咲いていても、買ったら直ちに植え替えるのが、私流の考え方。植え替えた方が、一時弱りますが、その後の管理が楽。
ただし、球根・蘭などは、次の適期に植え替えています。

ルーピングに関して、庭木や樹木性の花の苗のポット売りは、植えつけるときに、根を解して、真っ直ぐにしてあげないと、そこそこ大きくなれば、生育障害が出る。根巻き苗は、そのままでもよい。
これが効率化重視のポット栽培の欠陥。
根を解して、真っ直ぐにしてあげないと・・・・・ということは、土を落として、根を切ったりするので、植え付けやその後1-3ケ月のメンテが重要となる。下手すれば枯れる場合もある。小さいときに枯れても諦めは付きますが、数年後に弱れば、(・・?と成る。更に、大きくなってから、再度植え替えすることは面倒。
私は、植木屋ではありませんので、そのよう植え付けをしています。もし植木屋なら、1年以内に枯れないように、スポっと抜いて、ポンと植えつけます。枯れれば文句も聞かなくては成らない。数年後にどうなっても文句は言わない。商売と客の心理や本音は別。これが植林とか自前の花卉なら、数年後の姿を優先して考える。 これが私の本音。

クライマー 【近畿】 2006/03/31(金) 09:22:07
たちつさん おはようございます お越しをお待ちしておりました
ゆっこさん そちらのたてられたスレで、わたしがこのように別の質問をしてしまうのは、ホントは マナー違反なんです。 ごめんなさい

私が、レスを返すとき一瞬悩むのは、「一般論・・本によくある記述」にすべきか、「無手勝式で何の学術的裏づけも無いけど、うまくいった経験だけある」にすべきか といったことです。

一般論にすれば、「何ヵ月後かには、今は良くても障害がでるかも、でも、それはきっと自分のせいにして、私(クライマー)を恨みはしないだろう」という

チキンハートな選択

考えてみれば、巷に園芸書はあふれているわけですし、ここに尋ねて来られるからには、書籍にはないサムシングを求めてられる訳ですから勇気を持って回答しなきゃいけませんね・・(裏づけは他の回答者にしてもらおっと)

 パンジーの大鉢作りに挑戦した今期は、秋口に小さい苗を求め、根をむしっては少しずつ大きな鉢に移していく作業をしながら「上は動かんくせに、根はちゃんと動いてるやん  ガーデニングのせんせ 嘘つきや〜」と思ってたのです。

テレビのオーラの泉じゃないけど 「シンクロニシティ」でした
ゆっこさん  こちらのサイトは深いです。 でもはまって損はありません。  

ぷーよん 2006/04/01(土) 04:58:33
こんばんは。
もう暖かくなってるので関係はないですが…。
パンジーを寒い時期に植えるときにはクライマーさんやたちつさんのおっしゃるように必ず一部でも白い根をほぐしてやらないと根付きません。
たぶん「ガーデニングの先生」は「パンジーは例外」って言い忘れたのでしょう(^^)。


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