姫りんご と びゃくしん

[園芸相談センター]の過去ログです

まる 【四国】 2006/03/17(金) 10:16:59
何気なく過去ログを読んでいて、愕然としました。

先日、家の北側にスカイロケットを3本、家を挟んで南側に姫りんごを植えたのですが、
相性が悪いんですか!?
ホームセンターなんかでは、けっこう近くに置いてありますよね・・・。

りんごの蕾が膨らんできて、とても楽しみなので、なんとかうまく育てたいのですが、家を挟んでいれば大丈夫でしょうか?
大丈夫でない場合、対策方法など、教えて下さい。

クライマー 【近畿】 2006/03/17(金) 10:53:31
  過去ログ見てきました。そんなこと全然知りませんでした!
昔住んでた家の庭にもカイズカイブキ・梨・りんご・桜があったのですが、家をはさんでカイズカイブキと対角に植えてある桜は病気知らずで20mほど離れてますが遮るものがない梨とりんごは、赤星病?でぶっちぶちで実はまともなものはついにみられませんでした。
 謎が解けた・・?興味津々でご一緒にレス待ち
 

たちつ 【近畿】 2006/03/17(金) 14:33:01
この場合の考え方は、人(林檎・梨・花梨・木瓜・街道)・鶏=宿主変異仲介(ビャクシン系・代表として、カイズカイブキ)・サーズ鳥インフルエンザ=単体独立生存不能宿主体内変異病原菌(赤星病・錆び病)等と置き換えて見れば良く解る。

本当は、木瓜も宿主と成りやすい。 姫林檎の接木の台木は街道が多い。 簡単に言えば、どちらか一つは捨てて諦めなさいということです。管理ができれば両方育てればよい。わが子が肺結核になったとしても、親は近づきたい。できれば添い寝してあげたい。他人なら一番に逃げる。少なくとも遠ざけたい。このようなもの。

植物の病気は、稲以外は、殆ど外見的名称・日本語で同名別人が多い。
菌核病・黴病・たまにウイルス病この3つで、話が終わる。
人や家畜・米は、労働者・食料で、原因解明と治療が急務だったので、比較的詳しい。それでもついこの間まで、腹痛・風邪・老衰・更年期障害・伝染病で、頓服・安静・隔離で済ませていた。米以外の植物は、腹が膨れるものでなし、枯れてもどうでも良かった。つまり「切り捨てる」ことが、最良の治療だった。今でもバラの病気には、この表現が多い。もともとから完治する薬はない。そこにきて、残留農薬の関係で、効果も弱い。抑制する薬が治療薬。鳥インフルエンザでも薬が無いので焼却処分・感染者や被疑者たる人は、殺すことができないので、減圧隔離する。

カイズカイブキは、赤星病に掛かり易く、庭木として、脇役なので、栽培者もあまり関心が無い。気が付いたときには、付近に病原菌を撒き散らしている。掛かりやすいのが、梨・・・・・木瓜ですよ。ということです。飛散距離は風通しや昆虫の行動範囲・飛行距離にもよりますが数百メートル以上。花粉や黄砂よりかはマシかもね。
 と考えます。

ラッキー 一発に、比較画像やより正確な説明サイトが引っかかりました。
http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/kohou2/database/ringobyogai/Rust.htm
くれぐれも、右側の画像は、花ではありませんので、見惚れないようにしましょう。  (^^♪

まる 【四国】 2006/03/17(金) 22:21:42
が〜ん・・・やっぱり良くないのですね(T_T)
カイズカイブキでなくスカイロケットでも、やっぱり同程度の被害なんですよねぇ・・・。

リンゴの方ではなく、びゃくしん側の予防&治療を頑張れば、なんとかなるでしょうか。
誰かなんとかなると言ってくださいーー!

クライマーさん、家を挟んでる桜は大丈夫なんですよね?ね?

