プリムラを毎年咲かせるには・・・
佐々木 美貴
【東北】
2006/03/15(水) 16:21:27
冬になると,色鮮やかな美しさに惹かれ,毎年購入しています。昨年購入したもので,一つだけ今年も咲かせることができました。今年も何色か購入したのですが,花が咲き終わる頃,根腐れしてしまいました。なかなか難しいです。「関東以北では地植えでは越冬無理」と説明書きにあったのですが,実家(東北)では毎年,土植えで咲いています。越冬できる種類とそうでないものの違いなど,教えて下さい。
まお
【外国】
2006/03/15(水) 20:24:31
こんにちは。
プリムラといっても、数百種くらいあり、種類によってマイナス5度くらいまでなら大丈夫なもの、マイナス15度くらいで雪にうもれても大丈夫なもの、0度前後のもの、色々あります。
そのプリムラの原産国が分かれば、だいたい検討がつくかな?と思ったものの、同じ中国原産でも耐寒性が強いのもあれば弱いものもあるので、一概にはいえないようです。
ここですべてを書くのも大変なので、手に入りやすいものを2点あげておきます。
一番よく流通していて、耐寒性の強いものはプリムラのジュリアンやポリアンサ(ポリアンタ)です。
当地はマイナス10度以下になる日もある寒冷地ですが、晴れた日でも一日2、3時間の日照条件、ほとんど曇りのような環境下でも花弁の色が落ちる事なく花を咲かせています。
雪の下で花を咲かせていることも。
>なかなか難しい
ただ、耐寒性が強いものは一般的に夏の暑さに弱いものが多いです。上記2種もそうです。
花が咲き終わった後、やはり枯れることがあります。
鉢栽培なら、こまめに下の方の葉(よくカビが生える)を取り去り、過湿にならないように気をつけます。ちょっと乾燥気味にするのがいいです。おき場所は半日陰かそれ以下の場所で、風通しのよい蒸れにくい場所が良いです。
花壇などに直接植える場合は、できるだけ水はけのよい半日陰の場所がいいです。
問題は花が終わり、気温が上昇してきた時の蒸れ対策です。中国地方で上記の品種を3年だけもたせたことがありますが、やはり油断するとすぐ腐って枯れてしまいます。夏の間のおき場所は、ほとんど日のあたらない、うす暗い場所で、水を控えめにし成功しました。
>根腐れ
花が咲いているときに水を切らすのは厳禁ですが、いつもジトジトじめじめだとすぐ腐ります。鉢植えだと表面がしっかり乾いてからの水遣りが良いですよ。花が終わる頃から次の花のシーズンまで、水を控えめにするのがコツだと思います。
佐々木 美貴
【東北】
2006/03/16(木) 23:12:49
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まおさん、大変よく分かりました。ありがとうございました。
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