折れたオオテマリの扱いについて
りっこ
2006/03/10(金) 21:18:10
隣家との境にある駐車場においてある車が整備のため空き地になりすぐそばに植えてあったオオテマリ(径3cm高さ1mほど)が地上10cmでぽっぽりおれました。8割ほど裂けて2割ほど残ったので元通りしてひもでしばりました。このまま様子をみようと思いますが、地上から2本のヒコバエが40cmほどでています。ちかじか撤去しようと思っていましたが、事故があったので今後どのようにあつかったらよろしいでしようか?折れたのを切断してヒコバエを育てるなど...よろしくお願いします。尚、折った犯人は当家の43kgのゴールデンで隣の猫が時折侵入するため、追っかけていって当たったものと推測しています。通常は車があり、車の横真ん中あたりにありますので突進は手間で止めますが、空きのため一直線に隣家とのフェンスまで行ったようです。本人(犬)は知らぬ存ぜぬの態度です。
植木屋 園主
[URL:http://members.aol.com/Oujien/]
2006/03/10(金) 22:19:40
こんちは〜♪
オオテマリにとってはえらい迷惑な話でしたね、でも
ワンちゃんにとって久々に邪魔な車もなくなり、早めのゴールデンウイークが来たのかも?♪
冗談はさておき、本来のご質問ですが
ヒコバエが出ているとの事で、コレを仕立てるのが最良かと!
少し裂けた程度なら元通りにして紐で縛り癒合するのを待つ、でも良いと思いますが8割折れたとなると無理でしょう?
それで時期的には穂の採取が遅いのですが、試しに挿し木されたら如何でしょうか?
居住区が判らないのですが、芽は動いていますか?(膨らんでいるのが確認できますか?)
本来は1月下旬〜2月中旬に採穂して砂に埋蔵して3月〜4月に挿すのですが。
りっこ
【関東】
2006/03/10(金) 23:08:21
植木屋 園主さん早速のアドバイス有難うございます。今、懐中電灯で見てきました。枝に対で芽が付いています。未だ動いていないようです。丁度ネズミの糞のような大きさでしようか。色も枝よりちょっと濃い感じです。折れかかった枝と2本のヒコバエも同じ感じです。折れた先端の芽を指でとって見ますと、未だ生きているようです。挿し木にするということはヒコバエをですか?それとも本体のほうでしようか?
このオオテマリ以前に質問をしたことがあります。南側の風が強い場所から植え付け1年目に移植したものです。それから黒い小さな虫(うじのような虫)がつき、昨年も花がさきませんでした。あまり成長しません。日当たりも東北です。根は生きているでしようから気長に成長させたいと思っています。挿し木は是非挑戦したいです。千葉九十九里海岸の海辺(直線600mで海)です。よろしくお願いします。
植木屋 園主
[URL:http://members.aol.com/Oujien/]
2006/03/10(金) 23:53:42
東北〜北陸地方なら間に合うかな?と千葉では少し遅れ気味かな??
でも先の移植で芽の動きが遅いようにも感じられますのでダメ元で挿し方です。
>ヒコバエをですか?それとも本体のほうでしようか?
折れた枝が切り取るにしても捨てるには勿体無いからこの際試しという事で挿し木にしてはと云う事です、本体はヒコバエを仕立てます。
前にも書きましたようにオオテマリの挿し木は先に挿し穂を土(砂)に貯蔵して保管しておく必要があります!
これはオオテマリは日に当てていると根じゃなく葉芽にしかならないから
土(砂)に予め埋めて発根作用を喚起させる為です!
砂と限定しているのは粘質系の土だと埋蔵したのを芽が少し動き始めてから引き上げる為切れてしまうからサラッとした水分の保持出来る砂と限定してます
細粒でサラッとしてて水分も保持出来る土なら何でも良いです。
コレ↑に今すぐ折れた部分から先を切り取り、土(砂)に埋めてください(5〜10cm低度)
この時枝の一番上だけ少し地上部に出しておいてください、この出している芽で土の中の芽の動きを確認出来るように!
今月末〜来月中旬頃までに地上部に出している芽が膨らみ動き始めたら堀り上げて
挿し穂の調整です10〜15cm程度に埋めていた部分で元気の良さそうな部分(芽が少し伸びている所)を鋭利な鋏などで切り取り(切り口は斜めカット)
赤土?真砂土?ぼら土?の新しい物に挿して冷暗所で風が当たらない所に置き散水を十分に!
直射日光は少しでも当たるとダメです、当たる場合は寒冷紗など使用!
芽が成長し本葉がでて大きく硬くなったら粗挿し木は成功ですが
最低でも半年間は掛かります!
オオテマリはプロでも簡単に発根させるか丸っきりダメか
意外と気難しい所がある樹種です成功を祈ります。
りっこ
2006/03/11(土) 00:54:41
[[解決]]
植木屋 園主さん有難うございます。お蔭様で一瞬にしてプロになった気分です。すごいテクニックで腕がついていくかが問題ですが挑戦してみます。犬は挿し木を隣の猫にふみ荒らされないよう十分管理監督するよう言い聞かせて許すことにしました。後日ご報告させてください。
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