胡蝶蘭がしおれてきたよ
北村房美
【近畿】
2006/02/16(木) 08:19:26
1月に胡蝶蘭頂いて玄関においていましたが元気がなくなってきました花がしおれてきて、、、つぼみもありましたがそれもしおれてきました
寒さのせいかな どうしたらいいのかわかりません教えてください
お願いいたします
たちつ
【近畿】
2006/02/16(木) 14:07:09
コチョウランは、元々、インド、フィリピン、台湾など亜熱帯地域が原産地で、高さが10メートルもある樹木の枝や幹に着生して育つラン。(木の上に乗っかって生えている。ジャングルは、木が生い茂り、風が無いから育っている。風があれば、落っこちる。)
ジャングルとターザンが住んでいる様な?風景が似合う。
根を観れば解りますように、特殊な根を持っています。根から、水分補給するというより、株全体で、水分を吸収する。つまり、大気湿度が高く、明るく弱い光と、(偶には強くも射すでしょうが)、年中暖かく、昼夜の温度差が無い。通気があり、乾湿のメリハリがある。根は水分栄養補給の他に、呼吸もしている。現地では、気分しだいで年中咲いている。日本では、通常、花の少なく、部屋に閉じこもるので、冬の花扱い。四季と花芽成熟の因果関係もあるでしょうが。
他に、栽培農家の採算性(簡単に、綺麗に見せる)により、化粧鉢のなかに、栽培容器が入っている場合もあります。概ねクローン苗の花茎が短く、寄せ植えのお手軽価格のコチョウランに多い。これは、乾湿のメリハリ・保湿と通気に適さない。花期が長く、周年管理がやや難しいので、(切り花感覚扱いが多いので)許容範囲ですが、周年管理には、向かない。お店でも、コチョウランに限り、花が薄い紙で包んであるのはその為です。紙で包むより、包まない方が、より綺麗に見える。
根は白く張りがあればよいし、葉に色艶があればよい。その為には、大気湿度と暖かい恒温が必要。冬場は、暖房器具の利用の為に、大気の乾燥と苔土の過湿や温度の高低がめまぐるしく変動し、空気が淀むのが強敵。潅水するより、霧吹きした方が、良いかも知れませんね。この保護管理の熟練度で、栽培は簡単と言う人と、難しいと言う人に、極端に分かれる。冬の大気低温乾燥・土苔過湿と夏の高温強光等通年に渡り神経を使う超人気花。 と考えます。
ふりゃー
2006/02/16(木) 18:44:04
寒いんでしょうね・・・。それ以外に水の遣りすぎ、いろいろ原因が
あります。
普通の草花と同じに扱うとうまく育ちませんが、たちつさんが
おっしゃる現地での育ち方を参考にして、水遣り、気温、日照を
提供してあげると、わりと簡単に育つのです。
ポイントは、
年中有る程度の温度を保つこと
(現地の気候に合わせる)
レースのカーテン越し程度の日照を保つこと
(木の幹についてるので木漏れ日、が当たっている)
水は乾いたらたっぷり与え、流れ出た水は皿にためず捨てる
次の水遣りは植え込み材料がある程度乾くまで待つこと
(スコールが降るが、さっと流れてすぐ乾く)
(長期間からからにすると弱ります)
通常だと数日水遣りしなくてもよいので逆に楽です。
肥料分の少ないところに生えているので、微量な肥料分を効率よく
吸収する仕組みとなっており、普通の草花用の肥料は濃すぎることが
あります。また気温の低いときは肥料は与えません。
なお、根は空気に触れていることを好むので、通気性のいい素焼き鉢
に、鉢底用の小石などを多めにいれて育てたりします。
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