植木屋 園主 [URL:http://members.aol.com/Oujien/] 2006/03/17(金) 23:23:02
>が〜ん・・・やっぱり良くないのですね(T_T)
私の住んでる隣町が梨の生産が盛んなんですが、その町の土地を少し購入したときにはビャクシン類は植栽しないと言う誓約書を書かされ、やっと農業委員会の許可が下りました
けどその町内でカイズカイブキの生垣など結構見るんですよね┐(´-`)┌

>びゃくしん側の予防&治療を頑張れば
梅雨頃の雨の「前,後」を気をつけて!
私のところもシャリンバイを生産してますがコレも赤星病は付くんですよね
っと近くにはスカイロケットなどのビャクシン類もあります

>家を挟んでる桜は大丈夫なんですよね?ね?
飛散距離はm単位じゃないみたいです何km以上でしょ!
先ずはビャクシン類に予防散布を集中的に!

クライマー 【近畿】 2006/03/18(土) 02:22:59
桜は、いちおう大丈夫・・だったのですが、当時の並びを思い出してたら(地震前の、今は区画整理で全然違う)  カイズカイブキがほとんどの家にあった!  生垣をイブキにした家も半径1kmに・・何10件あっただろう・・たちつさんの示してくれた画像の胞子のお花もよそんちで見かけたような記憶が・・オレンジゼリーのようなきのこのような物体     恐ろしい地域におりました!

 自分とこに病気なくても、消毒しててもこれじゃどこからきてもおかしくない  てことは、まるさんの姫りんごは、スカイロケットを引っこ抜いても、ほかからやって来る病気から100%守れない・・その条件は結局すべての姫りんごを持つ人は平等に ありますよね
 インフルエンザが流行するというニュースを聞いて、
1・予防注射をする人=ビャクシンを定期的に消毒する
2・ひきこもる人=ビャクシンを処分する
3・何もしない、おのれの免疫力を信じる人=ほったらかし

 1 が100%かからないという保証はどこにもない だけど3よりはまし  3が100%かかるかと言うとそんなこともない  2の処置をすればかかるパーセンテージは下がる
・・てな認識でよろしいでしょうか

ぽんた 2006/03/18(土) 05:57:40
ビャクシンさび病と赤星病が相互に中間宿主になる件ですね。
他の皆さんがおっしゃっているように非常に離れた場所でも宿主の異動は起こります。
植木屋園主さんがおっしゃっているように梨栽培が盛んな自治体ではビャクシン類そのものの栽培自体を禁止しているところも結構あります。
逆に言えば地域全体で取り組まねば被害防止には殆ど効果はありません。
隣同士に植えていて今現在、たちつさんの参考サイトにあるゼリー様の胞子嚢或いはそれがミイラ化したものがたくさん付いているとの事ならば問題があるでしょうが、家の表と裏程度に離れていればコニファーが1本有ろうが無かろうが「出るときは出る、出ないときは出ない」ということです。
赤星病そのもので木が枯れたりはしませんので安心しろとは申しませんがもう少し来気楽に考えられた方が良いと思いますよ。

ぽんた 2006/03/18(土) 06:07:09
書き忘れてました。桜に赤星病はつきません。

クライマー 【近畿】 2006/03/18(土) 09:14:09
  そうです!梨もりんごも枯れません、葉っぱは汚いけど花も咲くし実もぼろぼろでもなってました。調子のいい年、(植木屋さん来た年?)もあったと記憶してます。

まる 【四国】 2006/03/19(日) 13:09:22
[[解決]]
皆様、ありがとうございます。

km単位ということは、1軒の敷地内で一喜一憂していても始まりませんね。逆に、肩の力が抜けました。
とりあえずは、うちのスカイロケットたちが病気にならないように、予防することにします。処分は、余程の事がない限りはしたくないので。

木は枯れないとのこと、ちょっと安心しました。
いい年もあれば悪い年もあり。赤星病に限らず、園芸をやってると必ず感じることですね。

クライマーさんの梨やりんごも、頑張ってるんですね。うちの子にも頑張ってもらいます(^.^)
ありがとうございました。


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