シラス土壌
あや
【九州】
2006/02/06(月) 20:52:40
ハナミズキ、エゴノキを庭に植えようと考えてますが、庭土がシラスです。
土は固い感じはしませんが、雨が降ってもすぐに浸透していくような感じです。
このような土壌にハナミズキとエゴノキを植えても育つのでしょうか？
何か有効的な改良材とかあったら教えてください。
ハッピ−マン
2006/02/07(火) 10:58:43
あやさん、シラス火山性の軽石が主成分ですから、水や肥料の歩留まりが悪いので、種類にもよりますが一般に花木の栽培用土としては不向きですね。鹿沼土の細粒（大きなものはつぶせばよい）と腐葉土を、シラス30％、鹿沼土50％、腐葉土20％を目安に根鉢を改良されたらどうでしょう。ハナミズキもエゴも毎年たくさん花を着ける樹木なので肥料もそれなりに必要です。また保湿性のよいパ−ライトのような資材を上記混合物に10％ぐらい入れる手段もあります。シラスは乾燥しやすく肥料落ちが激しいので根締めを兼ねて地面全体を葉物でグランドカバ−されると良いのではないかと思います。肥料も化学肥料ではなく、なるべく持続性の高い有機肥料を使いましょう。
pinetree
【九州】
2006/02/07(火) 19:04:59
お住まいは南九州ですか？雨で流れやすくなるため，純粋なシラスを宅地に使うような造成は長い事見た事ありませんが，シラス混じりの土壌なのでしょうね？
ハナミズキやエゴノキはよく解りませんが，特に肥料を必要とする植物以外で，排水に問題がないのなら，完熟堆肥などの有機物を入れれば大丈夫だと思います。目安は１ｍ四方あたりおおむね６kgです。完熟のものを使い，20cm程度掘り返して混和します。その後は年２kg程度が目安です。
手元の資料では，シラスのPHは6.4ですので，多くの場合酸度矯正の必要は無いと思われます。ただ，アルミナを多く含むためリン酸が固定されますので，普通の水溶性リン酸主体の肥料だと，リンが不足する事があります。有機物と一緒に「ようりん」を入れた方が無難です。
もし，純粋なシラス土壌なら，植え付け位置の深さ２０cm程度を，山土などと入れ替えた方が早いかも知れません。花や菜園などを作るのなら，煉瓦などを縁に使いベッドを作っておけば更に良いと思います。
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